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    【他人棒に】ビッチだった彼女も、今は俺に一途……だと思ってました 【寝取られ】


    俺は、いわゆる寝取られ性癖の28歳独身です。付き合って2年の彼女はいますが、寝取られ性癖だと言うことは打ち明けていません。
    正直、彼女が他の男とセックスするところを見たいと思っていますが、俺が主導で彼女を他人に抱かせるのは、寝取られではなく、寝取らせだと思っているので、そうしようとも思っていません。

    俺は、あくまで寝取られ性癖で、寝取らせ性癖ではないので、彼女が寝取られる日が来るのを気長に待つ毎日です。


    俺が寝取られ性癖に目覚めたのは、大学時代のことです。当時バイトしていたファミレスで、ホールを担当していた俺が、キッチンを担当していた加奈子と付き合い始めました。
    加奈子は大学3年生で、俺が2年生。彼女は、一つ年上でした。

    でも、可愛らしい感じの彼女は、年上という感じはなく、俺は年下のような感じで接していました。
    俺の人生で初めて出来た彼女でしたが、彼女は俺の前に2人と付き合ったとこがあったようでした。そして、色々と彼女の過去を聞きたがる俺と、聞かれたことには素直に答える彼女の影響で、俺の寝取られ性癖は徐々に形作られていきました。


    加奈子は、バイト先のファミレスで、何度も店長にホールに移って欲しいと言われるくらいにルックスが可愛らしい子でしたが、恥ずかしがりで人見知りだったので、キッチンから移動することはありませんでした。
    彼女の、整形疑惑が出るほどにぱっちりした二重まぶたと整った顔立ちは、少し外国の血が入っているんじゃないのかな? と思うほどでした。今でこそ増えたハーフタレントみたいな感じで、今でいうと、ダレノガレという子をもう少し日本人寄りにした感じの顔でした。

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    そんな子が、コック服を着て料理を作っている姿は、俺的にはドストライクで、一目惚れでした。
    どピークには、キッチンとホールは軽いケンカ状態になりますが、俺は彼女のことをよくフォローしていました。完全に下心からの行動でしたが、それでもやっぱり仲良くなり、俺の従食にこっそりと色々とサービスしてくれるようになりました。ジャンバラヤの中にステーキを埋め込んでくれたり、イタズラ心満載で俺を楽しませてくれました。

    そんな加奈子とバイト終わりにカラオケに行ったり、ボーリングに行ったりするうちに、付き合うようになりました。

    あまりデカい声では言えませんが、ファミレスの制服をこっそり持ち帰り、イメージプレイみたいなこともしたりしていました。

    加奈子は、飛び抜けて可愛い顔をしてましたし、料理も上手でしたから、俺にとっては最高の彼女でした。そして、コック服の上からでもわかっていましたが、着やせするタイプで隠れ巨乳でした。
    ほぼ完璧とも言える彼女でしたが、セックスが上手すぎるのだけが俺にとっては不満というか、悲しいと思う部分でした。

    初めてのセックスの時、俺は彼女のフェラであっさりとイッてしまいました……。彼女は、M気質なのかもしれませんが、とにかく一生懸命に奉仕してくれる感じでした。

    彼女と初めてセックスをしたのは、俺の部屋でした。バイト終わりに軽くカラオケをして、もう少し飲もうと言うことで俺の部屋で飲んでいると、
    『ちょっと酔ったw』
    と言いながら、彼女が俺の太ももに頭を乗せて、寝転がりました。短めのスカートがまくれて、パンツが見えそうになっているのを見ないようにしながら、
    「マジかw ちょっと寝れば?」
    と、声をかけました。
    『じゃあ、添い寝してw 抱き枕がないと寝れないから、康くん代わりになってw』
    とニヤニヤしながら言いました。まぁ、いつものノリの冗談だなと思いながら、
    「はいはいw ほら、ベッド使って良いから」
    と言うと、
    『紳士かw』
    と言いながら、彼女が俺を押し倒しました。そして、上からかぶさるようにして俺にキスをして来る彼女。可愛らしい舌が俺の口の中で暴れ回りました。
    そして、荒々しいキスの嵐が過ぎると、
    『私のこと、好きじゃないの? 私の片思い?』
    と、不安そうな顔で加奈子が言いました。俺は、その行動と言葉のギャップに吹き出しそうになりながらも、自分の幸運を神に感謝しました(無神論者ですがw)

    そして、俺も彼女が好きだという事と、俺では加奈子に釣り合わないと思って諦めていたことを告げると、不安そうな顔が一気に消えて、凄く良い笑顔になりました。

    『じゃあ、付き合っちゃおっか!?』
    少し照れて、頬を赤くしながらそんな事を言う彼女。俺は、嬉しくて飛び上がりそうになりながら、彼女を押し倒しました。

    今度は俺が上でキスをしましたが、彼女はキスを受けるのも上手だと感じました。キスしながら彼女の細くて綺麗な指が、俺の耳やうなじを何とも言えないタッチで触り、俺の興奮を高めました。

    そして、彼女の服を脱がせていき、上半身裸にしましたが、なんと言うか、脱がされ慣れている感じがしてしまいました。彼女の胸は、想像していたよりも大きく、形も良い形をしていました。釣り鐘型というのか、ペチャッと潰れない感じで、美しいのひと言でした。

    乳輪は、色はかなり薄目のピンクでしたが、サイズはちょっと大きめで、乳首は陥没乳首でした。
    『舐めるとちゃんと出てくるから……』
    加奈子は陥没しているのを気にしているようで、俺が何も言っていないのに先回りしてそんな事を言いました。恥ずかしそうに言う彼女を見て、俺は愛おしくて思いきり彼女を抱きしめました。

    そして、俺がキスしようとすると、その前に彼女が俺の乳首を舐めてきました。シャツをまくり上げ、吸い付くように俺の乳首を舐める彼女。気持ちよくて声が漏れてしまう。そして、俺の乳首を舐めながら、俺の服のボタンを外していく加奈子。すべての動きがよどみなく、スムーズすぎて違和感を覚えるほどだった。

    それに引き換え、女性経験は1人だけで、回数も片手に収まってしまう程度の俺は、ひたすらドキドキして我ながら情けないと思っていた。そのまま、ズボンも降ろされた俺……。加奈子は、俺のパンツの上から俺のものをくわえ始めた。直接舐めず、焦らすようにパンツ越しに俺のものをフェラする加奈子。時折俺の方を見て、妖艶に笑っているような感じだった。
    『ふふw カチカチだね#9825;』
    加奈子は楽しそうに笑いながら、俺のパンツを下ろした。そして、半分皮を被った俺のものが姿を現わす。皮オナニーをしすぎたせいか、勃起しても自分で剥かないとダメなので、重めの仮性包茎なのだと思う。

    でも、もしかしたら皮が余っていると言うよりは、俺のペニスが短いということなのかもしれない。

    『可愛い#12316;#9825;』
    俺のペニスを見た瞬間、加奈子がそんな黄色い声を出す。ペニスを見られて”可愛い”と言われ、俺の心は折れそうだったが、それよりも早く加奈子が俺のものをくわえた。

    こんなにも可愛い加奈子にくわえてもらい、それだけで興奮しすぎて、少しイキそうになってしまった。

    これまでの流れで、加奈子が異常にセックス慣れしていることには気がついていたが、フェラもやっぱり上手だった。
    彼女は、下で俺の尿道口を舐めたり吸ったりしながら、下で俺の包皮を剥いていった。ゾクゾクするような快感に包まれ、俺はうめき声を出した。
    そして、皮が剥かれると、彼女の下が敏感な隠れていた亀頭部分を舐めていく。

    彼女は、ペニスを口の内壁に押しつけてこすったりした。そうすると、気持ちいいのは当然だが、彼女の頬が俺のペニスで膨らみ、視覚的なエロさがグンと増す。

    それだけではなく、彼女の指が俺の睾丸を優しく撫でてくる。俺は、なるべく考えないようにしていたが、彼女にこんな事までされて、元カレにフェラを仕込まれたんだなと考えてしまった。

    すると、嫉妬もそうだが、興奮が強くなり、そのままあっけなくイッてしまった。
    『んン#12316;#9825;』
    彼女は、俺のものをくわえたまま射精を受け止めてくれて、しかも嬉しそうに目で笑ってくれた。
    俺は、イッた脱力感で少しボーッとしてると、彼女が俺の目の前に顔を持ってきて、口を閉じたままニコッと笑った。

    そして、少し上を向き気味で口を開けると、彼女の口の中は俺の大量に出してしまった精液でプール状態だった。それを見ただけで、俺は一気に興奮がわき上がり、気持ちもペニスも復活した。

    加奈子は、そんな風に口を開けたまま舌を出してきた。舌には、俺の精液がまとわりついていて、言いようがないほどにエロい光景だった。そして、そんな事をしたので口の端から俺の精液がダラぁっと流れ出たが、それを手の平で受け止める彼女。

    その動きも、これまで何度も繰り返されてきた感じで、滑らかだった。そして、彼女は口を閉じると、ゴクンと音が聞こえるような感じで飲み込んでくれた。それだけではなく、手の平の上の精液もすすり取り、飲み込んでくれた。

    精液を飲んでもらうのなんて、この時が初めてだったので、メチャメチャ感激してしまった。AVとかでそういうシーンを見ても、よくやるよなとか、マズそうとしか思わなかったが、実際に飲んでもらって、それがメッチャ嬉しいことだと知った。

    『もう#12316;。出し過ぎだよぉ! 胃から妊娠しちゃうw』
    可愛らしく笑いながら言う彼女。俺は、”大好きだ”とか、”愛してる”とか言った。本心からの言葉だった。

    すると、
    『じゃあ、今すぐキスしてw』
    彼女は、口の周りを精液でドロドロにしながら、イタズラっぽく俺に言った。俺は、そんなの気にせずに彼女にキスをした。一瞬、驚いたような感じだった加奈子だが、すぐに舌を絡めてきた。正直、ちょっと嫌な味がしたが、興奮しきっていた俺は、そのまま彼女を押し倒した。

    彼女は俺に押し倒されながら、自然な動きで俺のペニスを掴んだ。まるで、柔術の選手のように滑らかな動きだった。
    『そのまま、来て……』
    熱っぽい目で俺を見つめながら言う彼女。俺は、コンドームをつけていないのにと思い、一瞬戸惑ってしまった。
    『大丈夫だから……。ピル飲んでるから……』
    と、潤んだ目の彼女が言う。この時の俺は、ピルというものが単に避妊の薬という認識だったので、ショックを受けた。そんなものを飲んでるなんて、いつでも、誰とでもセックスするためなのかな? と、思ってしまった。そして、そう思ったことで、俺の中で何かが弾けた。激しい嫉妬と、それを上回る興奮。

    彼女を、犯すようにそのまま挿入した。
    『ンアァンッ#9825; へへw しちゃったね#9825; 初めて康くん見たときから、こうなるって予感があったんだ#9825;』
    嬉しそうに言う彼女。俺は、まさか最初からそんな好印象を持ってくれてたなんて、本当に夢のようだった。

    そして、愛してると言いながら、キスをして腰を振った。でも、やっぱり彼女はセックスに異常なほど慣れていた……。

    正常位で腰を振る俺にあわせて、微妙に腰を動かしてぶつけてくる彼女。俺の弱々しいピストンが、彼女のアシストで力強いものになる。それだけではなく、指で俺の乳首触ってくる香奈子。
    『ふふw 康くんも乳首弱いんだね。触るとカチカチになる#9825;』
    俺の乳首を弄びながら、そんな事を言う彼女。康くん”も”……その言い方が、他の誰かと比べられているようで、悔しくて嫉妬してしまう。

    『疲れちゃった? へへw 代わってあげる#9825;』
    彼女はそう言うと、あっという間に体勢を入れ替え、騎乗位で繋がってきた。そして、滑らかに腰を振り始めた。
    『あっ! んンッ! アンッ#9825; 康くん、気持ちいい#9825; 康くんも気持ちいい?』
    腰を上下や前後に振りながら、可愛らしく聞いてくる彼女。俺は、もうイク寸前だった。

    「あぁ、ダメ、イッちゃう……出ちゃう!」
    騎乗位でイカされそうになっている俺が、心底情けないなと思いながらも、もうイクのを逃がせなくなっていた。

    『いいよ! 加奈の中に#9825; イってぇ#9825;』
    加奈子はそんな事を言いながら、さらに腰の動きを速くした。そして、そのまま俺は彼女の中に射精してしまった……。

    いくらピルを飲んでいると聞かされていても、中に出してしまうなんて、本当にドキドキした。
    すると、彼女が前に倒れるようにして俺にもたれかかり、
    『ふふw 熱いのわかるよ#9825; ねぇ、結婚しようね#9825;』
    と、照れながら言ってくれた。

    こんな、情けないセックスだったが、俺は最高の気分だった。どこが良いのかわからないが、俺のことを結婚したいと思うほど好きでいてくれる彼女。しかも、一目惚れだったそうだ。俺は、自分でイケメンではないとい言い切れる。本当に、人の好みはわからないものだと思った。

    そして、彼女とはこの日を境に、半同棲生活が始まった。それは、今でも俺の人生の中で最高の時間だったと思う。楽しくて、ひたすらエロい毎日だった。
    彼女は、恋愛体質というか、俺に依存する度合いが凄かった。常に一緒にいたい。いつもセックスをしたい。そんな感じだった。

    俺も、彼女を抱けば抱くほどより夢中になっていったし、彼女の過去が気になってしかたなくなっていった。

    今日も、俺の部屋で食事をしているとき、彼女がテーブルの下に潜り込み、ご飯を食べている俺のペニスを取りだしくわえ始めた。
    「どうしたの? 欲しくなっちゃったの?」
    俺が、少し意地悪っぽく聞くと、
    『食欲と性欲を、同時に満たしてあげる#9825;』
    と、彼女もイタズラっぽく言った。そして、そのまま俺にまたがり、椅子の上で対面座位で繋がった。
    2人とも服は着たままで、俺はズボンとパンツを膝まで下ろし、彼女はミニスカートを巻くってショーツだけ脱いだ状態だ。

    そして、彼女は俺が食べていたご飯を自分の口の中に入れた。そのまま何回か咀嚼した後、俺にキスをして口の中のモノを流し込んできた。
    口移しで食事を食べさせてもらう……。そんなのは想像もしたことがなかった。でも、気持ち悪いとかそういう感情はまったく湧かず、本当に美味しいと思ったし、おかしなほど興奮もした。

    すると、彼女が、
    『私にも#9825;』
    と言い始めた。そして、俺は言われた通りに彼女がしたように、ご飯を口の中に入れてかみ砕き、彼女の口の中に流し込んでいった。
    加奈子は、嬉しそうにそれを飲み込む。同時に、彼女の膣がキュンキュンと強烈に締まってくる。こう言うことをされるのが、本当に気持ちいいようだ。

    「加奈、こうされるの好きなの?」
    『うん、好きぃ#9825; もっと、グチャグチャにしてから飲ませて欲しい#9825;』
    トロンとした顔で言う加奈子。
    「そんな風にされてたの?」
    この頃には、こんな風に元カレとのことを聞くのが当たり前になっていた。

    『そうだよ#9825; 液体になるくらいグチャグチャにして、飲ませてもらってたんだよ#9825;』
    加奈子も、元カレとの話をすると俺が興奮することに気がついて以来、隠すこともなく元カレとのことを話すようになった。
    俺は、加奈子が元カレとこんなセックスをしていたと思うと、嫉妬で息も苦しくなるほどだった。そして、座ったまま、下から加奈子が浮き上がるほど突き上げ始めた。
    『アン#9825; 激しいよぉ#9825; んっ! んンッ! 嫉妬してるの? 元カレに口移しされてたの、嫉妬しちゃう?』
    加奈子も、発情した顔でそんな事を言う。元カレの話に嫉妬する俺を見ると、加奈子の興奮も高まるようだ。

    俺が、嫉妬すると言いながらさらに突き上げると、
    『んぅあっ#9825; はう゛ぅ……凄い、あぁっ! 固い、カチカチだよぉ#9825;』
    加奈子は、とろけた顔であえぎ続ける。
    「ど、どっちがいい!? 元カレと俺、どっちがのセックスが気持ちいいっ!?」
    俺は、すでに何回も聞いているのに、その言葉を聞きたくて毎回のように聞いてしまう。
    『元カレの! 康くんより大っきいから!! 奥まで届くからぁッ!! 元カレチンポの方が良いぃっ!!』
    加奈子は、信じられないくらいにとろけた顔で叫びながら、身体を不規則に震わせる。自分で言いながら、その言葉によってイク……。加奈子も毎回こんなパターンになってきた。
    そして、俺も加奈子のそんな言葉を、最後まで聞き終わらないうちに彼女の中に射精していた。

    そして、しばらく繋がったまま、濃厚なキスをするのがいつものパターンになっていた。

    「そんなに……大きかったの? 気持ち良かったの?」
    俺は、敗北感に打ちひしがれながら加奈子に聞く。
    『さぁ? そんな事言ったっけ? 康くんが一番だよ#9825;』
    加奈子は、セックスが終わった後は甘甘モードになるので、いつもこんな事を言ってくれる。
    でも、本当はどっちなんだろう? そんな風に自問する俺も、いつものことだった。

    そんな、多少いびつな部分はあるかもしれないが、それでも幸せな2人の生活だった。

    そしてある日、そんな2人の時間にヒビが入るきっかけになった出来事が起きた。

    いつものように、学校が終わった後2人で仲良くファミレスでバイトして、21時過ぎに一緒にアップして店を出ようとすると、俺とも、加奈子とも仲の良い大学1年のバイトの男の子に声をかけられた。

    彼はまだ18歳で、地方から出てきて一人暮らしをしている。ノリのよい楽しいヤツで、イケメンではないが結構人気者だ。
    「あれ? 夫婦そろってお帰りですか?」
    ニヤニヤしながら彼が言う。俺と加奈子は、少し照れながら、そうだよと答えると、
    「飯一緒にどうですか? ちょっと沢山作りすぎて、困ってるんですw」
    と、誘ってきた。彼はキッチン担当で、料理が好きな子だった。家でも、一人暮らしなのに色々な料理を作って勉強しているらしい。

    『ホントに? 淳ちゃんの料理、メチャ美味しいよね! 康くん、行こうよ!』
    と、珍しく加奈子が乗り気だった。俺も、淳の料理に興味はあったので、特に反対もせずに行くことにした。

    そして、3人でバイト先の社員の悪口を行って盛り上がりながら歩いて移動した。5分も歩かないうちに彼の部屋についたが、そこは2LDKの、結構立派なマンションだった。
    『えっ? ここに一人で暮らしてるの!?』
    加奈子もビックリして聞く。俺も淳の家が金持ちだとか、聞いたこともなかったので驚いていると、
    「親のですよw 何か、投資目的らしいです。でも、今は俺がただで住んでるんで、投資もクソもないんですけどねw」
    と、サラッと言う淳。

    そして室内に入ると、物が最小限しかない感じの、生活感があまりないオシャレな室内だった。
    『なんだこれw ドラマの中かよw』
    加奈子も驚いてそんな事を言う。

    「いつオヤジに出てけって言われるかわかんないんでw」
    淳はそんな事を言うが、それにしてもオシャレな部屋だと思った。

    そして、彼の手料理を食べ、ワインも飲み楽しい時間を過ごした。
    「お前、まだ酒ダメだろ?」
    少し酔って気分よくなった俺がそう言うと、
    「先輩だって、まだでしょw」
    と、淳に言われた。
    「数えだとOKだよ」
    「違うでしょw」
    と、楽しい時間だった。

    『本当に美味しいよ! これ、香辛料なに使ってるの?』
    加奈子が感心しながら言い、淳は淳でキッチンに加奈子を招き入れて説明を始める。

    キッチンで、ハーブや香辛料の説明をする淳を、何となくまぶしそうに見る加奈子が凄く心配だった。でも、密かに興奮もしていた。俺は、そんな気持ちを打ち消すように、ワインをがぶ飲みしてしまった。

     

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