【彼女と】流血かっちい Part.2 【彼氏】 オナネタ専用エッチな体験談

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    【彼女と】流血かっちい Part.2 【彼氏】


    3度目の出会いは超宴模様・・・・





    物置にあった小さめなアルミテーブルを、食材置いたりする為BBQコンロ脇へ用意。

    ようやく態勢整ったコンロにしっかりと火の入った炭をくべ、食器の類をメインのテーブルに用意し

    氷を一杯に詰めた大型クーラーボックスに、ビールや他の飲み物を満載にした状態で庭へ。



    姉妹はといえば、この間にもせっせと食材準備

    会ってほんの2日・3日程度だが、この姉妹の仲の良さが伝わってくる



    姉に事ある毎にプッシュされたせいか、知らずに目はさきちゃんを追っていた。

    普段、あまり女の子を目で追うような事がないだけに

    そんな自分のあからさまな行動に自身で少し驚く。






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    「おい!かっちぃ!!暇してんのかぁ?」

    姉の大きな声がキッチンから聞こえてきた。

    部屋を覗くと、包丁片手に悪い笑顔の姉が呼んでいた。

    なになに?と部屋へ上がり、姉に近付く。



    「かっちぃよぉ!そろそろ皆来ちゃうぞ?」

    ん?そりゃそーでしょw呼んだんでしょ?

    何を当たり前な事を言ってんのさ、姉w

    そんな表情を読み取った姉、さらにひとこと。



    「今のうちに、さきとチューしてきても良いぞw」

    ウッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャw 

    と、高らかに笑う姉・・・・・・妙に楽しそうだ。

    姉の笑い声に、さきちゃん反応。





    「2人で何話してんの?」

    いえ、何でもありませぬぅ。貴女には聞かせられませんからw

    つか、姉!!そんな事ばっか言うな!

    意識するつもりなくても、めっちゃ意識するようになるじゃないかw

    1人ドキドキバクバク状態と葛藤する男かっちぃ。

    左側頭部のガーゼが何だか今日は男らしく見えるw



    「そろそろ皆来る頃でしょ?悪いんだけど、かっちぃ表で待っててくれないかなぁ?」

    何となくだが、頭をカチ割られた晩から感じている事があった。

    俺ね、さきちゃんの話し方が好きかも。

    おやぁ?これは姉の策略にまんまと嵌ってるだけなのか?

    本心なのか、記憶のすり替えなのか、早くも混乱。









    すったもんだで準備はほぼ完了。即席とは言え、なかなか良い感じ。

    姉妹は何か作り始めてた。まだ料理するのか・・・・やりますな。

    俺はと言えば、それを見届け煙草片手に表に出た。

    まあ、交通整理というか駐車案内ってやつ。



    煙草を吸い切らないうちに第一陣がやってきた。

    ステップワゴンに満載な模様、通りから曲がって来た途端にププッとクラクション。

    軽く手を挙げ、こっちだという感じで誘導。

    目の前で止まり、ワイワイ降りてくる降りてくる総勢8名。

    見知った顔もちらほら、例の夜にここまで来た子たちだろう。





    「かっちぃ♪こんちゃぁ!あと、クルマ頼むw」

    か・・・・軽いなwまあ、いいっすよ。頼まれました。

    さすがに女の子の運転だな・・・・シートがめっちゃ前w



    ちなみにこの家、普通に止めると4台+α

    寄せまくりのキッツキツで止めれば恐らく6台と、

    1/3くらいはみ出す感じであと2台は止められる。

    事前にS30Zやバイク・チャリは昔、個人工場として使われていたであろうガレージにしまってある。



    ステップワゴンを最奥のロゴ横へ止め、新しい煙草に火を着けた

    次のお客さんがやって来たようだ ヤン車だ、ヤン車www





    表通りとの小さな段差でも可能な限り減速し、やたら慎重になってるらしいw

    これは車高短乗りの宿命というか、習性だよねぇw わかるwww

    それにしても、迫力あるなぁ・・・・このクルマ。

    なんとなく運転手が俺の顔を見てる気がする・・・・・

    やっぱ間違いない、ウチに来たんだなw



    「ゆうきからBBQやるって連絡受けたんですけどぉ・・・」

    気が強そうに見えるアイメイクが特徴の子が、小さめな声で話した。

    うん、ウチだよ。クルマここでいいよ、後はやっとくから。

    そう声を掛けると表情がパーッと明るくなる。

    女の子は笑顔が1番!そのクルマに早速乗り込む。

    ぬぉ!これマニュアルかw あの子やるなぁ!



    車種はC33ローレルのクラブS、フルエアロに合わせた限界車高・・・・・渋いな。

    ヤン車というか、ドリフト初心者みたいな感じ。







    早くもスペース的に心配になってきたので、ガレージ奥にS30Zを移動させ

    空いたスペースにシビックを突っ込んだ さらにその尻に食いつくようにロゴ



    ちょこまか移動させてると、お次のお客さん到着。

    ああ、これはもう典型的なヤンヤン仕様でしょw

    どスモークにフルエアロなワゴンR、しかもズンドコ♪聞こえてる。

    ホイールがマークってのが、いい趣味してる。嫌いじゃないな。

    この子もこないだ見たなぁ・・・・・



    「かっちぃ!こんちはぁ!BBQパーティ呼んでくれてありがとねw」

    パ・・・パーティですってぇ!!姉・・・・どんな呼び方したんだw

    にしてもさ、皆薄着だなw まあ、夏だから当たり前だけどさ・・・効くぜw





    「あのさ、かっちぃ。ついでに聞きたいんだけど、スピーカー直せる?」

    ん?どした??壊れたか? 聞けば、急に音が出なくなったらしい。

    ちょちょいと見てみるが、面倒そうならちゃんと見ないと無理だよと告げる。

    それで良いから是非見てくれと頼まれる。おk、そんなのお安い御用さ。



    ガレージ満載だった・・・・・・俺バカスw

    しゃーない、テスターと適当な工具だけ持って来るか。

    で、早速開始。BBQ準備と違い、水を得た魚w

    さっさと該当するドア内装を外し、マウントごとスピーカーを取り外す。

    原因ハケーーーン!!単純明快、配線外れでしたぁ!

    作業10分、修理完了。俺、天才w いや、誰でも出来るwww





    傍らで作業を見守ってたオーナーさんに、もう大丈夫だよと伝えてあげる。

    なんだか、アイドルを見る乙女的キラキラ視線を感じるぞw

    大した事してないんだけどなぁ・・・・・・配線刺し直しただけですから!

    そう言ってんのに、大喜びしてくれちゃう後輩さん。

    庭からワラワラと人が出てきて、事の顛末を後輩さん皆に説明。



    かっちぃ!すごい!やるじゃん!!頼もしい!!

    等々、人生においてMAXなおだてられ体験に気を良くする。

    つかね、女の子には難しそうでも男にとっちゃぁ、こんなん簡単なんすけど。

    離れたトコに姉妹をハケーン、姉は親指突き出しよくやった顔w

    さきちゃんは、なんだかにんまり。

    フフフフ・・・・期待に応える俺、少し株が上がったなw



    計算高い男には決してなれない私かっちぃ、配線刺しただけのプロ扱いに少し動揺www





    さて、その後最終的にあと3台やってきてスペースぎり。

    人数的には20名オーバー、この家の来客記録を大幅更新w



    焼き役の私、せっせと焼きまくります。

    嫌いじゃないんです、こういうの。

    基本的には皆に勝手にやってもらいますが、焼きは私の仕事。

    皆、女の子なので火傷されても困るし、まずは楽しめ!と。



    「おい!みんな静かにしろっ!」

    姉だw やっぱ威張ってるwww



    「今日は急だったけど、来てくれてありがとう!」

    俺んちだけどなw



    「久々に皆が集まれて良かったよ」

    そっか、そうなのか。それは良かったよ。





    姉の仕切りはお見事だったw

    やっぱホントだったのね、レディース話w

    なんかカッコイイし、凛々しい感じが素敵w

    明らかに姉を憧れの眼差しで見てる子いるもんなぁ・・・・

    地元じゃ有名なワケだ、なんか分かる気がする。



    「ところで皆、かっちぃは初が多いんだよな?」

    ちょw 姉っww なんだ急にwww

    さきちゃんとの遭遇話、姉との遭遇話を一通り話す。

    すると・・・・仕事場を同じ現象が起きた。

    皆が左側頭部にアツい視線をwww

    そこか・・・・それか・・・・といった感。



    「じゃあ、そんなかっちぃから一言もらうから♪」

    え?今、一瞬だけど悪魔の笑顔見えましたよ?姉w



    さぁて、困ったぞ・・・・・これはどう乗り切るトコなんだろか?

    レディースと言えば、女番の暴走族なワケだから・・・・・あれか?

    やっぱ、押忍!かな?そこんとこ夜露死苦かな??

    色んな悪さをしてきたとは言え、暴走族に直接入った経験まではない。

    友人には多かったけど、誘われても集会にすら行った事ない。

    一言ぉ?何を言えば良いんやら・・・・・・ふぅ。。。。。



    そうこうしてると、さきちゃんが来てトングを取り上げられたw

    早く何か話せ!って事かしらwww

    ぬぉぉぉおおお!マジでテンパってきたかも・・・・・・



    「今日、お越しの皆さん はじめましても多いですよね、かっちぃです」

    あまりの堅さにドッと沸く・・・・・・・その笑いにますますテンパる。



    「えーっとですねぇ」

    思い切り裏返るw 最悪だ・・・・・緊張で言葉そのものが出ないwww









    しどろもどろな男かっちぃ・・・・・無意味に1人で大ピンチでありますw

    どう考えても、乾杯の音頭取りなのに・・・・・乾杯という言葉が出ない。



    ここで、トング片手にさきちゃんが助け舟



    「皆、コップ持ってるぅ?聞いてると思うけど、かっちぃのガーゼの下は6針縫ってますw」

    ドッと沸く一同、うまいな・・・・・さきちゃん。



    「ついでに言うと、頭割ったのはワタシw処置したのは、お姉ちゃんw コンビプレーですwww」

    大爆笑www俺も笑った。



    「ウチの妹、やるだろ?患者を作って送り込んでくれたんだよw」

    姉・・・・・・おもろすぎるぞw

    場が和んだ、さきちゃんと姉に感謝。





    隣のさきちゃんが肘でコツコツと脇を押す。

    ん?という顔で振り向くと、小声で乾杯して!と。



    「じゃあ、イッパイ呑んで、沢山食べてって下さいね。カンパーーーイ!!」

    おお!我ながら決まったっぽいw さきちゃん感謝!

    横を見ればニコニコなさきちゃんがいる、なんかいいなぁこういうの。



    さあ、始まりました。

    元気な方々のBBQ大会w

    まあ、呑むわ呑むわ食うわ食うわ騒ぐわ騒ぐわ 楽しいもんです。



    焼き役は大失敗でしたw

    次から次へと注文入るし、火が相手だから熱いし

    おかげで合い間合い間でビールが進む進むw



    ついでに、さきちゃんの後輩達が次々来ては、話し相手になってくれちゃうw



    ちょっとしたキャバクラ状態w 悪くないな。

    ただ、チェンジまでの時間が少し早いなwww



    話の内容として多いのは、騒ぎになった事そのものを陳謝w

    そのたびに、問題ないよ、大丈夫、気にしないでと。

    次に多いのが、姉とさきちゃんの自慢。

    俺も地元にこんな姉妹いたら自慢するかもと返答。

    その次が、クルマ・バイク相談会www



    ちょいちょい皆でガレージ覗いたり、スピーカーの件もあったりで

    クルマやバイクが好きってのが伝わってるらしい。

    で、こうこうこんな改造したいんだけど、部品はどこで買うと良いか?

    取り付けは自分じゃ無理なのか?だとすると工賃はどれくらい取られるのか?







    内容的に、どれもそう難しい作業じゃなかった事もあり・・・・・

    よーし分かった!全部、俺が面倒みるから持って来いやーーー!!

    という、まさかの展開へ自爆www 酔いだな、酔いが言わせたんだな。

    ええ格好しいだ、格好つけしいだ、ハイその通りだと思われますw



    「そんな事言って大丈夫なのぉ?かっちぃ、人が良すぎるよw」

    さきちゃん、いーんです。大丈夫です。私、やりますからぁ!



    「早速、お願いがあるんだけどな・・・・」

    なんでしょか、さきちゃん!

    貴女の願いなら、最優先で聞きまっせ!!





    「あのね、クルマを買おうと思ってるんだ。

    春には卒業で病院勤務でしょ、あとバイトとかにもクルマだと楽だしね。

    かっちぃのおススメは?それ買おうかと思うんだけど・・・・」

    じゅ・・・・重要です! 非常に重要な任務を与えられました!!

    これは慎重にいかなくてはなりませんよ!!

    通勤に使うなら、まずは燃費。

    次に快適性、それから居住性も少々。

    女の子ならではの可愛らしさも必要かと。



    むぅ・・・・・・いきなり難しいトコきたなw

    好みや、最低限欲しい装備も聞いてみた。

    これといって特殊な要求はなく、

    ちっさめだけどビュンビュンはしるクルマが良いようだ。



    それにしても・・・・・だ。

    会って3日とかで、ここまで仲良くなるとはね。

    色々話ちゃったし、信用信頼とは違うかもしれないけど

    どこかに安心感もあるし。

    人って面白いなぁ・・・・と、つくづく思う。



    焼きも一段落し、庭に敷いたシートに座り食べながら呑気に呑んでると

    隣にローレルの後輩さんがちょこんと座る。

    呑んでるぅ?食ってるぅ?酔い酔いのかっちぃ、明らかに始めとキャラが違うはず。



    「かっちぃ♪私もお願いがあるんだけど・・・・」

    はい、なんでしょう!俺に出来るなら、何でも手ぇ貸すよ?



    「デフって着けられる?ドリフトしたいんだ!」

    おお!やっぱドリフトだったのね。おーけーおーけー!



    後輩さんに、いくつか質問してどの程度乗れるのか聞き出してみた。

    それ如何でデフって選択や組み方が変わるんでね。

    すると、まだまだ免許取り立ててで、ドリフトどころかサイドターンの練習中だとか。

    ふむふむ、よし分かった。任せときな!と、お気楽かっちぃ。

    逆隣に座ってたさきちゃんが聞く



    「難しい話してた?w よく分からなかったんだけど、何とかしてあげられそう?」

    後輩の願いを叶えてあげたいって感じありあり。

    そんなさきちゃんの顔見ると、ますます任せろと。



    「今、ローレルは通勤とかで毎日使ってるの?丸1日乗らないで、預けてもらえると良いんだけどな」

    と、後輩さんに尋ねてみた。すると、日曜午後からなら月曜朝まで大丈夫と。

    足はローレルだけなので、乗れないと困っちゃうとも。ふむふむ、そうですかい。







    「最悪さ、1日だけ俺の単車か原チャで行けないかな?」

    後輩さん、目をパチクリ。さきちゃんと俺を交互に見たり。

    すると、さきちゃんが教えてくれた。

    後輩さん、単車の免許はないらしい。

    そうなると、原チャだわな。



    「スクーター乗れるよね?」

    うなずく後輩さん。



    「ちょっとうるさくて、あふぉみたいにスピード出ても乗れるよね?」

    ニッコリしながら、うなずく後輩さん。

    よし、じゃ 足の件は決まりね。

    ところでさ、日曜って・・・・・明日の事じゃないよね?

    プリティすぎる笑顔でこっくりする後輩さん・・・・・・小型の姉だなw



    BBQ大会はまだまだ継続中w



    姉、なぜか後輩達を前に人生を説いてますwww

    さきちゃん、後輩達に囲まれて笑顔です。

    かっちぃ、熊のきょろちゃんでカキ氷つくって1人食ってますw



    ふと気付く。

    隣の家のベランダで、男の子がこちらを見てた。



    「来るかい?BBQ好きか??」

    声を掛けてみた、実はちびっ子が大好き。性的な意味はないwww

    ちょっとして、顔見知りのパパも顔出し良いのかと聞いてきた。

    ぜーんぜん問題なし、早く家族皆でおいでと誘う。



    お嬢さん方に、ちびっ子くるから優しくねと言ってみたw

    おい!かっちぃ!!なめてんのかぁ!!と、お叱りを食らうw



    ついでと思って、裏側の家にも声掛けてみる。

    庭続きなんで、声掛けるなんてお茶の子さいさい。

    こちらも、開始から気になってたようで、参加してくれると快諾。

    フフフフフ・・・・・・本格的にBBQ大会だなw



    食材を余らせてもしゃーないんで、姉から後輩達に発破かけてもらう。

    呑めない後輩達は、ひたすら食わされるw 呑める子は呑まされるwww

    これって男の世界でも一緒w なんか笑った。



    隣のパパとはバイク友達、かっちぃZ1Rに対抗するかのようなCBスペンサー仕様に乗ってる。

    これがマジで渋い、乗らしてもらったけど予想外に乗りやすいんで驚いた事があった。

    向こうは向こうで、カワサキって乗り辛いんだと思ってたようで、互いに大笑い。





    こういう時、ホストの動きが大事だと良く知ってるかっちぃ。

    参加者全員に出来るだけ気を配り、飽きさせず、話し掛ける。

    近所のママさん達もいるから、ゴミ収集場所の掃除当番にウチも入れてくれとか

    小学生の通学路に立つの参加しようか?とか、話題を振る振るw



    ちびっ子たちには評判の兄貴かっちぃなので、追い掛け回し捕まえて軒並み高い高いの刑w

    怖がらせないギリで放り投げ、優しくキャッチする。ちびっ子が笑う笑う、その顔が好き。声が好き。



    おじさん・おばさん達には、いつも騒がしくてすんませんねぇ・・・・と、ご機嫌伺いからw

    ところが逆に、なんか優しく接してもらえて涙腺よわぞう泣きそうですw



    意外におもろいのが、普段接点のない人たちの交流ねw



    要は、お嬢さん方と近所の人たちの関係。

    話してみると、意外にも普通の子じゃないの!とか

    近所の子より、ずっとしっかりしてるわぁ!とか

    そそ、そうなのよ 悪ぶってるヤツに限って、芯があるんよ。



    実は、かっちぃですね 中2から23歳まで、ずっと銀髪でしたw

    そのおかげか、人目の意味を理解できちゃうようになってます。

    好奇の目、猜疑の目、大抵が良い意味合いじゃないですよね。

    だから、人一倍見た目で判断されるってのに反発持ってます。

    といっても、自分からアピールする事でもなし、分かる人は伝わるだろうし。



    そんな話を超少数派の男3人ではなしてましたw

    すると、いつのまにか姉が聞いてたようで・・・・・・



    「おい!かっちぃ!!お前、やっぱり良いヤツだなぁ!!

    早くさきを何とかしろよ!!急げ!!!」

    酔っ払い、声がでかいですw というか、姉は常に声がでかいですwww

    ざわつくBBQ会場、というかウチの庭w

    ヒューヒュー言いやがる後輩達、ワケも分からずヒューヒュー言いやがるちびっ子どもw



    待ておまえらw なんの既成事実作りだよw

    応戦不可能状態ながら、苦笑いで難を逃れようと試みる。

    が、悪魔の笑顔を持つ女は甘くなかったw



    「おーーい!かっちぃよぉ!!

    お前は、さきをどーー思ってんだ、おい!!」

    姉・・・・・なぜそんなにしつこいんだw

    だから、会って3日とかじゃんか。

    いきなり好きも何もないでしょうよ。

    そう答えるので精一杯。押され気味どころの騒ぎじゃない。。。。





    悪魔の笑顔を持つ女の攻撃は更に続いた・・・・



    「あぁ?3日だから何だよ??好きかどーかって聞いてんだよ、わたしはっ!!」

    姉、怖ぇっすw 眉間に皺寄ってますってwww

    まあ、言いたいことは何となく分かってる。

    たった3人だけど、姉の性格は十分に把握してる。



    「よく聞けよぉ、かっちぃ!嫌いって選択肢は無いんだからなぁwww」

    ぶっwww 姉よwww 皆の前でwwww 逃げ道ないじゃんかwww

    よくよく、思う。この姉、ほんと良い性格してるし、人に好かれ易いなと。



    「おーい!かっちぃ!!参ったか?www」

    ああ、出た。笑顔だwww ここで出したかwww

    参ったと言うと、何がどーなるんだ?

    いや参ってないと言うと、それはそれでどーなんだろか?





    なんやかんやと午後10時、流れ解散となるBBQ大会。

    明日は日曜日だが、ちびっ子たちは寝る時間。

    パパかママは寝かしつける時間、他にも予定ある人だっている。

    散発的に姉から攻撃を受け続ける俺・・・・・ダメージ蓄積中w



    ちびっ子たちの元気なおやすみぃ〜♪の声、可愛いねぇ。

    パパやママのご馳走様、かっちぃありがとねの声、

    いいえ〜ろくにお構いもしませんでw



    後輩さんたちも徐々に帰り支度。

    あらかた外を片付けてくれて、残り物や飲み物は全部リビングに移動。

    居残り数人がリビングで飲み食いするように再セッティングしてくれている。



    各車の運転手のアルコール検査開始w

    息を吐けぇ!真っ直ぐ歩いてみろよぉ!!ニッコリしてみろw

    姉・・・・・・何の検査にもなってねーぞw



    帰るお嬢さん方をお見送り。微妙にフラフラする見送り組w

    そんな中、ローレルさんが近寄ってきた。



    「かっちぃ、明日どうすれば良いかなぁ?」

    あ、デフだよね、デフ。

    時間の都合がついたら、その足でウチまで来てよ。

    ずっといると思うからさ!

    そう伝えるとニッコリして元気に返事して、乗り込んだ。



    「あ、幾ら位かかるんだろ?大体わかるかなぁ??」

    少ーし心配気な表情になってる。

    んー、まあなるべく安く仕上げるからさ、あんま心配すんな。

    酔っ払いの怪しい笑顔で言ってやった。



    「かっちぃ、よろしくね♪じゃあ、皆さんお先にぃ!」

    元気なお嬢さん方が一斉に帰って行った。











    庭に回り、酔ってるくせに一通り確認・・・・・何を確認してたのかは不明w

    そのままリビングへ上がる、さきちゃんと姉、それに姉世代が3人残っていた。



    「うぉーい!かっちぃよぉ!!おつかれぇ!」

    姉、まだまだ元気有り余ってそうだw

    ソファをボスボス叩きながら、例の笑顔。。。



    「かっちぃ!ここに座れよぉ!!」

    有無の言わさぬ姉の声・・・・・・説得力あるってのは違いますよw

    姉世代3人ニヤニヤ、助け船は出す気ねーんだな?w

    とりあえず、姉の隣に座る。

    途端に姉の顔が急接近してきた!



    ガシッ!!と、肩に手を回す姉。怖いっすw

    肩に回した手へ思い切り体重を乗せ始める姉。お・・・・重いからw

    すぐ目の前に姉の顔、この人ほんと綺麗な顔してんなぁ。

    ビール臭い姉、なんどもTシャツやホットパンツにこぼしてたらしい。



    「おいっ!かっちぃよぉ!!」

    来たぞ、何か始まるぞw

    肩に回した掌に力が入る。グッと肩を掴む感じになる。



    「あのさ、ここにいる3人だけど私の親友なんよ。分かるか?」

    ええ、分かりますよ。3人ともBBQしてる最中に話したしね。



    「ということはな、お前の親友と考えてもいーわけだ!」

    来たな、酔っ払いw 極解をさらりと言い放ちやがったなw





    「分かるかぁ?」

    はいはい、分かりますよ。大丈夫ですよ。



    「じゃあさ、その親友たちの前で言えよ!」

    ほぉら来たぞ。一応、何を?って聞き返してみっかなw



    「おーい!かっちぃよぉ!分かってんだろぉ?」

    そ・・・そっすね。散々聞かれた事ですよね。



    「よーしよし、それだ。分かってんじゃねーかよ!」

    姉、もう眠いんだろw 眼ぇ開いてるかい?



    「うーっせ!どーなんだよぉ!!」

    酔いどれっすね。でもなぁ、昨日みたいな作戦も考えられっからなぁ・・・・





    「はいはい、おねーちゃんそこまで!明日、予定あるんでしょ?」

    よーやく、さきちゃんの援護が入った。

    眼を見開き俺を見据える姉、何か言いたげだなw

    コップを置き、俺のコップもテーブルに置く姉。

    唐突にむんずと胸倉を掴み引っ張る。

    俺の耳元に口を寄せ、小さな声で言った。



    「ほんとに置いてくぞ。いいな?w」

    明らかにウッヒッヒッヒッヒwという顔してるのが、見なくても分かる。

    友人達に目配せし、皆うなずく。おいおい、お前らw

    いつのまに話を合わせたんだよw



    言い終わると、途端に酔っ払いモードに戻る姉。

    可愛らしいんだか、小憎らしいんだか、まあ愛らしい人だw



    姉は飲み続ける、親友3人は洗い物を片付けてくれてる。

    さきちゃんは、ゴミをまとめてくれてる。

    姉を除き、ほんとよく働きよく動く人たちである。



    「ゆうき、そろそろ行くよ。あんたのクルマは私が運転するから!」

    洗い物隊長が確かにそう言った。

    という事はですよ?姉と隊長、親友2人となるワケね。

    で、残りのクルマは2台っすよ?



    あ・・・・・ホントの本気で、さきちゃんを置いてくつもりかw

    姉、そして親友よ あまりにもチームワーク良いじゃないか!



    が!姉、動かずw 

    策士、策に溺れた模様ですwww

    寝てます!スピスピ言わせてますw



    そして!もう1人、寝てますw

    親友Bさん、沈没であります!

    この人、もう1台のドライバーのはずだったのに、

    さっき呑んじゃってました! わたし見ましたwww



    ま、明日は日曜だし皆泊まってけばいーじゃんw

    洗い物隊長、明らかに呆れてますw

    どうやら姉のサクセーンは、失敗のようです。



    「ま、ゆうきのこんなトコが好きで皆ずっと付き合ってんだけどねw」

    隊長、分かってますよ。俺も姉の、ちょい大雑把で開けっぴろげな感じ好きですもんw





    時計は午前0時過ぎを指していた。

    広めの部屋に布団を4枚敷いた、さきちゃんと隊長がねw

    親友B、先に布団へ運ばれ永眠w

    親友C、メイクを落とし見るな!と叫びつつ部屋へw

    隊長、ちょっと呑もうかなとリビングにいます。

    さきちゃん、じゃ私も呑もっかなと。

    私かっちぃ、gdgdですが呑む気だけは満々w



    ここから暫し、隊長による姉の話を聞いた。

    とにかく昔から面倒見が良く、自分よりも周りを優先させたこと。

    何より妹が大事で、実は猛烈な心配性であること。

    地元で妹を狙ってる男がいると聞くと、隊長以下数名で出掛け

    舐めんじゃねーぞ!と無理矢理諦めさせまくってたということ。

    それに、お決まりの武勇伝なんかもw



    涙腺よわぞう、酔ってんだか話に咽び泣いてるんだか・・・・鼻水ちょろりw

    さきちゃんも、分かってはいた事だろうに改めて聞くと、姉への思いで目元に赤みが。

    話しをしてる隊長も、脳裏に過るものがあるらしく笑いながら徐々に涙声にw

    今夜も結成!新トリオde泣き虫www



    「おーい!かっちぃ!!お姫様抱っこで布団に連れていけよぉ!!」

    おそらく話を得意の寝たフリで聞いていたと思われる姉。

    場の雰囲気に耐えられなくなった模様w

    はいはい、了解しましたよと俺。

    姉を抱き抱え、ちょっと寝かしてくると2人に伝え移動。



    「おい!かっちぃ!さきと一緒に寝るか?w」

    ほぉら、こんな事を言うんだからw

    でもなんか、姉のことをますます理解したせいなのか

    言いたいだけ言えばぁ?てなモンだw



    リビングに戻ると、隊長とさきちゃんがキャッキャッ笑ってる。

    何事さ?この短時間に何かあったのか??

    輪に戻ると隊長がポツリ



    「かっちぃさぁ、正月に〇〇でゼロヨンしてた?」

    ん?その話と笑いの繋がりは??

    〇〇行ってたよ、ゼロヨンもしてたしと答える。

    2人、爆笑w おや?意味が分からんぞ・・・・



    「ゆうきがね、ゼロヨンしてるかっちぃ見て、さきにああいうのと付き合えよ!って言ってたんよw」

    ええええええ!!!なんですってぇ!!!!!

    それでか!後輩さんも、こないだ微妙に聞いてきたもんなぁ・・・

    そっか、そういう伏線があったわけね。



    その年の正月ゼロヨンは、例年になく燃えてたのを覚えていた。

    今までに1度も勝った事のなかった先輩に、1本目から肉薄したもんで

    急にテンション上がったのだった。

    半年以上前とは言え、なぜか記憶に新しい。



    元々、ゼロヨンなんかしに行くとあまり人と話さない方である。

    今年は、絶対的な先輩に並べるかも!もしかすると勝てるかも!!

    なんて考えが膨らみ、ジェットや空気圧のセットを黙々とやっていた。



    ご存知だとは思うが、ゼロヨンって遊びはスターターの合図で同時発進し

    約400m先で前にいた方が勝ちという単純明快なモノ。

    だが、競技でなくストリートの遊びなので明確なゴール地点はない。

    大体の目安を決めておき、走った2人のみが勝敗を理解すればそれで善し。



    ほぼゴール地点で4速で吹け切るようにギア比も合わせてある。

    ただ、その先輩とは1本目・2本目と5速吹け切りまで踏み切ってた。

    正直、単なるあふぉである。色んな意味で危ないだけである。

    そんな事は分かっちゃいるけど、互いに負けたくないから踏むしかなかった。

    先にアクセル抜いても良いんだろうけど、俺には出来なかった。

    なぜか?単に負けず嫌いだからw それだけ、ほんとそんな理由。



    350馬力を超えるエンジン、シルビア用を加工して載せてるドグミッション

    ファイナルは4.8、通常4速ゴールのとこを計算上では5速吹け切りで230超くらい。

    数字で聞くとなんてことないが、専用コースでもない工場地帯の普通の直線

    そんなトコだと、笑っちゃうしかないくらいおっかないw



    そんなんを2本連続で走ったら、そりゃテンションもおかしな感じで上がります。



    そんなおかしなテンションだった時の俺を見て、姉がそんな事を言ったのか・・・・・

    うーーーむ・・・・・分からんw どこを見て言ったんだろうかwww

    最終的に12本も走ったのに0勝・・・・・・・・戦績だけ見ると完敗。

    スタート近くに戻ると、時に興奮してたろうし、時に奇声を発してたろうし

    場合によっちゃぁ近くのギャラリーなんかに絡んでたかもしれないw

    とにかく、あふぉみたいにテンションの上がっちゃってのが、今年の正月ゼロヨン。



    「かっちぃが何度も走ってた相手、私の働いてるトコによく来るんだw

    それで何となく知った顔がいるんだと思って見てたんよ」

    さりげなく隊長がそう言った。ふむふむ。

    隊長、クルマ関係の仕事でしょ?

    にんまりする。大正解だったようだw

    部品屋さんの経理とのこと。俺も知ってるトコだった事に、更に笑うw



    世の中って広いようで狭いねぇ♪隊長の言う通りだ。

    隊長の話を更に聞くと、俺の先輩と一緒につるんでる仲良しが隊長の上司だとかw

    その人も知っていた、それもよーく知っていた。

    なんせ、俺にエンジン加工の基本を教えてくれた人だから。

    狭い狭い、どこで誰と繋がるか分からんもんです、ほんとに。



    この隊長、ブイブイ言わせてた当時は姉の補佐だったらしい。

    まあ何と言うか、無茶な行動力だけなら国内トップクラスだと

    誰もが思えた姉を時に抑え、時に宥め、時に煽ってた人が隊長。

    保育園からの親友で、例の結婚破談時には3日も仕事休んで一緒に泣き続けてたそうな。



    持つべき物は一生信じ合える友人だよなぁ・・・と思わせてくれる隊長と姉の関係。



    色んな話をしつつ、かれこれ2時間くらい経過。

    隊長、いきなり立ち上がり化粧落としてくる!と。

    数分して、ツルツル卵ちゃーん的な隊長現るw

    あんま見んな!と言われたが、言われると見る見るw

    なんだろねぇ、この手のお嬢様方って化粧しなくて十分に可愛いのに・・・・



    「私を褒めても何もないよw」

    隊長、乗せるだけ乗せて何かを要求する詐欺じゃありませんからw

    ちょっとここにサインを・・・・なんて言いませんからぁ!

    ひとしきり大笑いする隊長。



    「じゃ、寝る。かっちぃ、初めて来たのに泊まっちゃうなんてごめんねぇw」

    なんのなんの、何も問題ないし、いつでもどうぞ!と伝える。

    にっこり笑って部屋へ消えていく隊長、俺にしか見えない角度で最後ニヤリw

    ぬぉぉおお!隊長、貴女も悪魔系なんですか!!??w

    「起きてるの私と、かっちぃだけになっちゃったねw」

    さきちゃんがしんみる言った。

    そこはかとない緊張が走る、なぜだw

    そ・・・そうだねと、いきなりぎこちない私。



    「私も顔洗ってくるね」

    ふぅ、妙な緊張から開放される。

    でも、こんな時の数分なんてあっという間。

    さきちゃん、帰還。



    「あのさぁ、かっちぃ」

    なんでしょか?呑みなら、まだまだ付き合いますよぉ!



    「さっき見に行ったら、お姉ちゃん達がね皆かっちぃのTシャツ着てたよw」

    なっ!ぬわっ!!なんですとぉ!!

    ま、いいけどねw さすがに女の子が着るようなパジャマや寝間着は無いからね。





    「でね、私にも貸して欲しいんだけどぉw あるぅ?」

    ありますよ!もちろん、ありますよ!!

    あれ?さきちゃん、酔っ払いか?

    なんだか語尾が延びてるようなw

    可愛いじゃねーかwww



    部屋からTシャツを持ってきた

    姉達は寝てる部屋に取り込んであった物を着たらしい

    さきちゃんには、部屋から持ってきた仕舞ってあったものを用意。

    シアラー仕様のイングランド代表Tシャツ、ホーム用白である。



    Tシャツを持って洗面所へ消えるさきちゃん。

    なにやら急にドキドキするんだけど、なぜ?

    普段、自分が着てるTシャツを女の子が着るから??

    相手を意識してるからなのか、何となく落ち着かない妙なテンション。



    暫くして、メイクを落としTシャツを着替えたさきちゃんが戻ってきた。

    あれ?どこか何か違うな・・・・・なんだろか。。。

    何となく、さきちゃんの見た目が違う。

    メイクを落としたからなのか、実年齢より幼く見える。



    あ、分かったぞ!髪型だ、髪型。

    いつもはポニーテール風に結んでたり、お団子になってるのが梳いて侭なんだ。

    意外に長い髪、肩より下まである。

    エアコンの風に乗って、なんか良い香りがしてきた。



    うわ、なんだやべぇぞ。本気のドキドキだw

    1人掛けのソファーに横向きで体育座り体勢のさきちゃん。

    氷満載のクーラーボックスから缶カクテルを取り出し、プシュッ。

    俺には銀色の缶でお馴染みのビールを取ってくれた。

    何となく缶同士で乾杯、なんだろな・・・とくに何もないけど楽しい感じ。



    「あのさ、かっちぃ・・・」

    しっかりと目を見て話すさきちゃん。なんとなく照れてしまう。

    なんでしょ?と答えると、即座に言葉が続いた。



    「お姉ちゃんが言ってるの気にしないで良いからね」

    ああそっか、そんな事が気に掛かってた訳ね。

    了解と言いつつ、もう十分に意識してる自分を意識した。

    見透かされたようで、顔が熱いような気がする。



    またしても、たわいもない会話が楽しい時間。

    BBQに来てたちびっ子たちの話や、姉世代・さきちゃん世代・後輩達の話、

    思い出し笑いなんかが中心で、たまに涙流すほどにケラケラ笑い転げるさきちゃん。



    急にこちらへ向き直り、真顔で見つめてくる。

    あれ?どしたんだろか??

    この空間で、この距離、無言で視線を合わせてると恥ずかしいような・・・・



    「かっちぃさ、会って何日だから〜〜って言うよね?」

    うん、言うね。どしたの?

    視線に力強さがあるように感じた。



    「わたしはね、かっちぃ好きだよ」

    !!!!!!!!!!!!!

    え?ちょと待って。ん??なんて???

    えーっと、今なんて言った?



    「なに?聞いてなかったの?w」

    なんだかニッコリ顔の約1名、深く呼吸して・・・



    「わたしね、かっちぃを好きになってるよ」

    ぬぉっ!!!ま・・・・マジか??

    アルコールが脳にダメージを与えて、思っても無い言語を口にさせてないか?

    つか、いま言われたばっかだけど、会ってまだ数日っすよ?

    そんな勢いで人を好きになったりするの??



    正直、嬉しさよりも脳内大パニック状態。

    幼稚園で1回、小学校でも1回、中学スルーで高校の時1回

    全人生で女の子に3回告白された経験はあった。

    でも、それって毎日一緒に過ごすからこそあった感情だと思ってた。

    告白されたからって、何かその先があった経験はなし。



    好きという感情を持ってなかった相手と、お気楽に付き合える器用さは無かった。



    今回は、ちょっと過去の経験とは違う。

    すでに意識していた相手からの告白。

    マジなのか、酔っての事なのか、この段階でも分かるはずもない。



    「あ・・・・ありがとう」

    こんな言葉しか出なかった。

    なんで、俺も・・・・と返せなかったのだろう。

    恐らく相当テンパった表情をしていたんだと思う。



    「かっちぃ、顔が怖いんだけどw」

    にこやかに言われてしまった。

    高校生の頃、はじめて付き合った子に言われ、以来忘れられない言葉がある。

    言わなくても伝わる気持ちもあるけど、女の子は言われないと安心しないんだよ

    思い出していた、当時の彼女の顔まで鮮明に出てきていた。



    いま自分が思ってる事を、この子に伝えないといけない・・・・





    緊張と思考パニック、焦りと思いがぐっちゃぐちゃに交錯していた。

    何を言えば良い?いま何を伝えないとならないんだ??

    いまの自分が思ってる事ってなに?

    いかん!明らかに頭がオーバーヒート気味だ。

    冷静になろうとビールを煽る、一気に空にした。



    「あ〜、あのさ・・・・さきちゃん」

    いきなり声が裏返る、ど緊張すると出る癖みたいなもんだ。

    余裕の笑みと大きな目が見つめてる。

    思ったまま、あるがままをこの子に伝えないと!

    単純明快な答えに辿り着き、急に我に戻ったような気分。



    「俺ね、好きになりはじめてると思う。どれくらい好きとか分かんないけど、

    一緒に居れたら楽しいだろうなと思ってる」

    精一杯、こんな程度の感情を話すだけで本当に人間として精一杯だった。



    「ほんとかなぁ?w怪しいなぁw合わせてくれただけじゃないのぉ??」

    にんまりしたまま、偉い勢いで疑われてた。

    伝わってないなと判断。もっと自分を出して気持ちを伝えないと!



    「なんて言うんだろ・・・・・・んーー、そのさ・・・・・」

    猛烈な緊張感が再来した。本音を、ありのままを、素の自分を伝える事が難しい。

    感情剥き出しで人と相対した経験は、そう多くない。

    相手が男なら数少ない経験だけど、喧嘩した時にそうなる。

    でもあれは、感情剥き出しというよりは、どっか単なる意地の張り合いみたいな気もする。



    「うまく言葉に出来ないんだけど、好きになり始めてるのは本当だよ。

    あとどれくらいすると大好きになるのか、どんな風に過ごすと大好きになるのか分からない。

    でもね、いま好きって言われて少し分かった事もあるよ。

    間違いなく、俺はさきちゃんの笑った顔が好き」



    たったこれだけを、何分掛かって話したんだろうか。

    どんな顔して話したんだろうか。

    上手に気持ちを伝えられたんだろうか。

    不安?焦り?なんだこの変な感じはw



    「かっちぃ、堅いよwいつもの明るく楽しいかっちぃはどこ行ったの?www」

    笑顔、笑顔である。この笑顔が好きなのは確実だ。



    「でも、そっかぁ・・・・・今のとこ私の好きが勝ってるのかぁw」

    おくびもせず言う。こういうトコは姉妹で似てる気がする。



    好きに勝ち負けがある?好きに大きさでもある??

    そんな風に考えたのは初めてだった。



    斜向かいに座ってたさきちゃんが急に立ち上がった。

    クーラーボックスからビールを出して、俺に差し出す。

    俺が受け取ると、隣にちょこんと座った。

    テーブルに置いた缶カクテルをグビグビと飲み干す。

    缶を置き、大きな深呼吸。



    「好きになりはじめてる・・・・・かぁ。。。。」

    俺の言葉を復唱し、何か考える風な顔をした。

    こんな時に返してやる言葉が見つからない。

    明らかに経験不足である。



    街じゃ、ちょっとした有名人だったさきちゃん。

    強気な面ばかりが知られ、内面的な部分に関しては知らない人が多いはず。

    見た目が可愛く、性格はさっぱり、人に慕われ、人の為に動ける心を持つ。

    そんな子が、いま俺の前で気持ちを吐露し、普段決して見せない表情まで出している。

    途方も無い出会い方だったが、あれはあれで悪くなかったんじゃないかと思っていた。



    二の腕というか胸というか、さきちゃんが俺に頭を寄せてきた。

    なんだろうか、いま猛烈にこの子を抱きしめたい。

    なにかある訳じゃないが、俺が居るから大丈夫!そんな事を伝えたい。



    急に頭がぐるっと回って、下から見上げるかたちにった。

    じーっと見られている。俺も、同じくじーっと見ていた。



    膝枕状態から見つめられる・・・・・・恥ずかしいはずなのに、見つめ返していた。

    至近距離であらためて見ると、睫毛長いんだなぁ・・・・目ぇ大きいなぁ。。。

    元来あふぉというか、のんびりというか、呑気と言うべきなのか

    このシチュエーションで無言・・・・・・ちょっと息苦しくなってきた。



    「ねぇ、かっちぃ。チューして」

    どこかで期待していた言葉が発せられた。

    表情を崩さずいたが心内は大変なものだった。

    でぇぇえええ!!ちゅ・・チューですってよ!!

    してって言われたよ!してって!!



    あらたまると緊張で言葉が1つも出ない。

    唇乾いてないかなぁ、チュッてするのかなぁ、熱烈タイプかなぁ・・・・



    距離的に最も近かったおでこにチュッとした。

    さきちゃんが驚いたような表情をした直後に、今までにないくらいニッコリした。

    その時の俺は、それで満足。

    ほっぺにチュッでも、唇にチューでも、おそらく満足したはず。

    そのまま抱えるようにハグ。



    「好きだよ、さきちゃん」

    うぉぉぉぉぉ!!!言ってしまった、言っちゃったよ!!!

    いきなり好きとかマジかw 俺どした?大丈夫か俺www



    「あーー、流されてる流されてるぅw」

    図星だ。何も言い返せない。的を得た言葉すぎです。



    「いまさっき、好きになりかけだって言ったじゃーん!」

    ほんと、この子の笑顔は良い。

    この笑顔の為なら、結構なんでも出来ちゃうんじゃないかな。



    膝枕で笑いまくるさきちゃん、本当に好きになりかけなのかな。自問自答。

    好きなんじゃないかな。好きでしょ、好きになってるでしょ?



    「ねぇ、かっちぃ。海行こうよ、海!」

    唐突な提案だが、一緒に行きたいと思った。

    もちろん、即同意。翌週末に都合が合えば行く事にした。

    そこまで話が進むと、ガバッと勢い良く立ち上がるさきちゃん。



    「好きだよ、かっちぃ」

    言うや否や俺のほっぺたにチュー。

    ヘヘヘ♪と笑いながらリビングを出て行くさきちゃん。



    「かっちぃ、おやすみぃ!」

    笑顔で消えていった。

    バクバクしていた、チューにではなく、好きだという言葉に。



    悶々とはしなかったが、ドッキドキのバックバクで眠れなかった。

    何とは無しにこの数日で確実に意識していた相手から、予想外の気持ちを聞かされた。

    こちらの気持ちは伝えたかった半分もおそらく伝わってないはず。

    歯痒い?悔しい?情けない?そのどれかも分からなかったが、胸は高鳴り続けていた。



    暫くなかったドキドキバクバク体験、相手の積極性に押されている自分が分かっていた。

    恋愛経験と呼べるほどの話は持ってなかった。

    少ない経験は、何となく好きになり、何となく告白めいた事をし、何となく一緒にいた。

    感情的にそれほど盛り上がる事も無く、恋愛ってこんなもんなんだと思っていた。



    なのにだ。そんな俺なのにだ。どうしたことだろうか。

    一気に心を持っていかれた。ど真ん中をストレートでズバーンと来られた。

    好きという感情が加速しているのが分かる。

    目を瞑ると笑っているさきちゃんが浮かぶ。



    やヴぁい、完全に俺病気だw 間違いない、恋愛病だwww

    目を瞑って浮かんだ人と言えば・・・・・今までは、小泉今日子に南野洋子。

    やべぇ、好きなアイドルと同列かそれ以上の勢いだわ。



    海か・・・・・・水着とか見れちゃうじゃんw

    うはっw 俺、最低。。。。でも、さきちゃんの水着姿見てぇな〜〜!!

    海とか行ったら盛り上がっちゃって、チューとかしちゃうんだろうなぁw

    あーーー!!早く海行きてぇなぁwww







    朝9時、平日より3時間遅く起床。

    開かない目を擦り、生あくび全開、寝癖ですベンツ頭をポリポリ

    いつものノリでリビングへ煙草を吸いに行く

    そこに身の危険を感じるほど笑顔な方々あり。





    どーもぉ! 今夜も無意味に元気な野郎、かっちぃ@3ほど呑んでみた!であります。

    メタボが気になり始めてるのに、ついつい呑んでしまうダメ人間です。。。。

    言っておきますが、現状ではデブではなーーーーい!!危なそうだけど・・・



    さてさて、あらためまして 皆様こんばんは!

    気温が微妙すぎて蒸し暑いんだかギリで凌げるんだか・・・・嫌な感じですね。



    あのですね、専用板なんて立てて頂き感激至極っす。

    ほんと皆様には、お世話になっとります。

    板用意を提案し、立ててもくれちゃった前スレ422兼スレ主、ありがとね。

    それから、相変わらずの超まったり展開&gdgd進行なのに四円してくれてる皆様

    いいのかい?こんなお調子者を担いじゃってさぁw





    千里眼?地獄耳?? 姉、やっぱり恐るべし・・・・・





    さきちゃんや姉をはじめ、皆すでに勢揃いしてた。

    でも、明らかに全員まだまだ寝惚け眼のまま。

    お休みなんで、好きなだけgdgdしてって良いよと皆に通達。



    朝は多少涼しいので窓全開、庭に面したとこは縁側というか1mくらいのウッドデッキ

    ホームセンターで材料買ってきて、自分でえっちらほっちら作ったモノ。

    そこに灰皿と冷蔵庫から出したコーラを持って行き、ドカッと座り込む。

    寝起き1本目の煙草は美味しく吸いたいと願う男あり。

    その男の横に寝惚けた感が抜けないくせにニヤつく姉が座ってきた。



    「いよぉ、かっちぃ。おはよ」

    珍しくテンション低いw しかも、なんとなくガラ声ちっく。

    どうやら久々の宴にはしゃぎ過ぎたようで、呑み過ぎからくる酒焼けの類らしい。



    「さきがさ、朝っぱらからめっちゃご機嫌なんだけど、何か知らん?」

    ニヤニヤだ、下から舐めるように見てやがる。

    俺の一挙手一投足を逃すまいとしてるに違いない。

    いかん、こんな早い段階で姉に弄られる事だけは絶対に避けたい!

    なんも知りませんよ、単に寝起きが良いのでは?と惚けてみる。



    「おいっ!かっちぃよぉ、あのな・・・さきの姉ちゃん何年やってっと思ってんだよ?」

    やばい、ますますニヤリ顔になってるw

    しかも、ウッドデッキでうんこ座り、物凄く威圧感満載で肩組んできたんすけどぉ!



    さきちゃんは隊長と2人、朝食準備をしてくれている。

    Bさん・Cさんはと言えば、TV観賞中。

    誰も助けてくれない状況である。



    煙草吸ってるのに、ぜんぜん味がしてないような・・・・・・明らかに気圧されてる。。。

    姉の猛烈プレッシャー攻撃、朝から食らうとダメージ大きいなw

    肩を揺すぶられ、たまに軽くヘッドバット、そしてあぐら組んでる腿に肘をグリグリ・・・・・

    痛いっす、姉 痛いっすよぉ>< 半泣きモードで訴えても、姉には届かない。

    目的を達成するまで姉の攻撃が止む事はない・・・・・と思う。



    と、ここで気付く。

    姉、ノーブラでしょ?肩組んでおらおらにするのは良いけどさ

    ずーーーっと貴女のおっぱいが二の腕をプニプニするんですけどぉw

    もう少し軽いニュアンスで姉に伝えた。



    「なんか文句あっか?」

    いえ、ありません。むしろ、朝からありがとうございます。

    ますます押し付けてくる姉、貴女の意図するところが分かりませんw



    姉によるノーブラ押し付け攻撃に、KO必至なかっちぃ@海綿体がヤバス!

    そうしながらも、夜なにがあったか執拗に聞いてくる姉。

    何もないって!ほんとほんと。呑みながら話してただけだもん。

    弁解ではない、本当の事を言ってるのに一向に信じない姉。



    肩組むぐらいなので、くっついてすぐ横に居た姉。

    真正面に移動、私どうやら思い切りガンくれられてますw

    姉・・・・・・せめて眉毛書いてから凄んでくれwww

    なんか可愛らしいだけなんですが。



    そしてまた、新たな発見が1つ。

    姉、ホットパンツ履いとりません!!

    じ・・・・事件です、姉さん。

    パンツが、パンツが見えてまっせ!!!

    これも無意味に冷静を装って伝えてみた。



    「見たけりゃ、いくらでも見ていいぞ かっちぃ」

    ちょw 姉!!いくらなんでも、それはダメでしょぅwww

    俺だって男だよ?ノーブラでパンツ見えちゃうとか、危険だよ?w



    「大丈夫、かっちぃはんな事しないだろ?それが分かってっから、このままなんだよw」

    んー、まあそうだけどね。じゃ、見えちゃう分には構わないんだな?

    つか、もう着替えろよw やっぱ見ちゃうよ、男の性だからな。

    ヒャッヒャッヒャッヒャw と声を上げて笑う姉。



    「かっちぃ、見たけりゃほんとに見たっていいぞ。ただな、さきに頼んだ方が良いんじゃないのぉ?www」

    悪い笑顔全開。ノーメイクだから、いつもより多少迫力不足だけどね。



    ここでなぜか姉が攻撃の手を緩める。



    「なぁ、かっちぃはさ巨乳が好きなのか?」

    え?今なんと仰いましたか姉?

    たしか、巨乳好きかと?きょ・・・・巨乳!!

    んーー、おっぱい好きだけどあんま大きいのはなぁ・・・・

    掌にフィットするサイズくらいが好みかな。

    朝からウッドデッキで何を話してんだかwww



    「そか、私はこれでDかEくらいだぞ」

    言いながら自分の手でむんずを掴み、寄せて上げる姉。

    あの・・・・・・・姉よ、Tシャツの襟首緩いから谷間が全開見えてますが!

    しかも、貴女の肌がやたら白いから妙にいやらっすぃんですけどぉ!!



    ミス!ミス!



    むんずを → むんずと





    分かってたのに、そのまま送信してもうた><

    あと、所々読み辛くてスマン。





    常にそうだけど、姉の思考回路は一切読めないw

    急に何を言い出してんだか、ぜんぜん意味が把握できんwww



    「ついでに聞くけどさ、乳輪の大きさってどう思う?」

    wwwwwwwwwww

    姉wwwwwwwwww

    ちょwwwwwwwww

    乳輪ってwwwwww

    2本目の煙草に火を着けようとしてたタイミングでの、まさかの一言に思い切り吹いたw

    煙草ロケット発射となってしまったw

    不時着ポイントは・・・・・・・・姉のTシャツ内。

    いかん、気まずい・・・・・・・どうする俺。



    「おい!かっちぃ」

    いかーん、怒ってるか?怒ってるのか?

    顔を見て、表情を読み取る。

    ん?怒っちゃいない??



    何はともあれ、火が着いてなかったとはいえ煙草なんて飛ばして悪かったと陳謝。

    姉、とくに気にする感じもなく、下から手を入れ煙草を取り、そのまますっと渡してくれた。



    落ち着いてあらためて火を着け一服。

    姉になんでそんな事を聞くのか尋ねてみた。



    それがまた下らな過ぎで大笑いw

    姉らしいというか、なぜそこを気にするんだかといった始末。



    ある日、勤め先の病院ロビーに置き忘れの本があった。

    その本をラックに仕舞おうと手にした姉、何とはなしに中を見た。

    すると・・・・・!!!なんとエロ本www しかも明らかに巨乳フェチものwww

    ドキドキしつつ、普段目にする事のない男目線のエロスを確認する姉。

    で、ある法則を見つけてしまったのだと言う。



    出ていたモデルのほぼ全員、乳輪はでかかったんだそうなw

    そして姉は思った、男は巨乳ついでに乳輪もでかい方が好きなのか!!??とwww



    聞いた途端、なんというか・・・・・・猛烈に思った事。

    姉、馬鹿すぎるwwww 可愛すぎるwwww おもろすぎるwww



    大ウケする俺にヘッドバッドを何発か繰り出した姉。

    でもね、笑いが完全に勝ってて効きませんw

    そんな状態でも質問の答えを出せと迫る姉。



    んなモン、好み次第だよと答える。

    ほほぉ、と姉。何が、ほほぉだw さっきの変な真顔は何だったよw



    「かっちぃよぉ、ちょっと見て感想言ってくれないか?」

    ん?何を見ろって?何の感想だ??





    「簡単な話だろ、私の胸に対する乳輪の大きさを客観的に見ろ!」

    姉、ほんと馬鹿すぎwwwww なぜそれを今、しかも俺にwwww

    しかも、その真顔やめてwww お腹痛いよぉwww

    しかし、姉はまだまだ真顔。どうやらこれはマジだ。



    おもむろにTシャツの襟首を軽く引っ張る姉。

    ぬぉ!姉、マジっすか!!み・・・見えてまっせ!!!

    時間にして、おそらく数秒。生唾ゴクリ体験である。



    「どう思う?」

    これは笑うトコじゃないな?ようやく空気を察してみた。

    でもね、姉・・・・・・谷間に目がいったのと、

    上からじゃたぶん判断できないよと、正直に言ってみた。



    「じゃあさ、部屋か脱衣所に行くか?」

    言うや否や立ち上がり、俺の手を引きリビングを抜け脱衣所へ。

    脱衣所に置いてある椅子に俺を座らせ、姉いきなりTシャツを捲り上げる。



    なんつーかね、美なんよ 美。

    Tシャツ越しのノーブラである程度は予想してたけど、

    姉のおっぱいやたら綺麗。美しいという表現が合う感じ。

    なにがって、身長やスタイルとのバランスというか

    大きさや色や形にいたるまでが、やたらとナイス!



    姉のおっぱいに見惚れてると、脱衣所のドアが突然開いた。



    「ねぇ、2人でコソコソなにして・・・・・・!!!!」

    さきちゃんだった!!

    ぬぁぁあああ!!!!

    一転して俺ぴーんち、絶対ぴーーんち!!





    さ・・・・3時!! 寝るw



    毎度おなじみ中途半端なストップです!

    わざとじゃないんよ、ほんとに。



    すまんね、またです。

    おやすみ。





    とくに何もしてないけど、なんという罪悪感w

    触ってないですよ?揉むなんてとんでもない!!

    んーー、これは・・・・何を言っても信じないパターンか?



    「え!なにちょっと!?2人で何してんの??」

    明らかに怒ってます。どう考えても怒ってます。

    でこに青筋見えてます。目がキツい感じに据わってます。



    「いや・・・・・あのね、、、、、これは。。。。。」

    どうにも口が回らない。こういう時に何をどう言えば良いか、まったく分からない。

    姉をちらりと見た。何もなかったように、余裕でTシャツ着てるしw



    「なにって、かっちぃにおっぱい見せてたんだよ」

    姉wwwww その説明ってwwwww 火に油なんじゃ?w





    姉の大物っぷりに、口あんぐりで驚いてた。

    なんつーか、まあどんな時でも動揺せず物怖じもせず凄いな・・・・と。

    さきちゃんは意味分からんようで、ますますヒートアップ。



    「なに?どゆこと??何言ってんの???」

    まずい・・・・・・姉妹喧嘩になっちゃうかな、コレ。

    俺が何か言わないといけない状況だよな・・・・・何を言えば。。。。

    そもそも、女性関係で追い詰められた経験なんぞ1度もない私。

    何もしてないんだけど、おっぱい見てるし・・・・・罪なのか?



    さっきまでのドキドキバクバク体験とは違った意味で、

    猛烈にドキドキバクバクする我が心臓。



    「分かるように説明してくれる?」

    なんだか、さきちゃんが高圧的な物言いなんですが・・・・・・・怖いよぉ。。。



    「別に何て事ないよ、私の乳輪が大きいのかどうか見てもらおうとしてただけぇ。

    誘惑するつもりじゃないから安心しろ、さきw」

    お!姉、余裕の説明に満面の笑みじゃんかw

    つか、それが真相だけど信じてくれんのか?



    「なにそれぇ?お姉ちゃん、馬鹿じゃないの?www」

    信じてくれたwww こういうの、さっき鳴いた鴉が・・・・って言うんだよな。

    冷静さを取り戻したさきちゃんに、あらためて説明。

    今度は笑い転げるさきちゃん。洗濯機をバンバン叩いてるw

    さすがに姉も少し恥ずかしくなってきたようで・・・



    「悪いのか?気にしちゃいけないのか!!」

    言ってみれば半ば逆切れw 

    しかし、姉の疑問は真剣なのだ。俺まで笑っちゃいかん。



    これはいつぐらいの話ですか?



    考えてみると、姉って物凄く純情なのか?という疑問が生じた。

    23歳っていやぁ、ど真ん中の女盛りでしょ。

    しかも、姉くらいのルックスと性格を持ってれば、引く手数多のはずだよなぁ。

    婚約まで行った過去もあるんだし・・・・・・・



    それにしても・・・・・・だ。

    姉のおっぱいは綺麗だったなw

    興奮するとかしないよりも先に、ほんとに見惚れちゃったな。

    あのおっぱいを触る奴が確実にいるんだよなぁ・・・・ウラヤマシスw

    色んな想像をして、今になって興奮するあふぉ1号w



    笑いながらリビングへ戻る姉妹をよそに、俺は少し妄想世界へwww



    微妙に姉おっぱいを思い出しつつ、皆で朝食。

    5人もいると、食卓は賑やかで楽しい。

    が、その和やかな雰囲気を姉の一言が一変させる。



    「で、かっちぃよぉ!さっきの続きだけどさw」

    え?wもしや、あらためて見せてくれるんすか?

    何度だって、そんな役目ならお受け致しますよ!!



    「そうじゃない!昨夜の話だwさきと何を話してたんだよ?w」

    姉、例の笑顔である。隊長と他2名、ニヤニヤしてる。

    さきちゃんは・・・・・・ポカーン顔。

    俺、姉がどこまで何を掴んでるか分からず防戦一方。



    「正直言えよw なんで、さきが朝からこんなにご機嫌なんだぁ?」

    姉よ、貴女・・・・・確実に何かを握ってますね?

    もしくは、確信めいた何かを秘めていますよね?



    恐らくこれは、何かを掴んだか感じ取ったかなのだろう。

    こうなると、もう観念するしかないかもしれん・・・・・姉コワスw

    それでも一応、もう少し抵抗を試みる。



    「何の話?朝からご機嫌な人なんて、いっぱいいるでしょ?」

    すまし顔で言ってみた。これがいけなかった・・・・・

    姉のSっ気というか、元来の性格であろう強気の虫を刺激してしまったようだ。

    フッフッフッフ・・・・と聞こえてきそうな感じの姉の表情。

    嗚呼・・・・・俺、やっちまったんだね?俺、虎の尾を踏んだんですね??



    「面白い事いうじゃねーか、かっちぃよぉ!

    そっちがそういう事なら、こっちにだって考えがあるぞ!」

    今更、謝っても遅いんだろうなぁ・・・・・・大失敗したっぽいなぁ。。。

    朝から私、何度も追い詰められております。



    「おい!さき!!昨夜、かっちぃと何話した?」

    姉、遂に攻撃の矛先を俺からさきちゃんへと変更w

    こ・・・・これはいかん!確実に全容露呈するだろwww



    「いや、べつに。普通の事ばっかりだよ」

    ないす、ないすだ!さきちゃん。



    「へぇ〜普通の事ねぇ。じゃ、なんで朝からルンルンしてんだよ?」

    姉は攻撃を続ける。刑事ドラマに出てくる落としのプロ的なノリw



    嗚呼、もうだめだ!さきちゃんの口から言わせてはいけない!!

    そんな風に思った俺は遂に意を決した。



    「あのね、実はですね。昨夜の事なんですが、1つご報告しようと思った事があります・・・・」

    姉、ニヤリw 隊長たちまでニヤニヤw



    一同が、物凄いニヤニヤ顔で俺を見てるw

    どう考えても今から話す内容を知ってるというか、読めてる顔としか思えない。

    隊長なんか、テーブルに両肘ついて前のめり全開体勢になってるし。。。

    姉は、どっかりと椅子に腰掛け いつでもどうぞといった感じ。



    「言わなくても知ってんじゃないのぉ?」

    苦し紛れに言ってみた。が、0.5秒で俺の意見は却下。

    俺の口から、俺の言葉で、全てを明らかにせよと。



    「昨夜ですねぇ、私かっちぃはさきちゃんと親密な話をしました」

    どう考えたって顔真っ赤だと思われる。

    耳が異様に熱い気がする・・・・・俺、大丈夫か?

    変な緊張で卒倒しないだろうか?



    「で?」

    姉・・・・・そこで、その合いの手はないでしょ?w



    「でぇ・・・・ええ?で?ってなに??」

    もういいだろと思っていただけに、姉の突っ込みに失神寸前。

    ちょっとしたパニックの俺に、姉が追い討ちを掛ける。



    「何を、何て言ったのか・・・・そこが知りたいんだなぁw 

    本人の口からさwww さ、ど〜ぞぉ!w」

    姉よ、まだ甚振るのか?w どこまでS属性なのよ、貴女は。。。



    まあ、しゃーないか。姉にとっては、かけがいのないたった1人の妹なんだもんな。

    それに、今後さきちゃんと付き合うとなった場合、この軍団とも付き合っていく訳だ。

    どう考えても敵にしちゃいかん!むしろ、ここで引き込んで味方にしておかないと!!





    さっきの感じからして、さきちゃんが話した訳じゃなさそうだな。

    となると・・・・・・あれ?何を知ってるんだ?どこまで分かってんだ??

    なぞだw あれか?女の直感ってヤツ!それか!!



    「あの・・・・ですね。わ、、、、私の方から、さ、、、、さきちゃんにですね・・・・」

    ど緊張である。どうにも口が回らない。どもるというか、言葉が滑らかに出てこない。



    「緊張感まで再現しなくていいよwww」

    鬼!悪魔!!姉、うっせwww

    ああ、もうなるようになれ!



    「好きです、一緒に過ごしたい、付き合って欲しいと言いました!」

    おそらく、このときの顔表面温度は250℃超だったと思われ。

    軽く脚色してまで俺が主導権を握っていたかのように話した。

    実際は、さきちゃんからだったし、俺なんかしどろもどろだった訳だが。。。



    「ワッハッハッハッハwww かっちぃ、でかした!

    よく言った!!やりゃあ、出来んじゃねーかよ!!」

    姉、途端に大笑い。手叩いてなぜか大喜び。

    隊長なんか、どうしてなのか涙目。

    他2人は満面の笑みで俺に握手求めて来た。



    「無理矢理煽ったりしたけどさ、なんかさ・・・・・あれだよ。

    かっちぃにはさ、さきの隣で笑ってて欲しいなと思ってな。

    だって、かっちぃ良いヤツだもん。さきも最高にいい女だしな」

    言いながら姉、号泣スイッチオン!

    釣られて隊長もスイッチオン!

    当然のように他2人までスイッチオン!



    なんだなんだ、この光景はw

    やっぱ俺は規定路線に誘導されてたのか?w

    ふと、さきちゃんを見る・・・・・・・ヤバス、姉と隊長と崩れるように抱き合って大泣きしてるw





    トリオde号泣どころの騒ぎじゃないw クインテッドde号泣に名称変更です。

    ここに俺が加わっちゃったらセクステットde号泣だなw

    なんて、なぜかその時の俺には少し余裕が・・・・・なんでだろ。



    「あのな、かっちぃ。さきは、我侭で気分屋で短期なヤツだけど、

    何よりもかっちぃを1番に考え、誰よりもかっちぃを優先して、何よりもかっちぃを大切にする女だぞ」

    姉!それは今言うなよぉ!!! 俺、涙腺よわぞうだぞ!!!

    はい、次の瞬間にセクステットde号泣の完成www



    あーあ、朝から号泣って・・・・どんなあふぉ共だよw

    鼻が詰まって皆して鼻声じゃねーかよw



    「で?チューくらいしたのか?w」

    姉よ、やっぱそこが聞きたかっただけじゃねーのか??

    してませんよ、してません!





    急に食欲出たのか、半泣きのまま朝食を再開する面々。

    なんとも可笑しな光景ではある。

    隊長なんか、未だにグスグスして涙見えてるし。

    ヤンキーだとか、不良だとか言われてるけど、中身はみんな乙女だよなぁw



    ま、俺は人のこと言えないけどな・・・・・・・

    涙腺弱いだなんて、どんだけ乙女なんだよwww



    「かっちぃさ、今度ウチ来いよ!ママに紹介しないとなw」

    え?ママ??もうですかい???早くないっすか????

    そう深い意味でも無さそうだけど、姉は結構真剣な顔。

    おk、了解した。挨拶行くよと答えた。



    隣に座るさきちゃんが、テーブルの下でそっと手を握ってきた。

    横を見ると、にっこり微笑している。

    なぜだか涙腺よわぞう、ここで再度涙してみたw





    朝食も終わり、さきちゃんとBさんCさんで片付け。

    女の子は何をするんであっても、なんだかキャッキャッしながらだな。

    姉はシャワー、順番でシャワーする事にしたらしいが

    なぜかジャンケンもなしに姉が1番・・・・・・さすがですとしかw



    煙草を咥えて庭の草木に水遣り開始する私。

    真夏はね、太陽が昇る前に水あげないと駄目らしい。

    子供の頃からの何となくの習慣、水遣りとか草むしりとか。

    蚊取り線香の匂いを薄く感じながらの水遣り、何となく好き。



    そんな俺に近付く影w 姉か?w またイビリに来たか?www

    隊長だった。それも何やら真顔ですよ?

    さきちゃんや姉、隊長やBCさんもそうだけど、皆いっつも笑顔。

    それだけに、真顔だとなんか緊張する。





    140:流血かっちぃ◆.HYUJ5xYOQ9l:2010/07/09(金)22:46:37ID:NqRL/ZmG0

    「私らが、さきと付き合え付き合え!って、うるさくしたからじゃないよね?」

    ないない、そんなわけないよと返す。

    ニッコリして頷く隊長、この人も心配性のお人好しだよなぁw

    BBQの時、後輩さんたちに聞いたけど隊長って実は隠れファンが多いらしい。

    さばさばしてるし、視野広いし、可愛らしいというか隊長の場合は美人というべきだな。

    あとね、何と言っても頭が良いのか回転早く、会話がうまい。

    単純な話、人として魅力的ってこと。



    「ところでさ、食事前に3人揉めてたでしょ?揉めてなかった??

    お風呂の方にゆうきとかっちぃ行った後、さきが見に行ったら叫んでたしさw

    あん時、なにしてたの?教えてよ!」

    た・・・・隊長、それはですね。。。。って、言えねーよw

    ごにょごにょ誤魔化して、その場逃れを敢行。

    まさか、姉のおっぱい観賞してたら見つかって怒られてたなんて、言えねってwww





    早々に水撒きを終了し、ガレージに逃げ込むw

    逃げ込むというか、昨日ローレルさんと約束したデフを用意しに来たワケだが。



    本気の遊び仕様は、常に日産だった私かっちぃ。

    なんやかんや、部品の類はお店出来ちゃうくらい大量にストックしてた。

    だからこそ、昨日の台詞があったワケなのです。

    しかも、C33ローレルと兄弟車のA31セフィーロを乗り継いだ経験あり。

    ローレルとセフィーロは、車体まわりからエンジン関係まで共通部分多数。

    デフなんかも、まさにそう。



    ガレージ壁沿いに備え付けた棚から、セフィーロに使ってたデフを下ろす。

    3個あった、全部ファイナルが異なるけど中身はニスモ製。

    その中から、乗り易さや幾分マイルドな効きの4.6ファイナルを選ぶ。

    ノーマルと比べると加速寄りなんで、ドリフトに使うには良いんじゃないかと。



    作業台の万力にデフを逆さにして銜える。

    ケースカバーを外し、オイルが抜いてある事を確認。

    ケース合面を綺麗にし、冶具を固定し測定器具をセット。

    ギア歯のガタを見ようとしていた。

    いつ組んで、どれくらいの値だったのか、どの程度使用したのか、

    メンテのサイクルに至るまで書き込んだノートがある。

    それを確認したうえで、再度の確認がしたいのだ。

    丁寧に処理した上でのストック部品ではあるが、使ってない金属機械モノは単純劣化も在り得る。



    一通り各部を目視で確認し、クリアランス測定もした。よしよし、問題なしだ。

    イニシャル測定もしてみたが、悪くない値を示していた。

    新品パッキンを取り出し、ケースカバーを元に戻す。

    万力から降ろし、作業台の上にサイドフランジとデフオイルを用意しておいた。

    これで一応、作業準備おk。





    作業に没頭すると時間を忘れるのが、俺の悪い癖。

    1時間程経過していたようで、玄関から姉たちが出てきた。

    ばっちりメイクし、なんだかバリッとしてるw

    朝方と同じ人とは思えぬwww 言えないけど・・・・



    「そこにいたのか、かっちぃ!そろそろ帰るよ。色々ありがとな」

    姉のこういうトコが何だか好き。感謝を素直に言葉に出来る人。

    パジャマ代わりに着ていたTシャツは洗濯し、干してくれたらしい。

    ついでに家中を掃除までしてくれたらしい、感謝感謝である。

    男を泊めても、そんなのあり得ないだけに新鮮な感覚。



    「そうそう、さきは置いてくよ?wその方がかっちぃも良いだろ?ww」

    なんだかいやらっすぃ顔して笑ってるぞwww

    なんてことはない、ローレルさんが来るんで居てくれるらしい。





    騒がしくも明るく楽しい4人組が、ニヤニヤしながら帰っていった。

    さきちゃんは、作業後に送っていく事に。



    さて、唐突に2人切りですよ?

    どうしましょうかw

    なんつーか、急にこうなると困る。



    とりあえず、作業スペースを空ける為にガレージからクルマ2台を出す事に。

    まずはシビック、キーを捻れば簡単にエンジンが掛かる。

    ここで閃く!クルマが欲しいと言っていたさきちゃんに、マニュアルが乗れるか試してみよう!!



    「さきちゃんさ、シビック出してくんないかな?」

    ん?って顔してるw 直後、え?って顔になったww

    運転できるかなぁ・・・なんて言ってる。

    大丈夫でしょ、教習所で乗ったでしょ?



    急に緊張顔したさきちゃんが、シビックに乗り込む。





    フルバケのポジションが異様に低いらしく、背伸びする感じで前を覗いてるw

    なんだか可愛らしいぞ!ホットパンツでフルバケだなんて・・・・・・・効くぜwww

    スライドさせて前に出し、高さはガレージにあったクッションで少し調整。

    俺からすると、ビックリするくらい前にシートが出てるw

    それでも、さきちゃんにするとペダル類にギリだった。

    ここでなんとなく、1度エンジンを切ってみた。



    ニュートラルを何度か確認し、キーに手を掛けながらこちらをチラッと見る。

    頷くとキーを捻り、エンジン始動。

    途端、とんでもなく爆音!!アクセル煽ってたらしいw なんの癖だw

    当の本人もびっくりしたようで、目が大きくなってたw



    この段階でミラー調整、かなり細かく合わせてる。

    んー、あれかな 姉のクルマを乗ることあるのかな。

    バックさせるだけとはいえ、これは関心。







    クラッチをキコキコ何度か試し踏み、これは良い癖だと思う。

    ギアをバックに入れ、左右後方を大きな目で視認。

    たかがバックなのに、物凄い真剣な表情で何だかドキッとした。

    ちょんちょんとアクセルを入れてるようで、小さく回転が上下する。

    左右ドアミラーを確認、ルームミラーも一瞥、くるっと振り返る。

    ゆっくりをシビックが動き出した。



    お!なんだ、問題なくマニュアル乗れそうだな。



    動くペースに対して明らかにアクセル煽り過ぎだけど、まあそれは良いさ。

    順調に下がり続け、10メートル程で玄関前到着。

    窓から顔を出して、ここでいいのか聞いている。

    おkおk、出来たら前後の向き変えといてと頼む。

    またしても、真顔になりゆっくり動き出す。





    さてと、さきちゃんは大丈夫そうだから、こっちもクルマ出すか。

    S30に乗り込み、キーをまわす。

    タコメーターのシフトランプが点燈し、後ろから燃料ポンプの作動音が聞こえる。

    そのポンプ音が一定になったところでアクセルを数回煽る。

    で、セルを回しエンジンに火を入れる。

    野太く、篭ったような感じでエンジン始動。

    煙草に火を着ける。一服する時間が暖気となる。



    ここまでがキャブ車特有の儀式なんて比喩される動作。



    咥え煙草で1度おりる。さきちゃんがガレージに入ってきた。



    「あっちも凄い音だったけど、これはもっと物凄いねぇ。

    なんか全体の感じからして違うもんね」

    お!いいこと言うねぇ!! そそ、Zはね別モンなんだよ。





    そんな話しても伝わらないよなぁ・・・・・あふぉにしか理解できない世界だもんなぁ。。。。

    うるさいし、目痛くなるしでガレージから出た。

    ガレージ前で煙草を吹かしてると、さきちゃんがシビックのキーを差し出した。

    おや?見慣れないキーホルダーがついてるぞ!



    「へへ♪みかん星人つけといたw」

    おお!みかん星人か!!

    って、みかん星人って誰?www

    なんだか可愛らしいんだか、軽く怖いんだか。。。

    睫毛長いなw おめめパッチリさんだなww



    「これね、好きなんだぁ♪だから、かっちぃにも1つあげるね!」

    フフフフ・・・・・・なんかいいじゃない、こういうのw





    「さっき、ローレルに連絡したんだけど昼の1時くらいに来るって」

    ふむふむ、了解した。あと1時間半くらいか。



    「でね、少し時間あるから・・・・・ドライブ行かない?」

    お!いいねぇ、当てのないドライブって好き好き。

    って、ちと待って!今さ、エアコン付いてるクルマない。。。。

    今日暑いし、死ぬよ?w



    「ええ〜!!エアコンないのぉ??うっそぉーー!!」

    ほんとです。ええ、ほんとなんですよ。

    ないっすよ、そんな文明の利器なんて。

    S30には買った時から付いてなかったっす。

    シビックは・・・・わざわざ外しちゃいました。。。



    「ま、それでもいいじゃんwせっかくエンジン掛けてあげたんだし、Z乗ろうよ、Z!」







    急遽、ドライブ決定。行き先不明、約1時間ほどの道程。

    さきちゃんに、タオルを取って来てくれるよう頼む。

    ついでに、財布と免許証、それに戸締りをお願いした。



    「りょーかい!ダッシュで行って来ます!」

    タタタッと軽快に動き出すさきちゃん、こちらはガレージからS30を出す。



    ガレージの扉を閉めていると、さきちゃんカンバック。

    準備万端だと元気にニコリ。

    どこ行こっか?と尋ねてみた。

    んー、どうしよっか?と返ってくる。



    大して時間があるワケでもなし、近所をぐるっと回って帰って来ようかな。





    161

    ウゴウゴルーガだっけ?

    紫煙



    とりあえず出発! 

    ゼロヨンしかしないS30、オーディオなんて当たり前の装備さえない。

    会話が必要だな、会話が。

    それも、あんな告白した昨日の今日だし、ウィットに富んだ会話が必要だな。



    とくに会話もないまま、路地から通りに出た。

    いきなり暑い!!日陰でカバーされてた暑さが、一気に来た。

    隣を見ると、シート上で体育座りなさきちゃんw

    聞くと、早くも足元が熱くなってきたらしい。

    そりゃそーだ、内装が無いどころか単に鉄板剥き出しだもんな。

    エンジンルームからの熱が直で伝わってくるわけだ。

    しかも、助手席側にはタコ足が通ってるから熱いはず。



    あのですね、ホットパンツで体育座り・・・・・・・かなり効くぜw



    正直、7月下旬というか真夏の昼間に乗るとかなりキツイw

    好きで乗ってるヤツがこうなんだから、付き合いで乗ってるさきちゃんが滅法辛かろうに・・・・・

    滅多な事じゃ使わない三角窓を目一杯開け、風が入るようにしてあげた。



    「なんか洒落た窓になってんだねぇ、こだわってるって感じ♪」

    いやw 違っw 洒落てんでも、こだわってんでもないからwww

    量産型が作られ始めた60年代最後期、ここまでの技術力しかなかったんだよ。

    クーラーやエアコンなんて、まだまだ一般的じゃなかったしね。

    その中から考え出されたのが、この三角窓なんだよ。

    なんて、偉そうに講釈垂れてみた。



    「へぇー♪かっちぃ、良く知ってんだねぇ!

    なんかね、この窓かわいくて好き♪」

    さきちゃん、貴女が言うと俺にも可愛く見えてきます!





    それにしても・・・・・だ。

    ライムグリーンのピチTに、グレーのホットパンツ・・・・・・破壊力あるなw

    しかも、このホットパンツがかなり短い!!

    で、体育座りだ・・・・・・ある意味じゃ凶器だな、間違いない。

    だって、太ももなのか尻の始まりなのか区別つかないようなトコまで露出ですよ?

    これは、どー考えても男に対しての武器ですよね?

    信号待ちの間にあまりにも見過ぎたようで、さきちゃんひとこと。



    「どこ見てる?w」

    いやw あのwww えーっとですねぇ、、、、シートです!シート。

    シート生地がそろそろ薄くなってきたかなぁと思って・・・・

    ふーんと鼻を鳴らし、疑念の微笑。



    「やっぱりさ、見ちゃうモンなの?同じような格好してる子が居たら、見る?」

    いいえ、とんでもない!さきちゃんだから気になって見ちゃうんです!!

    はっ!!!誘導尋問だったんじゃないのか?

    ほら、したり顔してんぞw



    書き損じに動揺し、1時間程処遇を考えてました。



    何をどう勘違いしてんだか・・・・・S30に三角窓なんてありません。

    申し訳ないとしか言いようがない。失礼しました。

    記憶違いとか、そんなレベルじゃない大いなる間違い。



    同時期に持っていた110サニーと混同したかと思われますが、まあ言い訳ですね。

    以後、十二分に気を付けます。本当にすみません。









    出典:2ちゃんねる

    リンク:


     


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