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    【他人棒に】遠距離恋愛している間彼女が喰われる話 2 【寝取られ】


    11

    果歩はどうしようもなく、淫らな気持ちを抑えることができなかった。

    ふと部屋の時計を見る果歩。もう0時を回って日付が変わっている。

    明日は日曜だし、学校もバイトもないし。

    ――寝坊してもいいんだから――

    いつもなら眠りにつく時間、しかし眠気はまったくなかった。それは初めてこんなにも興奮しているからなのかもしれない。

    果歩はさっき見たDVDの中の女性が言っていたことを思い出す。

    『まずはタオルを準備して。これはもしかしてあなたのオマ○コ汁がいっぱい溢れ出てベッドやソファにシミができてしまうかもしれないから。気になる人は準備しておいてくださいね。』

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    果歩はタオル入れの中から薄ピンク色のバスタオルを持ってきた。

    『では始めましょうか。今日のあなたはとってもエッチな気分、今日はエッチな事だけを考えましょう、いいですか?』

    『それではまずは、今、あなたが身に着けているものをすべて脱ぎましょう。あなたは自分の部屋で生まれたままの姿になります、恥ずかしいですか?うん、恥ずかしいよね、でも恥ずかしいのが気持ちいいでしょ?ほら、脱いで。』

    果歩はゆっくりと寝間着のボタンをはずしていく。

    もうお風呂上りで寝る前だったのでブラジャーはしていない。

    ボタンをはずし終わり、寝間着の上をスッと脱いだ。

    透き通るような白い肌、そして白くてふっくらとしたDカップの胸の膨らみ、その頂には綺麗なピンク色をした小さな乳首があった。

    果歩は自分の部屋とはいえ、明かりのついた部屋で裸になるのは恥ずかしいという気持ちはあった、しかし服を脱ぐ手を止めることはできない。

    今はそれ以上に淫らな欲望が果歩の中で大きくなっていたのだ。

    上半身裸になった果歩は間を空けずに下の寝間着にも手をかける。

    下の下着だけの姿になった果歩は続いてその下着にも手をかけ、下におろしていく。

    ――ぁ……ヤダ、やっぱり濡れてる――

    水色の下着の底の部分には、果歩が自分でも信じられないほどの大きな染みがじっとりとできていた。

    その分泌量は、ネバァっとした濃い液体がパンツの底とアソコが離れる際には糸を引くほどであった。

    ・・・はァ・・・ハア・・・

    下着を足から抜き去り、椅子の上に畳んだ寝間着の上にちょこんと置いた。

    電気のついた明るい部屋で、一糸纏わぬ生まれたままの姿になった果歩。

    シミひとつない白くてスベスベの肌、美乳と言っていいほどの形の整ったバスト、ピンクの乳首。

    お尻、臀部は小ぶりではあるが、ふっくらと丸みを帯びて、その割れ目もラインも芸術品と言っていいほど美しかった。

    スラッといた細い足をもつ下半身、その中心の秘部には、大事な女の部分を守るように、薄っすらと狭い範囲に陰毛が生え揃っていた。

    果歩はいわゆる、秋絵のようなモデル体系ではなかった。

    しかし、まだ発展途上のまるで汚れを知らないような、ふっくらとした白い裸体は、見て興奮しない男はいないのではないだろうか。

    裸になったことで先ほどよりもさらに自分が興奮している事を感じる果歩。

    『裸になりましたか?あなたはエッチな女の子。今からたっぷりオナニーするために、あなたは自分で裸になりました。エッチですね。それでは部屋を薄暗くして、ベッドかソファに楽な姿勢で横になってください。タオルを準備していた人はお尻の下に敷きましょうね。』

    果歩はその指示通りに部屋を小さなオレンジ色の電球だけ点けた状態で薄暗くした。

    そして真っ白なお尻の下にタオルを敷いてベッドに寝る。

    あとで使うであろう、紫色のバイブレーターは手の届く場所に置いておいた。

    『いいですか?じゃあオナニー、始めようか。まず、目をゆっくりと閉じてください。』

    目をゆっくり閉じる果歩。

    これから始める自分の淫らな行為を想像すると、どうしようもないムラムラ感は増える一方だった。

    『ゆっくり深呼吸して。そう、ゆっくり……深呼吸はずっと続けて。』

    『頭の中を空っぽにしましょう。嫌なことも、辛いことも、全部忘れて何も考えないで。』

    シ〜ンと静まっている部屋。そこはもう現実とは別世界のような感覚に果歩はなっていた。

    他の事は何も考えないでエッチな事だけを考える空間。

    『それでは両手を胸に持っていきましょうか。そして、ゆっくりやさしくオッパイを揉み始めましょう。あ、まだ乳首は触っちゃダメですからね、ゆ〜っくり自分のオッパイ揉んで……』

    果歩はふっくらとした白い胸を自分の両手で揉みあげる。

    とても柔らかい果歩の乳房がムニュムニュと形を変えるのが卑猥だった。

    『気持ちいいですか?さぁ、オッパイが段々と柔らかくなってきましたね。そうしたら、もっと激しくオッパイを揉んでみましょう。男の人の大きな手に、激しくオッパイを揉まれるところを想像して。そう、もっと激しく。』

    ・・・ハア・・・ぁ・・・はぁ・・・ん・・・

    果歩は手の動きを激しくするにつれ、呼吸も無意識に荒くなってきている。
    果歩の頭の中では胸を後ろから激しく揉みまくってくる友哉がいた。

    ・・・友哉・・・はぁ・・・激しい・・・ン・・・ぁ・・・

    そのうちに段々と果歩の気持ちの中に、その胸の膨らみ・・・その頂点を弄りたくて仕方がないような気持ちが湧き上がってきた。

    ジンジンする・・・乳首がジンジンする・・・

    『乳首触りたくなってきた?では人差し指と親指で乳首つまんでみましょうか。』

    果歩はその言葉を待ちに待っていたかのように、その可愛らしいピンク色の乳首を人差し指と親指でつまむ。

    「あっ!」

    自分でも驚くほど敏感になっていたその部分、つまんだだけで果歩は思わず声をあげてしまった。

    『次に摘んだ乳首を引っ張ってみましょう。グ〜っと引っ張って、少し痛いくらい』

    ん・・・ん〜・・・ぁ・・・ん・・・・

    果歩が眉間にしわを寄せながら、自分の乳首を引っ張る。

    普段清純なイメージの果歩が自分の乳首を引っ張る姿・・・まさか誰も想像できないであろう光景だった。

    『もう限界ってところで手を離して。どう?乳首立っちゃった?』

    自分が思う限界まで乳首を引っ張ったところで、果歩は乳首を離した。

    プルンっと離した反動で揺れる果歩の乳房。

    先端のピンク色の乳首はプックリと勃起していた。


    12

    一人暮らしをしているアパート。
    薄暗くしたその部屋のベッドで、全裸になって自分の胸の膨らみを弄る女子大生・果歩。

    ・・・ン・・・はぁ・・・ぁ・・・

    少し荒い息遣い、小さな喘ぎ声のような声が部屋に響く。

    『さぁ、そうしたら今度はその立っちゃった乳首を指先で転がすように刺激して、そう、グリグリグリグリ・・・もっと激しくして。乳首をビンビンに勃起させましょう。』

    ・・・ん・・・ン・・・あぁ・・・ぁ・・・ぁ・・・・

    果歩は自分の乳首、乳房を弄る手の動き次第に激しいものに変えていく。

    ビンビンに乳首が勃起し、ジンジンと乳房が、特に先端が熱を帯びてくるのがわかる。


    はぁ・・・ぁ・・・ん・・・ハぁ・・・熱い・・・熱くなってきたよ・・・


    頭の中で再生しているDVDの女性の言葉に従い、自分の乳房を弄り続ける果歩。

    しかし、果歩はゆっくりとした女性の指示に焦れったさのようなものを感じていた。

    ――早く次のステップに進みたい――

    だけど、頭の中でさっき見たDVDの通りにしないといけないという気持ちが、はやる気持ちを行動に移させなかった。

    あの女性の言うとおりにすれば、より深い快感を得られるのではないかと思っていたからである。


    しかし、その我慢が限界に近づいていることも果歩は感じていた。

    激しく動く手、同時に下半身も、太ももを擦り合わせるような仕草を何回もする果歩。

    気持ちよさと同時に何か切なさ、ムラムラ感が果歩の身体の奥に溜まってきている。

    ムラムラ感。それはもしかしたら秋絵のマンションの寝室で大量のコンドームを見たときから、誕生日会で秋絵や知子にエッチな質問を受けていた時から、少しずつ溜まってきていたのかもしれない。

    そして今、果歩の下半身。性器の辺りに溜まっていたムラムラ感が、自分自身での刺激によって急激にその量を増やし、トロトロとした液体に姿を変え、許容オーバーでその熱い液体が性器から溢れ出し始めている事を果歩は感じ始めていた。

    乳首を刺激することで発生した熱が、次々と下腹部に下降して果歩の股間をジンジンと熱くする。

    はぁ・・・ぁ・・・はぁ・・・・ん・・・

    『どうしたの?なんだかアソコがムズムズしてきたでしょ?』

    『触りたい?自分のオマ○コ触りたい?グチュグチュグチュグチュ弄りたい?でも、まだダメよ、まだオッパイで我慢しなさい。』

    頭の中でDVDの女性が果歩を焦らす。

    ・・・はぁ・・・ぁ・・・はぁ〜・・・ん・・・触りたい・・・はぁ・・・

    早送りをしてしまいたい気持ちが抑えられなくなってくる。

    『もう限界?それじゃあね、オマ○コ、触ってみようか。』

    『自分の利き手で股間を触ってみましょう。オマ○コ、どうなってるかな?』

    ようやく女性から許可が出て、果歩はゆっくりと手を股間にもっていく。

    クチュ・・・

    ン・・・ぁ・・・濡れてる・・・・すごい濡れてる・・・

    ネットリと自分の指に絡みつく粘液。

    それはドロドロと果歩の性器から溢れ出し、すでにお尻の下に敷いていたバスタオルに染みをつくっていた。

    『どう?濡れてる?グッチョリでしょ?すごいね、イヤらしいね。』

    『うん、それじゃまずはクリトリス、刺激してみましょう。指にたっぷりエッチなお汁を絡めて、そう、それをクリトリスに塗し着けるようにして。』

    果歩は多すぎるほど分泌されている愛液を指ですくって自身の小さなお豆にやさしく触れてみた。

    「ああっ!」

    思わず声を出した果歩。

    想像よりも敏感になっていたその部分。

    果歩の陰核、果歩のクリトリスは触る前から勃起していた。

    少し触っただけで身体に電気が走ったかのような快感を感じた果歩。

    今まで経験したことのないほどの刺激。そう、友哉とのセックスでこれほど身体が興奮状態になったことがあっただろうか。

    友哉との性交渉の経験では、友人などから聞いていた、絶頂・エクスタシーを感じたことがなかった果歩は、自分はもしかして感じにくい体質なのかもしれないと勝手に思い込んでいた。

    《友哉君、エッチ下手なんじゃない?フフ、友哉君まじめだもんねぇ》

    一瞬、誕生日会で知子に言われた言葉が頭をよぎる。

    でも、私に不満はなかったよ、友哉は愛してくれたし、私も幸せを感じてた。



    チョンチョン・・・と自分のクリトリスを刺激する果歩。

    そのたびに身体がびビクンビクンと反応し、快感が身体を通って脳に到達する感覚がたまらなく気持ちよかった。

    あ・・・ァ・・・あっあっあっ・・・・ン・・・

    さっきよりも大きな喘ぎ声が口から自然と漏れ出す。

    『クリ気持ちいい?もう止まらないでしょう?でも、一旦その手を止めて。ほら、止めて。』

    はァ・・・はァ・・・

    言われた通り陰核を刺激する手の動きを止めた果歩。

    しかしその指は陰核にピッタリくっついたままだ。

    すぐにでもその指の動きを再開したかった。

    『じゃあね、次はその手をもう少し下に移動させましょう。そこには穴があるよね?そう、男の人のアレを受け入れるための場所。』

    『男の人の固くなったオチ○チンをズボズボズボズボ・・・出し入れして刺激してもらう場所。』

    DVDの女性が発するイヤらしい言葉が果歩の頭の中に響き、身体をさらに熱くさせる。

    『それでは膝を立てて、足を開いて、そう、イヤらしい格好だね。うん、それじゃ中指一本だけをその穴に、オマ○コに入れてみましょう。』

    『大丈夫、もう十分濡れてるイヤらしいあなたオマ○コ、痛くないから大丈夫だよ。そう、ゆっくりね。』

    ベッドに寝た体勢で膝を立てて股を開く、いわゆるM字開脚という格好になった果歩。

    中指をだけを入り口に当てる。

    果歩にとって自分で自分の性器の穴に指を入れるのは初めての事だった。

    その指を、ゆっくりと、恐る恐る沈ませていく。

    ・・・ニュル・・・

    たっぷりと濡れていた果歩の秘部の割れ目は、果歩自身が思っていたよりも簡単にその細くて白い指を呑み込んでいった。

    はぁ・・・入る・・・ぁ・・・

    果歩の性器はいとも簡単に中指を根元まで飲み込んでしまった。

    濡れた膣の壁がヒクヒクと果歩自身の細い指を締め付けているがわかる。

    『入ったかしら?それではその指を動かして、抜き差ししてみましょう。』

    『そう、男の人がセックスの時オチ○チンでするみたいに。』

    言われたとおり、果歩は自分の秘部に挿入してある指を動かして、抜き差し運動を開始する。

    クチュ・・・クチュ・・・クチュ・・・・

    あ・・・はぁ・・ぁ・・・ァ・・・ふゥ・・・ァ・・・

    イヤらしい湿った音とあえぎ声が果歩の部屋に響き始めた・・。


    13

    クチュ・・・クチュ・・・クチュ・・・クチュクチュクチュクチュ・・・

    ぁ・・・ハ・・・ぁ・・・ぁ・・・あっあっあっ・・・ん・・・

    自分の秘部に入れた中指を抜き差しを続ける果歩。

    その動きを徐々に速く、そして激しくしていく。

    指を出し入れする度にトロトロと次々に溢れ出してくる粘液。

    その粘液がお尻の穴をつたって流れていき、下に敷いたバスタオルを濡らしていくのが自分でもわかった。

    ――私、こんなに……すごい、気持ちいい――

    『そう、クチュクチュ音を鳴らすようにオナニーするともっと気持ちよくなるよ。』

    クチュクチュクチュ・・・

    わざと湿った音が大きくなるように指を大胆に動かす果歩。

    自分の耳に届く音が果歩をさらに興奮させた。

    『気持ちいい?あなた今どんな顔してる?きっとすごくイヤらしい顔をしてるでしょうね』

    『口は半開きなって、気持ちよすぎて今にもそこから涎が垂れそう。』

    『オッパイの乳首はビンビンだし、股を大きく開いて下のお口に自分の指を入れてグチャグチャ掻き回してオナニーしてる・・・すごいね、変態だね。』

    ――変態・・・そんなこと、はぁ・・・ぁ・・・違うよぉ――

    女性にそう言われ、頭の中でそれを否定する果歩。

    しかし変態という言葉を浴びせられた瞬間、果歩の膣はギュウっと指を締めつけたのだった。

    『でもね、変態のあなたはこれでは満足できない、そうでしょ?もっと太くて長いもの、入れたいでしょ?』

    股間に指を突っ込んだまま、そっと目を開き、近くにある紫色のバイブレーターを見つめる果歩。

    『入れたいよね、バイブ。じゃあね、バイブを手に取ってみようか。』

    ささやく様な口調のDVDの女性、その言葉の言うとおりに紫色のバイブレーターを手に取る。

    ――はぁ、大きい・・・こんなの入るのかな――

    果歩の男性経験は友哉ひとりだけだったが、今、自分が手に持つ男根を模っている大人のおもちゃは、薄暗い中で見たことのある友哉のそれよりも随分大きく感じられた。

    『さぁ、バイブを見つめて。それが今からあなたのオマ○コに入っていきますよ。けど、そのまえに、バイブでフェラチオしてみようか。』

    フェラチオ・・・知識としては知っていたものの、果歩はやったことがなかった。

    フェラチオ程度の行為は付き合っている男女なら経験している者がほとんどだ。
    友哉と果歩はそのくらい性には消極的だったのだ。

    『さぁ、バイブに舌をのばして。』

    果歩は口から、恐る恐るピンク色の舌をだし、バイブレーターの先端に近づけていく。

    『ペロペロ舐めてね。唾液を口の中に溜めて、バイブに塗すように。』

    口の中に唾液を溜める果歩。

    舌にその唾液を乗せて、舌をいっぱいに伸ばしてバイブに塗っていく。

    『うん。上手、じゃあ次はバイブを咥えてみようか。さぁ、口を大きく開けてぇ。』

    果歩にバイブを咥えることへの抵抗感はなかった。

    果歩の日常では経験したことのない程の興奮状態だからこそできるのかもしれない。

    口の中に異物を入れたことで、唾液の分泌量が増える。

    『オチ○チンにタップリ唾液をかけてね。』

    小さな口の中でバイブを舐めあげる果歩。

    ――私・・・何やってるんだろう――

    そんな風に思いながらも舌の動きは止まらない。

    はん・・・ん・・・チュパ・・・ジュル・・・

    『バイブ、あなたの唾液でヌルヌルにできたかしら?それじゃそのバイブ、オマ○コにもっていきましょう。フフッ、お待ちかね、バイブでいっぱい気持ちよくなろうね。』

    はぁぁ・・・はぁ・・・

    口から出したバイブレーターには果歩の唾液がタップリ塗られて、薄暗い部屋の中でイヤらしくテカテカと光沢を放っていた。

    股間にバイブをもっていく。

    そのバイブの先端を自分の秘裂に当てる。

    『さぁ、それではゆっくり……オマ○コの穴に入れてみようか。』

    バイブレーターを両手で持ち、自分の穴を探る。

    はぁ・・・・ぁ・・・・ここ・・・・

    亀頭の先端が果歩の穴を見つけた。

    軽く力をこめて挿入していく。

    クチュ・・・・・・はあぁ・・・

    十分に濡れていた為か、思ったよりも容易に果歩の性器はバイブレーターを呑み込んでいく・・・。

    あぁ・・・すごい・・・入っちゃう・・・・

    友哉との交わりでは感じたことのない圧迫感、そして今まで入ってきたことがない所まで入ってくるバイブレーター。

    バイブレーターが入ると同時に膣に溜まっていた大量の粘液が行き場をなくし、トロ〜っと外に溢れ出す。

    ・・・クチュ・・・チュプ・・・

    はぁぁ・・・入っちゃった・・・すごい・・・

    果歩の蜜壷は大きいと思っていたバイブレーターを難なくズッポリと根元まで咥え込んだ。

    アソコがヒクヒクと勝手にバイブレーターを締め付けているのが自分でもわかった。


    14

    薄暗い部屋のベッドの上で全裸姿で横たわっている果歩、大きく大胆に股をM字に開き、その股間の中心にはバイブレーターがスイッチ部分だけを残しすべて挿入されていた。

    はぁ・・・ん・・・・

    果歩の意識は今、自分自身の秘部に集中している。

    恋人である友哉とのセックスでは感じることのなかったアソコへの圧迫感、挿入の快感を今初めて、このバイブレーターで感じているのだ。

    さらに果歩は次のステップに進むために、頭の中でさっき見たDVDを再生させた。

    『バイブ入ったかな?フフ、わかってる、もう動かしたくて仕方ないんでしょう?』

    『じゃあね、バイブ動かしていいよ。グイグイグイグイ自分の好きなように気持ち良いように動かして。』

    ゆっくりと根元まで挿入されたバイブレーターを引いていく。

    ぁ・・・ハアぁン・・・ぁ・・・

    男根を模ったバイブレーターの張り出したカリの部分が果歩の蜜を掻き出すように膣壁を擦っていく。

    今まで感じたことのない快感が果歩の身体を襲う。

    「あ・・・んぁああ・・・はああ・・・ぁ・・・」

    はぁ・・・うそ、こんなに・・・気持ち良いの?

    一度引いただけなのにこの快感、DVDの女性のように激しく出し入れなどしたらいったいどうなってしまうのか。

    先端ギリギリまで引き抜いたバイブレーターをゆっくりとまた挿入していく。

    クチュゥゥ・・・

    「はン・・・あぁぁ・・・ぁ・・・」

    再び根元まで呑み込み膣がバイブレーターを締め付ける。

    そしてまたその締めている膣壁を擦るように引き抜いていく。

    さっき掻き出したはずの果歩の蜜が新たに大量に分泌されバイブレーターに掻き出され蜜壷から溢れる。

    クチャ・・・クチュ・・・クチャ・・・クチュ・・・・

    「あ・・・あぁ・・・ぁ・・・・はぁ・・・あっ・・・あ・・・」

    締りのいい果歩の性器に締め付けられながらも、多量に分泌される粘液のおかげでスムーズに出入りを繰り返すバイブレーター。

    果歩はしだいにその出し入れ運動のスピードを上げていく。

    と言ってもDVDの女性のように激しくはしない、いや、できなかった。

    果歩の秘部は初めての快感に敏感になりすぎて、果歩自身ではその手の動きをこれ以上激しくすることなどできなかった。

    これ以上激しくしたら隣の住人に聞こえてしまうほどの喘ぎ声を出してしまうかもしれない。


    『どう?すごく気持ち良いでしょ?じゃあ片手でバイブを動かしながら、もう片方の手でオッパイモミモミしてごらん。』

    頭のなかで囁かれた声に従い、片方の手で自分の胸の膨らみを触る果歩。

    そこで初めて果歩は自分が全身にジットリと汗をかいていることに気づいた。

    全身で快感を感じている。胸にあてた手の指でピンク色の乳首を触ってみる。

    真っ白なふくらみの先端にあるピンク色のそれは先ほど自分で愛撫していた時よりも大きく硬く勃起していた。

    「・・・アンっ!ぁ・・・」

    乳首をチョンっと指で刺激するだけで電気が走ったかのような快感を感じた。

    乳首から発せられたその快感は、バイブレーターによって与えられる股間からくる快感と合わさり、まるで掛け算をしたかのようにその量を増やし全身に駆け巡る。

    「ん・・・フゥ・・・あっ・・・ん・・・んっ・・・あぁ・・・ハン・・・」

    今まで小さく出していただけの快感の声が大きくなってくる。

    ダメ・・・隣の部屋の人に聞こえちゃう・・・

    快感に浸りながらも残った理性で溢れ出てくる声を必死に我慢する果歩。

    だがその一方で秘部と乳房を刺激する自分の手の動きを止めることはできない。

    クチャクチャクチャクチャ・・・・

    そこに頭の中で、快感を我慢する果歩に追い討ちをかけるように女性が囁く。

    『すっごい気持ち良いいでしょ?そろそろイッちゃうかな?それじゃね、バイブにスイッチが付いてるの分かるよね?』

    果歩は動かしていた手を止めて、指でバイブレーターのスイッチの場所を確認した。

    『スイッチわかった?これからそのスイッチを入れるんだけど、そうしたらあなたはきっと気持ちよくなりすぎて絶頂に達してしまうわ。だからね、覚悟してね。』

    ゴクっと果歩は唾液を飲み込む。

    絶頂、エクスタシー・・・・初めてのその経験を今から果歩はするのだ。

    バイブレーターを出し入れしていた時から、大きな快感の波が遠くのほうから向かってくるのを果歩は感じていた。

    少し怖いような気持ちもあったが、もはやバイブオナニーの快感にドップリ溺れてしまっている果歩には絶頂への期待感のほうが大きくなっていた。

    「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・」

    『それじゃ、深呼吸する時みたいに息をすぅ〜っと吸ってぇ・・・・』

    目を閉じ、言われたように息をたっぷり吸い込む果歩。

    『はい、じゃあスイッチ入れて。』

    果歩はバイブレーターのスイッチボタンにかかった指に力を込めた。

    ヴィーーーーン!!!!!

    「ああっ!!んぁああああ!!あっあっあっあっ!」

    激しく振動し始めたバイブレーター。

    想像を超えた快感が果歩を襲う。

    たっぷり吸い込んだ息が喘ぎ声に変わって果歩の口から吐き出される。

    もはや隣人に聞こえてしまうかもしれないという心配はどこかに飛んでいってしまった。

    「あぁ!ううん!ぁああ・・・アッアッアッ・・・ダメ・・・あっ!」

    さっきまで遠くにいた大きな快感の波が一気に近づいてきた。

    そんな果歩に頭の中の女性が最後の追い込みの言葉をかけてくる。

    『さぁ、そのままバイブを動かしましょう。ほら、もうすぐ・・・我慢しないでね。いつでもイッちゃっていいんだよ。』

    ヴィーーーーン!ヴィーーーン!
    グチャグチャグチャ・・・!

    果歩は今まで以上に敏感になっている蜜壷で振動するバイブレーターを、眉間にしわを寄せながら必死にこらえるような表情で抜き差しする。

    グチャグチャグチャ・・・・

    「アッアッアッ!んっんっん!はぁあああダメ!アンっ!はぁああ・・・すごい・・・きちゃう・・・・!あっ」

    ついに絶頂寸前の果歩。

    もはや喘ぎ声は我慢できなかった。

    絶頂の大きな波が目の前にある。

    その波に呑み込まれたい・・・・

    果歩は最後にバイブレーターをグッと握り締め、多量の愛液が溢れ出ている自分の蜜壷の奥深くにグチャっと挿し込んだ。

    「あっ!んぁあ!ンァアアア!!!!」

    バチバチバチっと全身から脳に大きな快感が駆け巡り、果歩の頭のなかは真っ白になった。

    薄暗い部屋のベッドの上で、絶頂に達したことを身体全体で表現するかのように、汗ばんだ裸体を腰を浮かせて大きく仰け反らせる果歩。


    果歩は3秒ほど身体を仰け反らしたあと、グタッと腰を落とし、ビクンビクンと身体を硬直させる。

    果歩がついに経験した生まれて初めての絶頂。その余韻に浸るように目を閉じ、ハアハアハアと浅い息をする果歩。

    ヌポッっと湿った音を立ててバイブレーターを吐き出した果歩の下の口からはドロっとした今まで以上に濃い粘液が流れ出ている。

    グッタリとする果歩。

    ブーーーーンと振動するバイブレーターの音が果歩の部屋に響いていた。


    15

    「え〜っと、今日はどうしよっかなぁ、うどんと焼きそばパンにしようかなぁ。」

    「知子ちゃん炭水化物ばっかり、太るよ?」

    「あ、ほんとだ、焼きそばパンは諦めるかぁ・・・」

    大学の食堂でメニューを眺める果歩と知子。

    いつも通りのまったりとした時間、ランチプレートを持っていつもの窓際の席に座る。

    「土曜はちょっと飲みすぎちゃったなぁ、昨日二日酔いで休み一日潰しちゃったもん・・・」

    「当たり前だよ、知子ちゃんビックリするぐらいすごい飲んでたもん。」

    「ん〜あんまり覚えてない。果歩は昨日どうしてたの?日曜はバイトもなかったんでしょ?」

    「え・・・う、うん。昨日は部屋でのんびりしてたよ。」

    知子の問いに、果歩は昨日自分がしていたことを思い出し顔を赤くした。




    誕生日会から帰った土曜の夜、秋絵からプレゼントされた大人のおもちゃを使ってオナニーをし、生まれて初めての性的快感の絶頂を経験した果歩。

    驚くほどの気持ち良さだった、自分で刺激する性感帯からの快感が全身に広がり、自分でも信じられないほど乱れてしまったのだ。

    次の日、果歩は昼前にベッドで目を覚ました。

    特に予定はなかったため、部屋の掃除などをしていた果歩だが、それも終わるとする事がなくなって少々退屈を感じていた。

    特になにも考えることなく、ふと机の引き出しを開け、昨日使った後、洗ってしまっておいたバイブーレーターに手をのばす。

    なんだか紫色のそのおもちゃを手に取り、見ているだけで身体が熱くなってくる。

    昨日の自分は自分じゃないみたい。あんなになっちゃうなんて・・・。


    しばらくバイブレーターを眺めていた果歩。
    突然スッと立ち上がり、まだ昼の陽が差し込む窓に向かうと、ザザッとカーテンを閉めた。

    そして昨夜と同じようにベッドにタオルを敷くと、果歩は着ていた部屋着にゆっくりと手をかけた。



    結局その日、果歩は昼間からバイブレーターでのオナニーに没頭してしまっていたのだった。

    果歩の自慰行為が終ったのは日が沈んで外が暗くなった頃だ。

    二度の絶頂を向かえ終え、一糸纏わぬ姿でグッタリとベッドに横たわる果歩。

    お尻の下に敷いたタオルにはグッショリと大きな染みをつくっていた。

    濡れたタオルの上に置かれたバイブレーターはたっぷりと果歩の蜜をまとい光沢を放っている。

    長時間にわたる自慰行為でバイブレーターの電池はなくなってしまっていた。

    力をなくしたバイブレーター、最後の方はスイッチをMAXにしても弱い刺激しか果歩に与えてくれなくなっていた。

    二度目の絶頂の後も三度目に向かい行為を続けていた果歩、その途中にバイブレーターの電池がなくなってしまい三度目の絶頂は迎えることはできなくなってしまった。

    身体の中で中途半端に燻り続ける快感の炎。

    なんとも言えないムラムラ感が残り、焦れったい気持ちを拭いとる事ができない。

    果歩は裸のままお風呂場に向かいシャワーを浴びることにした。

    バイブレーターの電池がなくならなければあのままずっとオナニーを続けていたかもしれない・・・

    ・・・私・・・すごくエッチになっちゃったのかな・・・

    シャワーを浴び、興奮状態から大分平常心を取り戻した果歩は、昼間から夜までオナニーに没頭していた自分に少し呆れていた。

    貴重な休日をこんなふうに潰してしまうなんて。

    ――もう・・・あのおもちゃ、気持ち良すぎちゃうだもん――

    でも、秋絵先輩なんであんな物を・・・ 

    秋絵先輩も彼氏がいない時はこういうおもちゃ使ってるのかなぁ・・・



    大学が終わり、駅前の雑貨屋のアルバイトも終えた夜、駅近くのコンビニに果歩の姿はあった。

    やっぱ長持ちするのは高いんだよね・・・

    いくつかのメーカーが並ぶ乾電池のコーナーから、比較的高価なものを手に取る果歩。
    少し考えた後、8個入りの物を買い物カゴに入れる。

    昨日、中途半端に終った自慰行為から、ずっと燻り続けていた小さな快感の炎とムラムラ感は、この日の夜になっても消えなかった。

    昨日の自慰行為後の後悔の念は、一日中続いたこのムラムラ感によって果歩の頭から消え去っていた。

    今は一刻も早く自分の部屋に帰り、昨日の続きをしたいという気持ちでいっぱいだった。


    「果歩ちゃん」

    「え・・・?」

    レジに並んでいた果歩は急に後ろから誰かに名前を呼ばれ、少し驚いたように後ろに振りかえった。

    「あ、秋絵先輩!」

    「フフ、こんばんわ、バイト帰り?」

    「は、はい。」

    顔を赤くして俯き加減で答える果歩。

    なんだか秋絵の目を見て会話ができなかった。

    秋絵は明らかに様子のおかしい果歩を見て少し不思議がっていたが、ふと果歩が手にしていた買い物カゴの中の乾電池を見て、ニヤッと怪しげな笑みを浮かべた。


    いっしょにコンビニを出たふたり、急に何かを思いついたかのように秋絵が口を開いた。

    「そうだ、果歩ちゃん、今からウチに寄っていかない?夜ご飯まだでしょ?昨日作っておいたココナッツ風味のカレーがあるんだけど、どう?」

    「わぁ〜ココナッツ風味のですかぁ?あ、でもいいんですか?」

    「うん、結構たくさん作っちゃったし、一人で食べるより果歩ちゃんと食べたほうが楽しいし。お口に合うかわからないけど。」

    「秋絵先輩が作ったカレーなら絶対おいしいですよぉ!」

    料理上手の秋絵の手料理が食べられる、断る理由はなかった。

    あんな物をプレゼントされて、驚きと少しの疑問はあったものの、果歩の中の秋絵に対する尊敬と憧れの気持ちは消えていなかった。


    「フフ、ナンもあとは焼くだけにしておいたのよ。」

    「え〜ナンも手作りなんですかぁ?わぁ〜すごい楽しみぃ!明日知子ちゃんに自慢しちゃおっと。」

    秋絵の部屋に向かう間はカレーの話題で盛り上がり、さっきまでの少し気まずい雰囲気はどこかに消えていた。


    16

    「ん〜おいしい、もう秋絵先輩は料理上手すぎますぅ、今まで食べたカレーの中で一番おいしいです。」

    お世辞ではなく果歩の正直な感想だった。秋絵が用意してくれたココナッツ風味のカレーは絶品で、カレー以外のサラダやスープもプロ並みと言っていいほどおいしかった。

    「フフ、それは言い過ぎよ、でも、そんな風に言ってくれるなら作ったかいがあるわ。」

    おいしい料理を食べて幸せそうな果歩の表情を秋絵は微笑みながら眺めていた。

    「あ、そうだ、果歩ちゃんデザートといっしょにお酒もちょっと飲まない?おいしいのがあるの。」

    「わぁ……あ、でも明日学校あるし、あんまり遅くなると……。」

    もちろんきっとおいしいであろうデザートとお酒をゆっくり飲みたい、という気持ちも果歩にはあったが、バイト帰りにここに来たためもうすでに遅い時間でもあったし、明日は学校もトミタスポーツのアルバイトもある。

    「あら、もうこんな時間だったのね。あ、ねぇ果歩ちゃん、今夜はウチに泊まっていかない?」

    「え、泊まりですか?でも……」

    と言っても普通にバイト帰りでお泊まりする用意なんて何も持ってきていない。

    「服は貸してあげられるし、他にも女の子が泊まっていくのに必要なものはたぶんあるから。」

    「そうなんですか、でも、いいんですか?こんな突然・・・」

    「いいのいいの、ね?ほら、もうこんな時間だし、暗い道帰るのは危ないし。」

    秋絵の言葉を聞いて携帯の時計で時間を確認する果歩。

    「ん〜・・・じゃあ泊まっていこうかなぁ。いいですか?」

    「フフッ、もちろん。じゃあそうと決まれば今夜は飲もう!」

    「エヘヘ、はい。」

    秋絵が用意していたデザートもお酒も、果歩の好みにピッタリ合っていたようでついついお酒がすすむ。

    顔をほんのりピンク色に染めていた果歩、この時点で明日の午前の講義は休んでもいいかな、と思い始めていた。



    「うん、ピッタリみたいね。着心地はどう?」

    「すごく良いです。着る服まで、ありがとうございます。」

    食事も済み、貸してもらったお風呂からあがった果歩は秋絵が用意してくれた薄いピンク色のネグリジェに袖を通した。

    秋絵が着ている物とお揃いのシルクでできたそのネグリジェは、とても着心地が良く、サラサラとしたり肌触りから高級感も感じる。

    「じゃあお茶でも入れるね。ソファにでも座って楽にしてて。」

    「あ、はい、ありがとうございます。」

    果歩の前で湯のみにお茶をそそぐ秋絵。

    「果歩ちゃん、もう眠くなってきちゃった?」

    「いえ、まだ大丈夫ですよ、もう明日は午前の講義は休もうかなぁって思っちゃたりしてます。」

    そう悪戯っぽい笑顔をつくって果歩は言った。

    「フフ、実は私も今そうしようかなって思ってたの。フフ、今夜は夜更かししちゃいそうね。」

    微笑みながら秋絵はそう言った。果歩もたまにはいいですよね、と明日は2人で午前は大学を休むことに決めた。

    それからリビングのソファに座りながら他愛のない話をしていたふたり。


    そんな中、ふと秋絵があのことを果歩に聞きだした。

    「・・・そういえば果歩ちゃん、私があげた誕生日プレゼント、使ってみた?」

    秋絵のその言葉を聞いて一瞬固まる果歩。

    「えっ……あの、えっと・・・プレゼントですか?」

    「フフ、ごめんね、あんなプレゼント、ビックリしちゃった?」

    自分でも顔がカァっと赤くなっていくのがわかった。

    「・・・あの・・・はい・・・。」

    「でもね、意外と女の子でも持ってる子多いのよ、ああいうオモチャ。だから、そんなに恥ずかしがらなくてもいいのよ。」

    「そう・・・なんですか・・・?」

    「フフッ、それで、果歩ちゃんは使ってみてくれたのかな?」

    微笑みながら果歩の表情を確認する秋絵。

    さらに顔を赤くする果歩は、ゆっくりと口を開いた。

    「あの・・・えっと・・・はい……あ〜恥ずかしいよぉ・・・でもでも、秋絵先輩もああいうの使ったりするんですかぁ?」

    意を決して果歩は正直に秋絵に告白した。
    それは信頼する秋絵だからこそ言えたのかもしれない。

    「フフ、使う時もあるわよ。それで、どうだった?気持ちよかった?」

    笑みを浮かべながら質問する秋絵、その様子はまるで恥ずかしがる果歩のリアクションを楽しんで
    いるかのようだ。

    「・・・あの・・・はい・・・すごく・・・・・・あ〜秋絵先輩!このこと誰にも言わないでくださいね!知子ちゃんにも!」

    素直に質問に答えた後、慌てるように秋絵に念を押す果歩。
    知子に知られたら、からかわれる事は容易に想像できる。
    それにこんな事は他の人に知られるだけでも恥ずかしいのは当たり前かもしれない。

    「フフ、わかってるわ。でも、気持ちよかったんだぁ、あのオモチャ結構優れものだからね。もしかして友哉君とのエッチより気持ちよかったんじゃない?」

    「え・・・ん〜・・・・・・そうかも・・・あ、でもでも友哉との時とは気持ちいいの種類が違ったかも・・・。」

    なんだか少し友哉に悪いような気がして、慌てて後の言葉を付け足した果歩。

    確かに友哉に抱かれているときは幸せを感じていた。
    しかし性的快感で言えば、バイブレーターでのオナニーのほうが圧倒的に気持ちよかったのは事実だ。

    「ふ〜ん、それじゃ友哉君との時と、あのオモチャ使った時とは具体的にどう違ったの?」

    「ん〜具体的に・・・ですかぁ?」

    秋絵のストレートな質問に顔を赤くしたまま考え込む果歩。
    質問は嫌じゃなかった、むしろ経験豊富であろう秋絵にはこういった性の話を果歩は聞いてもらいたかったのかもしれない。

    「ん〜……あのオモチャ、すごく大きくて・・・それで・・・気持ちよかったのかもしれないです・・・。」

    「へぇ〜、それじゃ果歩ちゃん、あのオモチャは友哉君のアソコよりも大きかったんだ?」

    「・・・はい・・・たぶん・・・。」

    アルコールがまだ身体を回っていたことも影響していたかもしれない。
    赤裸々にカップル2人だけの秘密を告白する果歩。
    ホントはそんな事言ってしまうのは友哉に悪い気がしていた。
    しかし秋絵になら言ってもいいような気がしていた。

    秋絵先輩だけになら・・・

    「フフ、そっかぁ、でもね果歩ちゃん。あのバイブね、日本人男性のアソコの平均サイズより少し小さめくらいのサイズなのよ。」


    17

    「そう・・・なんですか・・・?」

    彼氏の、友哉の性器の大きさは今まで特に気にしてなんていなかった。

    「大きければいいってものじゃないんだけどね。それでも随分違ったでしょう?」

    確かに違った。それどころかあのバイブレーターで生まれて初めてのオルガズムを感じてしまったのだから。

    「ねぇ果歩ちゃん、ちょっと果歩ちゃんに見せたいものがあるんだけど。」

    微笑みながら秋絵は立ち上がり、なにやら引き出しから取り出して果歩の前に持ってきた。

    「果歩ちゃん、AVって見たことある?」

    秋絵はそういって持ってきたDVDケースを果歩の前に見せた。

    「え、ないですないです・・・そんな・・・」

    DVDのパッケージには【素人淫乱女子大生】【連続絶頂】【大量顔射】などのイヤらしい文字が並んでいた。

    「フフ、果歩ちゃん、これ見てみたい?」

    ニヤっと笑みを浮かべて秋絵は聞いた。

    「え・・・それは・・・えっと・・・」

    興味はないと言ったら嘘になる。しかし、はい、見てみたいです>なんて言葉は恥ずかしくてとても言えない。

    「じゃあ見てみようか?フフ、果歩ちゃん、顔に見てみたいって書いてあるわよ。」

    果歩の顔がカァっと赤くなる。

    果歩はなんだか秋絵に心を見透かされているような感じがした。

    秋絵がテレビの横にあった機器にディスクを挿入する。

    正直なところ果歩の心の中は、このアダルトDVDへの強い興味と期待にも似たような気持ちでいっぱいになっていた。

    先日女性のオナニー動画を見たときに感じた興奮が再び蘇ってくるようだった。


    「フフ、じゃあ、再生するね。」

    テレビに映像が映し出される。

    アダルトビデオ会社のマークが映ったりした後、画面に現れたのは果歩と同じ歳くらいの若い女性だった。

    パッケージに書いてあった【素人淫乱女子大生】の文字を思い出す。

    果歩はドキドキと脈打つ鼓動が速くなっていくのがわかった。

    最初は目の部分にモザイクがかかった男優と思われる男と、今までの体験人数や性体験のエピソードなどの会話をしていたが、しばらくすると画面の中の男女が絡み始めた。

    ネットリとした舌と舌が絡み合う濃厚なキス。

    秋絵が果歩の耳元で「すごいね、イヤらしいね」と囁く。

    果歩はその言葉を聞いて、顔を赤くしながら小さく頷く。

    男が女の身体を愛撫し始める、首筋や鎖骨の辺りをネットリと舐め上げながら胸の膨らみを大きな手で揉みあげていく。

    次々と衣服を脱がされた女性はすでに全裸になっていた。

    男の愛撫は少しずつ下に降りていき、女性の秘部に到達する。

    女性の股間にある男優の手はやさしいタッチで刺激するように動き始める。


    果歩の目は画面に釘付けだった。

    今日一日中、果歩の中で小さく燻っていたムラムラ感がこの映像を見たことによって再び大きくなり始めていた。

    全然違う・・・

    画面に映る男優の愛撫の仕方は、なんというかとても濃厚な愛撫で、友哉がしてくれていたそれとはまったく違うと果歩は思った。

    「フフ、この女の子すっごい気持ち良さそうだねぇ。」

    「はい・・・なんか・・・すごいですね・・・」

    小さな声でそう答える果歩。

    男優から濃厚な愛撫を受ける女性は目を瞑り、ジッと快感に堪えるような表情で実に気持ち良さそうだった。

    男優の手の動きが少しずつ激しいものに変化していき、女性の股間からピチャピチャと湿った音が出始める。

    「あっ・・・アンッ・・・ハア・・・アッアン・・・」

    しだいに耐えきれなくなってきたのか声を出し始める女性。

    グチャグチャグチャグチャ・・・・・!

    男優の手の動きもいっそう激しいものになっていく。

    果歩は息を飲んで画面を見つめていて、果歩のその様子を秋絵は隣で微笑しながら眺めていた。

    徐々に切羽詰った喘ぎ声をあげはじめる女性。


    「あっアン!はア・・・ぁ・・・ハぁぁぁあ!アッアッアン!はぁぁぁぁあ!イク・・・イクイク!あぁあ・・・・はぁン
    ・・・ああああ!!んッ!・・・」


    ビクビクっと身体を震わせる女性。

    どうやらこの女性が絶頂に達したらしい事は果歩にもわかった。
    昨日自分もバイブレーターのオナニーで同じように身体を仰け反らして絶頂を迎えたのだから。


    グッタリとしている女性の前で、男優は服を脱ぎだす。

    あっという間にボクサーパンツ一丁になった男、露わになったその身体は実に逞しい身体だった。

    こんがりと日焼けしている黒い肌、太い腕、厚い胸板、ボコボコに割れた腹筋、そして果歩の眼の動きが止まったのは男性の股間部分の大きな膨らみを見た時だった。


    ・・・・大きい・・・・


    男優が女性の耳元で何かを呟いた。
    それに対し女性は頷くと、仁王立ちになった男の前に跪き、ちょうど男優の股間の前に顔がくる位置になった。

    女性は男優のボクサーパンツに手を掛けると、ゆっくりとそれを下げていった。

    ・・・ゴク・・・

    思わず生唾を飲み込んでしまう果歩。

    果歩は自分の心の中で何かを期待するのようなドキドキする気持ちが増してきている事に気づいていた。

    ボクサーパンツが太ももの方まで下ろされ、ついに男優の男根が姿を現した。

    果歩の表情をそっと覗く秋絵。
    果歩は目を丸くして驚いているようだった。

    男性の股間にかかっていたのは薄いモザイクで、その男根はとても逞しく、とても大きいことは果歩の目にもわかった。

    女性はまだ勃起せずに下を向いている男根に手を伸ばし、そこにゆっくり顔を近づけていき、舌を出してそれをイヤらしく舐め始めた。

    映像に夢中になっている果歩に秋絵が話しかける。

    「果歩ちゃん・・・果歩ちゃんは友哉君にこういう事したことないんだっけ?」

    「え・・・・は、はい・・・」

    消え入りそうな声で果歩は正直に答える。

    果歩は友哉にフェラチオをした事もなければ、友哉にフェラチオを頼まれた事もなかった。

    「フフ、じゃあ今度丁寧に教えてあげるね。」

    「え?」

    「きっと友哉君のためにも果歩ちゃんも覚えた方がいいよ。」

    フェラチオ・・・知識としては知っていた。

    でも自分がそれをやるなんて想像もしてなかった。

    再び画面に目を移した果歩。

    画面の中では女性のフェラチオによって刺激を受けた男根が、さらにその大きさを増して頭をもたげ始めていた・・・。


    18

    果歩はとにかく驚いていた。

    よく確認するように画面をジッと見つめる、男優の股間には薄くモザイクがかかっているが、添えられている女性の手や顔の大きさを基準に考えて見ると、その男根がかなり大きい事がわかる。

    ムクムクと質量を増大させていった肉棒は今、どうやら完全な勃起状態になったようだった。

    モザイク越しではあるが、太く長いその男根は、男優自身のへそに付きそうなほど反り返り、色は赤黒い。
    きっとその大きさは昨日のバイブレーターなど比べ物にならないほどの大きさではないか・・・。

    それに男根の付け根にある玉袋の部分も異様に大きく見えた。

    果歩はその男根にただただ驚き、同時にグロテスクな物体を見ているうちになぜか自分の身体の奥がカァっと熱くなってくるのを感じた。

    気持ち悪い・・・怖い・・・いや、違う・・・そんな印象じゃなかった。

    ・・・とてもイヤらしい・・・すごくイヤらしい・・・


    「果歩ちゃん、あの男優さんのオチ○チンすごいよね?」

    画面に夢中になっていた果歩の耳元で秋絵が囁いた。

    「え・・・ハイ・・・なんていうか・・・すごいですね・・・」

    一瞬、秋絵の口からオチ○チンなどという言葉が出てきた事に果歩は驚く。

    普段の秋絵の雰囲気からはあまりにかけ離れた言葉だった。

    そんな秋絵が発したオチ○チンという淫語が、さらに果歩の身体を熱くさせる。

    「どう?果歩ちゃん、ビックリでしょ?」

    「・・・ハイ・・・・・・・でも・・・・」

    「でも?」

    「でも・・・あの・・・あんなに大きいの・・・その・・・大丈夫なんですか・・・?」

    「女の子のアソコに入るのかって事?」

    「・・・ハイ・・・」

    果歩がそんな疑問を持ってもおかしくなかった。それくらい画面に映っている男根は大きく見えたのだ。

    「大丈夫よ、ちゃんとあんな大きなオチ○チンでも受け入れることができるように女の子のアソコはできているのよ。フフ、もちろん果歩ちゃんのアソコもね。」

    ・・・私の・・・アソコも・・・

    ジンっと自分の秘部が熱くなってくるのを感じる。

    昨日のバイブレーターでもあの圧迫感、あの快感、もしこの男優がもっているような大きなもので貫かれたら・・・どうなってしまうのだろう。


    十分に男優の肉棒が勃起したところで、フェラチオを中断した女性は、男優の指示でソファに手をつき、お尻を男優に向けて突き出す格好になった。

    ついにあの巨根をこの女性は性器に挿入される。

    果歩の胸の鼓動がドキドキと速くなる。

    自分が挿入されるわけじゃないのにアソコがジンジンする。

    ホントに入るの・・・?あんな大きいの・・・


    男優が自らの巨根の根元をグッと握り、空いたもう片方の手で女性の腰を掴む。

    女性はソファに手をついた状態で顔を下に向けてその時を待っている様だった。

    男性が腰をグッと近づけ、女性の秘裂に照準をあわせ、巨大な先端の亀頭部分をそこに当てる。

    男優が小さな声で「いくよ」と言い、女性は無言で頭を縦に振りそれに答えた。

    そして男優がゆっくりと腰を突き出していく。

    「ハァあああ・・・」

    女性は深く息を吐き出すように声を発した。

    先端部分が入った時点で男優は肉棒の根元を握っていた手を離し、両手で女性のお尻をグッと掴んだ。

    そしてさらに腰を前に押し進めていく。

    グチュゥゥ・・・・

    「はァあああ・・・あああ・・・!」

    女性は下を向いていた顔を上にあげ、背中を反らせて挿入されただけで感じる快感を全身で表現する。

    ・・・すごい・・・入っていってる・・・

    ぐ〜っと挿入されていった男根、ついに女性のお尻と男優の腰がピッタリとくっついてしまった。

    「ね?ちゃんと入ったでしょ?」

    「すごいですね・・・。」

    「フフ、ここからはもっと凄いわよ。」

    「もっと・・・ですか?」

    「うん、だから、よ〜く見ていてね。」

    「ハイ・・・」


    男優はピッタリとつけた腰をゆっくりと引いていく、そして先端が抜けるギリギリのところで、再びゆっくりと奥深く挿入していく。

    「ハァアア・・・ん・・・・ハアアア・・・ン・・・・」

    ゆっくりとその動きを続けるだけで、女性の口から、たまらないといった感じの喘ぎ声が漏れだす。

    徐々にその抜き差しのスピードをあげていく男優。

    そしてその動きは果歩が目を覆いたくなるほど激しいものに変化していった。

    パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!・・・・・!

    「あッアッアッアッ!アン!アン!ハアァァァア!ァアッ!」

    ステレオから生々しい肉と肉がぶつかる音と、女性の切羽詰まった喘ぎ声が響く。

    「アッアッアッアッ・・・!!!ダメ・・・アッ・・・ちょっと・・・アンッアンッアンッ・・・!!!」

    口に両手を当てて驚いたようにする果歩、しかし眼を画面から離すことはできなかった。

    「どう?すごいでしょ?あんな激しく・・・あの女の子すっごい気持ち良さそうな表情してるでしょ?」

    秋絵の言葉に無言で小さく頷く果歩。

    グチョグチョグチョグチョ・・・・・!

    「ぁ・・・はぁ・・・アッアッアッ!・・・」

    どれだけこの男性は腰を振り続けるのだろうか・・・

    男女ともに汗だくになっている、特に女性の方は明らかにすでに何度か絶頂に達していた。

    しかし男優はそれに構わず次々と体位を変えて腰を振り続けていた。


    刺激的な映像だった。

    正上位でしか友哉と交わった事がない、しかもこんなに長い時間性交を続けた事がない果歩にとっては、画面の中の男女が繰り出すセックスはあまりにも刺激的だった。

    騎上位の時には、男性の胸に手をあて、女性から積極的に激しく腰を振っていた。

    ・・・あんな事・・・絶対恥ずかしいよぉ・・・ハァ・・・

    ついセックスをしている女性を頭の中で自分と重ねてしまう果歩。

    映像を見ながら自然と息が荒くなっている事に果歩は気づいていないようだった。


    正上位になった2人、男優が汗だくの身体で腰の動きをいっそう速く、激しいものにしていく。

    この男性は射精の時が近づいているんだと、なんとなく果歩にもわかった。

    「アッアッアッアッ!ァアアア!イク・・・・アアアア・・・ハァアアア!!!」

    理性を捨てたように大きな声で喘ぐ女性。

    ・・・ァァ・・・スゴイ・・・

    腰の動きをさらに激しくしてラストスパートをかける男優。

    「ァァアアアア!イクゥ〜〜〜!!!」

    女性は大きく身体を仰け反らせて絶頂に達したことを表現する。


    「あ〜〜!はぁ!フゥ!!」

    肉棒を素早く女性の秘部から引き抜いた男優は、女性の顔を跨いで、女性の顔の目の前でその巨根を扱き始めた。

    ・・・え?・・・うそ・・・・

    女性は目を瞑って大きく口を開け舌を出した。

    「うっ!いくぞ・・・」

    男優がそう言った次の瞬間

    ドビュッ!!!ドビュ〜!びゅっ!・・・・・!!

    黄ばんだ濃厚な精液が大量に女性の顔に降りかかり、いっぱいに開けた口の中にも次々と入っていく。

    ・・・やだ・・・すごい・・・

    しばらく射精の勢いは止まらず、やっと止まった時には女性の顔は精液まみれ、口の中にも大量の精液が溜まっていた。


    19

    「どうだった?果歩ちゃんが知ってるエッチとは随分違ったんじゃない?」

    DVDの再生が終ってテレビの画面が暗くなる。

    果歩はハッと我に帰り、ソファの背もたれにフゥっともたれ掛かった。

    「・・・ハイ・・・なんか・・・すごかったですね・・・」

    彼氏との性交とはまったく違う刺激的で激しい性交を映像で目の当たりにした果歩。


    男優の逞しい肉体、濃厚なキス、大きく力強く勃起した男根、豊富なテクニック、体位、激しいピストン運動・・・

    そのすべてが果歩を淫らな気持ちにさせた。

    特に驚いたのは最後、女性の顔に向けての大量射精だった。

    勢いよく発射される濃厚な黄ばんだ精液を、上気した顔で受ける女性。

    さらに果歩がビックリしたのは、女性が開けていた口に入った精液を、舌の上で遊ぶように転がした後、ゴクっと嚥下したことだった。

    ・・・顔射・・・精飲・・・

    精液を顔に浴びたり、男の人の精子を飲むなんて果歩には到底理解できなかった。

    でも、なんだろう・・・この気持ち・・・

    気持ち悪い・・・違う・・・

    不思議とそんな感情は沸いてこなかった。

    いや、むしろ精液を気持ち良さそうに顔に受けたり、おいしそうに飲み干す女性の姿を見て、果歩の身体は熱くなったのだ。

    「果歩ちゃん、顔赤いよ。フフ、もしかしてAV見て濡れちゃった?」

    「ぇ……」

    秋絵に指摘されたことで、ハッとした果歩。
    自分の股間のグッショリ湿っている感覚に気づいたのだ。

    グシュっと音がしそうなくらい濡れている。

    その粘液はパンツを通り越して秋絵に借りたネグリジェまで濡らしているかもしれない、という予感が果歩の頭をよぎる。

    しかし、今、秋絵の前でそれを確認するわけにはいかないので、ただただそうなっていない事を願う果歩。

    「フフ、だってAV夢中で見てたんだもの。果歩ちゃん、オナニーしたくなっちゃったでしょ?」

    「ぇ・・・それは・・・秋絵先輩……」

    図星だった。

    本当なら今すぐ下半身に着ている物を脱いで、グッチョリと濡れた自分の秘部に指を入れてかき混ぜたかった。

    覚えたてのオナニーを・・・バイブオナニーをしたかった。

    一日中身体の奥で燻っていたムラムラ感、今すぐそのムラムラ感を解き放ち、快感の絶頂を迎えたい。


    「フフ、冗談よ。あっ、ヤダもうこんな時間、さすがに夜更かしし過ぎるのもね。果歩ちゃんそろそろ寝ようか?」

    ふと秋絵は部屋の時計を見ながら言った。

    「え・・・あ、はい・・・。」

    突然、話題をきって、寝ようと言ってきた秋絵に対し、果歩は拍子抜けのような気持ちになった。

    しかし、そんな気持ちになった自分を果歩は頭の中で否定した。

    ヤダ・・・私・・・何期待してたんだろ・・・

    こんな事、女の子同士だとあることだよね・・・知子ちゃんも高校の時友達とエッチなビデオ見たことあるって言ってたし・・・

    「ベッド一つしかないけど、結構大きいから、一緒でいいかな?」

    寝室に入ったふたり、秋絵はもう一つの枕をベッドに置きながら果歩に聞いた。

    「あ、はい。でも、こんな大きなベッド、羨ましいです。」

    「フフ、寝相悪くても落ちないからね。」

    そんな事を言いながら秋絵と果歩はベッドに入っていった。



    「果歩ちゃん、もう寝ちゃった?」

    暗くした寝室のベッドの上で横になっているふたり。秋絵が小さめの声で呟いた。

    「起きてますよ。」

    秋絵に背中を向けていた果歩はクルッと寝返りして秋絵の方を向いた。

    「果歩ちゃんさ、さっき見たAVみたいなエッチ、してみたい?」

    「え・・・?」

    「あの女の子みたいに気持ちよくなってみたくない?フフ、きっとバイブのオナニーなんか比にならないくらい気持ちいいわよ。」

    バイブのオナニーとは比較にならない快感・・・

    「フフ、ねぇ果歩ちゃん、正直に言ってみて、果歩ちゃんだってあんな風に感じてみたいんじゃない?」

    「・・・でも・・・そんな・・・」

    そんな大それた事、果歩にとっては現実的には無理だ。
    果歩には彼氏、友哉という彼氏がいるのだから。

    「フフ、友哉君?でも話を聞く限り、友哉君とのエッチじゃあれだけの快感は与えてもらえないわよ。」

    「・・・でも・・・」

    友哉は大好きな彼氏だ、頼りになるしっかりとした彼氏だ、不満などなかったはずだった。不満など・・・

    しかし、正直バイブオナニーにハマッてしまった果歩だ、アレ以上の快感を与えてくれるセックス、興味はないと言ったら嘘になる。

    「果歩ちゃん、私ね、実は彼氏はいないけどセックスフレンドはいるのよ。」

    「えっ!?セ・・・ってあの・・・」

    「フフ、ビックリした?でもね、私もその人に教えてもらったのよ、本当のセックスを。」

    頭が混乱すると同時に、またあのドキドキが始まり、果歩の下腹部が疼く。

    セックスフレンド・・・秋絵のイメージとはかけ離れた言葉。

    同時に誕生日会の時に見た大量のコンドームを思い出す。

    あのコンドームはそのセックスフレンドと使ったものなのか・・・。

    それに本当のセックスって・・・

    「・・・本当の・・・ですか・・・?」

    「うん、女の子だけが感じることのできる快感・・・でもね、そんな快感を一生のうちに体験できる女性はほんの一握りなのよ。とってもセックスが上手な男の人に出会えた人だけが体験できる快感・・・」

    ・・・秋絵先輩は私にどうしてほしいんだろう・・・?

    エッチなオモチャをプレゼントを渡してきたり、エッチなDVD見せてきたり・・・

    「果歩ちゃんも、そんなセックスしてみたいんじゃない?」

    「秋絵先輩・・・それってどういう・・・」

    普段とは違う非日常的な会話に、果歩は困惑した様子だった。


    「フフ、ごめんね、エッチな事ばかり聞いて。果歩ちゃんにはちゃんとした真面目な彼氏がいるんだもんね、そんな事できないわね。」

    「・・・・あの・・・ハイ・・・。」

    「フフ、じゃもう寝ましょうか。」

    「…ハイ。」

    「うん、じゃあおやすみ・・・」

    「おやすみなさい・・・」


    その夜、果歩はなかなか寝付けなかった。いつもと違うベッドだったり、隣で秋絵が寝ているのもあるかもしれないが

    (果歩ちゃんもあんなセックスしてみたいんじゃない?本当のセックスを・・・)

    秋絵の言葉が、DVDの過激な映像が、頭から離れなかった。


    20

    果歩は夢を見ていた。

    逞しい身体をした男性に抱かれる夢。

    濡れたアソコをいっぱいに拡げられ挿入された男根を激しく出し入れされる。

    腕と脚を男性の身体に絡ませ、激しいピストン運動の衝撃と、脳髄まで伝わってくる快感の波に、必死で耐え続ける果歩。

    身体が熱くて溶けてしましそうな快感。

    濃厚で激しいセックスを、果歩はしていた。




    あれ・・・ここは・・・?

    目を覚ました果歩は見慣れない天井をしばらくボ〜っと眺めていた。

    「果歩ちゃん、おはよう。」

    「秋絵先輩・・・。」

    そっか、昨日は秋絵先輩の部屋に泊めてもらったんだった・・・。

    「フフ、果歩ちゃん魘(うな)されてたよ?」

    「え?ホントですか?」

    「うん、変な夢でも見てたの?」

    ぼんやりとさっきまで見ていた夢を思い出す果歩。

    激しいピストン運動・・・乱れる自分の姿。

    果歩の顔がポッと赤くなった。

    「フフ、もうお昼前だけど、ご飯作ったの、食べていく?」

    「え、あ、はい。ありがとうございます。」




    秋絵宅で昼食をとり、少しのんびりした後、果歩は大学の午後の講義に行く前に自分のアパートに帰ることにした。

    それは早く下着を変えたかったからだ。

    昨日一日続いたムラムラ感と秋絵に見せられたDVD、それに今朝見た夢のおかげで、果歩の下着は大分履き心地の悪いものになっていた。

    部屋に着いた果歩はすぐに洗濯機がある洗面所に入って、服を脱ぎ始めた。

    下着姿になった果歩はパンツに指をかけ下に下ろしていった。

    ・・・やだ・・・

    パンツの底部分には大きな染みができていた。

    それは昨日から今日にかけて何度も濡れては乾きを繰り返したためだろう、染みは少し黄ばんでいて生地はパリパリになっていた。

    パンツを脱いで洗濯機に入れた果歩。

    裸になった姿のままお風呂場に入っていった。

    スポンジで泡立てたボディソープで身体を洗っていく。

    透き通るように白い果歩の身体に纏(まと)わりついた泡を、ザーっと熱いシャワーで流していく。

    「・・・アンッ・・・」

    果歩の身体がまるで電気が走ったようにビクンっと反応したのは、果歩の秘部についた泡をシャワーで流そうとした時のことだった。

    昨日からずっと我慢していた、ずっと身体の奥で燻っていた小さな炎が、今の刺激で一気に大きなものになってしまった。

    目を瞑りもう一度ゆっくりとシャワーを股間に向けてみる。

    「ハゥ・・・アァ・・・ァ・・・・」

    ・・・はァ・・・ダメ・・・気持ちいい・・・

    泡はもうとっくに流れているにも関わらず、股間にシャワーを当て続ける果歩。

    快感で脚が痺れてくる。

    片方の手を壁につく。どこかで身体を支えていないと快感で立っていられないような気がした。

    脚を少し広げ、さらにシャワーを自分の秘部に当てやすい格好になる。

    「ン・・・ハァ・・・ァ・・・・ァ・・・」

    軽く汗を流すつもりがいつの間にかオナニーを始めてしまった果歩。

    シャワーのレバーに手をもっていき、さらにその勢いを強くする。

    ジャーーーー!

    「ンハァ!ァァ・・・・アア・・・ァ・・・」

    お風呂場にシャワーの音と果歩の控えめな喘ぎ声が響き渡る。

    シャワーのお湯が陰核に当たるたびに果歩の身体はビクンっと反応する。

    ・・・ハァ・・・ハァ・・・シャワーでこんなになっちゃうなんて・・・


    ふと顔をあげる果歩。お風呂場にかかっていた時計が目に入った。

    ――いけない・・・もうこんな時間。こんなことしてたら遅刻しちゃう!――

    果歩はキュっとレバーを下げシャワーを止めた。

    ハァ・・・ハァ・・・

    股間からはシャワーのお湯とは別のトロ〜っとした粘液が糸をひきながら滴り落ちていた。

    「・・・ハァ・・・・行かないと・・・大学・・・」

    お風呂場を出てバスタオルで身体を拭いていく。

    しかし一箇所だけ、股の濡れた部分だけ何度拭いても粘液が溢れてきてしまう。

    ・・・ァ・・・もう・・・やだよぉ・・・


    少し時間は掛かったがなんとか心と身体を落ち着かせた果歩は、新たにクローゼットから持ってきた服に着替えた。

    鏡の前で髪型や身なりを整える果歩。

    ふと時計を見ると、もうアパートをでないといけない時間をとっくに過ぎていた。

    「やだ!ほんとに遅刻しちゃう!」

    授業に必要な用具とトミタスポーツのアルバイトで着る着替えが入ったカバンをもって慌てた様子で果歩はアパートをでた。


    大学の講義室になんとか時間ギリギリで着いた果歩は、座った生徒の中に知子の姿を見つけると、その隣の席に座った。

    「知子ちゃんおはよ〜」

    「おそよ〜果歩。てゆうかもう午後の授業だし。果歩午前中の講義休んだでしょ〜?」

    「フフ、いいの、たまにはね。昨日秋絵先輩の部屋にお泊りしちゃったんだぁ」

    「えぇ!?あんたまた秋絵先輩のマンションに泊まったのぉ?」

    「うん、バイト帰りにたまたま会っちゃって。フフ、秋絵先輩の料理もお酒もおいしかったなぁ。」

    「え〜うそぉ!なんで私を呼んでくれなかったのよぉ!?」

    悪戯っぽい笑顔で自慢する果歩に対し、お酒と料理と聞いて思わず大きな声をあげた知子。

    「そこ!もう講義始めるから静かにしなさい!」

    「は〜い」
    「は〜い」

    「もう、次そういう事あったら絶対呼んでよね。」

    「わかった、わかったよぉ。」

    今日は大学が終ればトミタスポーツでアルバイトだ。

    昨日は特別、あんまりダラダラしてちゃダメだよね。友哉もオーストラリアで頑張ってるんだし。

    そう自分の気持ちを引き締めて授業に集中していく果歩であった。



     

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