素人を口説く努力はやめて、それからは風俗通いに金をつぎこんでばかりいた。
そんな生活を続けていると女なんて風俗嬢でも会社の女でもたいして変わりが
ないような気がしてきた。
そんな感じで1年くらい過ぎたとき、寿退社の女の次に俺がいいと思っていた
智恵が会社を辞めると聞いた。
どうせ辞めて関係なくなるなら恥をかいても関係ないと思って、智恵を食事に誘ってみた。
「今日は都合が悪い」と言われたが、
「もう辞めるんだし一回くらいはつきあってくれてもいいだろ」と言ったら
「遅くならなけれは」と了解したのでちょっと驚いた。
カップルばかりの、いかにも・・という感じの店で飯を喰ってワインを飲んだ。
「前から好きだった、もう会えなくなるなら一回でいいからやらせてくれ」
とやぶれかぶれで言ってみた。
「俺君なんだかすごく変わったなあって思ってたけど、すごいこと言うね」
「でも悪いけど間に合ってるのでパス」
「でも前より男らしくなったていう感じで、悪い意味じゃないよ」
とか言って、それほど怒っている感じではなかった。
「もう会わないんだし、一回くらいいいじゃん、頼むよ」となおもしつこく言った。
これは嫌われるなと覚悟していたが、どうせ辞めちゃう女だと思って厚かましく迫った。
「そんなこと言われてもだめだよ、もうお店出よ」と智恵は言った。
会計をすませて店を出てから、智恵の手首のあたりを握って引っ張るようにしてラブホ街のほうに連れて行った。
智恵は「はなしてよ」「だめだったら」とか言っていたが、嫌々ながらも足はついてきた。
ラブホの近くまで来たら肩に手を回して「前から好きだったんだ、一度でいいから願いを叶えてくれ」
とか言いながら肩を押して無理やり連れ込もうとした。
「信じられない、いつもこんなに強引なの?」とか言って、一度こちらを真っ直ぐに
見たので、目を見ながらコクンと頷いたら、小さく溜息をついて自分から門をくぐった。
最後はあまりにあっけない感じだった。
これっきりと思ったので、遠慮はしなかった。
全身を舐めまくって、指でもぐちゅぐちゅになるまで責めまくった。
智恵は最初はマグロっぽい感じでいたが、乳房がくたくたになるまで揉みこまれて
ずぶずふに嵌められて、子宮口のコリコリしたあたりを亀頭でグリグリやっていたら
細くて白い体をしならせて感じまくりはじめた。
恥ずかしがらないで声をだしてごらん、もっと気持ちよくなれるから と言ってやると
最初は少しずつだったが、最後のほうは盛大にあんあんと喘いでいた。
延長ができなかったので休憩時間が終わってホテルを出たが、近くのホテルにはしご
ではいって泊まりですることにした。
智恵は「えっ、まだするの」と驚いていたが、すんなりとついてきた。
休憩を入れながら体力が続くかぎり智恵とやりまくった。
中出しはしないというとNSでやらせてくれたし、口出しもOKで飲んでくれた。
後で訊いたらNSもごっくんも初めてだったらしい。
なんでOKだったのか聞いてみたら
「優しくて親切な男より、ちょい悪で少し暴力的な感じなのに弱い」
「強引に迫られると、ことわれなくなっちゃう」と言っていた。
たぶんこれっきりだろうと思っていたが、智恵はそのあとセフレになった。
デートとかはしない。
呼び出して真っ直ぐにホテルに行ってセックスするだけのつきあい。
こんなふうにやらせる女だとは思いもしなかった。
世の中の女はおかしいと思う。
優しく親切にして、恋人になってもらいたいと思っているときには手も握らせて
くれなかったのに、
普段から冷たくしてた男に無理やり迫られてセフレになって悦んで腰をふる。
それから何人もの女とセックスした。
優しくジェントルにしているよりも少しでも仲良くなったら「ねえ、やらせてくれない」
と言ってしまったほうが、よっぽど確率が高い。
とにかく強引な男に弱いのは共通のようだ。
ジェントルにしていた今までの人世が馬鹿馬鹿しくなってきた。
出典:強引にされると断れない
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