【彼女と】明日を見つめて 3.再認識 【彼氏】 オナネタ専用エッチな体験談

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    【彼女と】明日を見つめて 3.再認識 【彼氏】


    前編「明日を見つめて 2.浩平の家で」


    コメ6:あまり進みませんでしたな…
    <書きためていた分が尽きかけています。
     実話がベースですので筋書きは出来ていますが、
     この後は、細かく切りながら、週一ペースで書き込めれば
     上々でしょう>

    コメ7:おもしろくない。前回の話も及第点ではない。
    <レート6.5以上なら、書き込んでいく価値はあると、
     勝手に解釈しています。
     面白くなければ以降、読まずにスルーして下さいね>

    コメ10:共通一次試験も始まってない時代にはビデオは普及していない。

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    <普及してはいませんでしたが、結構、出回っていましたよ。
     入手は困難でしたから、持っている貴重な友人宅に集まって
     こおそり観賞が一般的ですけど>

    コメ14:初めから濡れ場ありきで書いてる感がありあり
    <実は、二人の成長過程と心情変化にとって、濡れ場というか
     その行為は、大きな要素のひとつなんです>

    だいぶ先になる結末のヒントをちょっとだけ。
    第1編で匂わせましたが、4年後に二人を大きな悲劇が襲います。
    抜け殻になっていた浩平が立ち直っていくには。
    晴香の存在を忘れないで下さい。
    ************************************************

    彩の家。二人が連れだって入って行った。
    「先に汚れちゃった下着、漂泊してすぐに洗っておきたいから、
     私の部屋で待っていて。
     今着ている浩ちゃんのスウェットも洗って返したいけど、乾かないよね。
     この後、浩ちゃん家に戻ってからだね。
     私の部屋は、2階の一番奥。
     『AYA』っていうプレートが掛けてあるから、すぐ分かるよ」

    浩平は、階段を上り、彩の部屋に入った。
    やっぱり、女の子の部屋だな。きれいに整頓されているし、ベッドの
    周りにはヌイグルミがいくつか置いてあった。
    机の上には、読みかけの文庫本と、本棚、ペン盾などがある。
    他には、ごちゃごちゃと何かを置くこともなく、当たり前なのだが
    「勉強するところ」という感じになっている。
    フォトプレートがふたつ、立て掛けてあった。
    見てみると、一つは、彩と晴香がどこか旅行先で撮ってもらった
    スナップ。もう一つは、なぜか、浩平が写っていた。

    「あれ、なんで? これは、校庭だよな。
     2年の体育祭でのサッカーの試合のときのじゃないか。
     へー、いつの間に・・・?」

    浩平が窓から外を眺めながら、これからの展開がどうなるものかと
    思案していると、彩が部屋に入って来た。
    コーラと氷の入ったグラスを2つ、お盆に載せて持っている。

    「お待たせぇ。女の子の部屋、初めて? 緊張して喉乾いたでしょ。
     コーラを入れて来たから、一緒に飲も。
     洗濯物、30分くらいつけておいてから手洗いするから、干し終わる
     までに1時間近くはかかっちゃうかな?
     それから、浩ちゃん家に戻ってだから、スウェットを洗って干す
     時間が・・・。
     浩ちゃんのお母さんが帰ってくるまでに、間に合うかなあ?」

    「いいよ。洗って干してあったりしたら、普段そういうことをしない
     俺なのに、お袋に疑われちゃうかもよ」

    「えっ、でもぉ・・・」

    「いいよ、いいよ。彩が脱いだのをそのまま俺が暫く着てるから。
     うん、なかなかいいアイディアだ!」
    浩平は、顔をニヤつかせている。

    「アーッ、変態さんがいるぅ!!」

    「いやいや、男物のスウェットをノーパンではいてる彩ってのも
     なかなか・・・」

    「やだーっ! もう。浩ちゃんがあんなことするからでしょ!
     今度から、浩ちゃん家に行く時は、替えのパンツ持ってくように
     しようっと。いつ襲われるかわかんないし。
     アッと、もう着替えなきゃ。
     替えの下着と服を取ったら、部屋の外で着替えてくるネ」
    彩は和箪笥から下着を、洋ダンスから衣服を取り出し、部屋の外に
    出ようとした。

    「なあ、彩ぁ」

    「なあに? ついでにコーラのおかわり、持ってくる?」

    「そうじゃなくて、ここで着替えれば? 彩の裸、見たい」

    「エェーッ・・・それは・・・恥ずかしぃ」
    浩平が彩の顔から視線を離さず、何も言わずにプレッシャーをかけて
    くる。
    「うぅぅ・・・。見たいの? どうしても?」

    「うん。見たい!」

    「こんなに明るいのに?んー・・・。
     ・・・どうしても見たいなら・・・いいけ・・・ど・・・」
    彩は、抱えていた衣服を脇に置いて、恥ずかしそうに上着を着たまま
    ごそごそとブラジャーをほどき、床に置いた。
    上のスェットは、少しの間だけ裾を持って躊躇していたが、一気に
    脱ぐと、片手で胸を抑えながら屈み、ブラジャーの上に畳んで重ねた。
    上半身を起して、両手で胸を押さえ、赤くなっている。
    浩平は、ベッドを背もたれにして胡坐をかいていた。
    「腕、どかさないと、見えないんだけどな」

    渋々といった感じで、両腕を下におろした。
    「私、胸小っちゃいでしょ。ごめんね。
     ・・・もっとおっきい方がいいよね」

    「別に、俺は巨乳好きじゃないし、掌に収まるくらいで
     丁度いいんじゃない? 綺麗だし、可愛いよ」
    実際、彩の乳房はきれいな曲線を描いて下方でつつましく盛り上がり、
    頂点にはきれいなベージュの乳首が大人としての女性を主張していた。

    「ありがと・・・」

    「じゃあ、下も脱ごうか」

    ゆっくりと、スウェットパンツが下され、前屈みになりながら、
    片足ずつ内股に折り曲げて、足首から取り去った。
    茂みを押さえながら立ち上がる。

    「手は、後ろね」

    触ったときに感じたように、茂みは深くはなく、少しだけ縮れていた。
    腿の隙間から、ピッタリと閉じられた筋が見えている。

    「彩、体育座りになろうか」
    彩は、恥ずかしさで、暫く無言で下を向いていたが、覚悟を決め、
    そろそろと屈み、両足を閉じて床に尻をつけた。

    「足、広げて」
    彩は終始無表情で、ゆっくりと足を開く。
    縦に1本の筋。大陰唇がピタリと合わさり、具は覗いていない。
    浩平は、彩に近付き、両手を彩の両膝に当てて、更に足を広げた。
    彩は、たまらずに、震えながら小さく抗議する。

    「浩ちゃぁん・・・恥ずかしいよぉ」

    「だいじょうぶだよ」
    何が大丈夫なのか、よく分からないが・・・。
    ぐっと足を大きく開くと、筋が少しだけ開き、突起とヒダが控え目に
    顔を覗かせた。
    浩平は、両手を膝から外し、割れ目の両側を優しく左右に引き広げた。
    浩平が割れ目に触った瞬間、彩の体がピクっとはねた。
    浩平は、初めて生で見る女の子の秘部を確認しながら、
    『ああ、この形だな。エロビやエロ雑誌なんかで見るより、ズっと綺麗だ』
    と、勝手なことを思っっている。
    顔を覗かせたヒダを広げてみると中の構造が確認できる。
    浩平のされるがままになっている彩が、「ンッ」と低く声を洩らす。
    彩の中は、既に濡れ始めて、光っていた。
    割れ目の真ん中、合わせ目の下に、小さな孔がある。
    『これは、おしっこするところだな』
    割れ目の一番下側に、形の判然としない、大きめの窪みがあった。
    『ここか・・・?』
    指を入れるわけには、いかないよな。
    全体をひとしきり観賞し、浩平は、上部の合わせ目の上の包皮を
    剥いてみた。
    「あっ、そこは・・・」
    体が揺れ、彩の両足がすぼまろうとした。
    両肘で足の閉じるのをガードして確認すると、剥いた包皮の中から、
    小粒の豆状のものが顔を出す。

    「彩。ここが一番敏感なところ? 濡れてきたよ」
    中指の腹で軽く円を描くようになぞってみる。
    「浩ちゃんが、いじるから!
     そこは・・・ウゥンッ・・・おかしくなっちゃうの!
     ・・・ウンッ。
     もういい? もう・・・アゥン・・・いい。
     恥ずかしいんだけど・・・。
     それとも、しちゃう?」

    「しない! けど、もっと気持よくなりたい?」
    彩は、頭を左右に振った。
    「ううん、だいじょぶ。もう、いいから!
     ・・・もう、ンッ・・いいってばぁ・・・」

    浩平は、聞いちゃいない。顔を近づけ、突起を指で剥いたまま舌で
    舐め上げた。
    「ヤンッ!ちょっと、浩ちゃん・・・アン・・何してんの!?、
     そんな・・・アンッ・・・ヤンッ・・・ダメ、汚いって・・・・ンンン」

    「モゴモゴ・・・彩の・・・ペロ・・・だもん、
     クチュ・・・汚くなんか・・・ジュル・・・ないって・・・グチュ」
    手と指と口と舌を総動員して、むしゃぶりつき始めた。
    彩は、後ろ手で上半身を支えていたが、力が抜け寝そべってしまった。
    間もなく、恥ずかしさで控え目だった喘ぎが大きく、息遣いが激しくなり、
    身を捩りはじめた。右手の指を口で噛み、声を押し殺そうとするが、
    波のようにうねる快感に耐えきれない。
    浩平は、突起を指で擦りながら、舌を割れ目全体には這わせ、
    一番下の窪みの中に挿し入れたりしている。
    彩の性器全体が、愛液と浩平の唾液でベチャベチャになっていた。
    彩は、もう恥じらいも何もが吹き飛んで、快感にのめり込んでいた。
    一際高く叫び、呻き、腰を跳ね上げて浩平の顔に押し付け、
    浩平の頭髪を手で強く押さえて、「ア・ア・ア・ダメッ!!」と叫び、
    全身を痙攣させ、静かに横たわった。
    浩平は、顔を上げ、彩のビショビショの性器全体を眺めた。
    初めに見た時には、ピッタリと閉じられていた陰唇は開ききって、
    突起の包皮とヒダは肥大し、その奥を覗かせてめくれている。
    途中で膨張し、顔を覗かせていた豆粒大の突起は、徐々に包皮に
    隠れていった。
    『面白いな。不思議なもんだなあ・・・』と感じながら、浩平は、
    彩の秘部をティッシュで優しく拭ってやった。

    呼吸が整ってきた彩が、仰向けのまま天井を見つめて、静かに言った。
    「私、どうしちゃったんだろ・・・。なんで、こんなになっちゃうの?」

    「それは、彩がエッチだから」

    「私、こんなにエッチじゃなかったもん。
     浩ちゃんのせいだからね・・・。
     ホントのエッチはしてくれないのに、私の体、
     おもちゃにしてるでしょ!?」

    「それは、彩が可愛いから」

    彩は、早くSEXを経験したいとか、初体験を済ませておきたいなど
    ということには、それほど関心があったわけではなかったが、早く
    浩平に抱かれることで、より二人の関係を確かなものにしたかった。
    初めて体を許した相手。貞操を捧げた相手という既成事実を得る
    ことで、浩平との精神的な繋がりをより深められると信じ、望んでいた。
    たった1日半で、二人の恋愛感情はかなり深化していたし、
    その親しさは、いつの間にか、ごく自然に彩が浩平にタメ口で接する
    ようになっていたことでも分かるが、浩平物理的に彩の側にいられる
    時間は少ないということに、彩は焦りを感じずにはいられなかった。

    浩平は、ゆっくりと彩の体に覆いかぶさり、軽くキスをした。
    「もっと・・・」
    浩平は、少しだけ舌をからめたが、すぐに口を離し、彩の上半身を
    起こした。
    「彩、そろそろ洗濯の続きしないと」

    「うん。・・・そうね」
    彩は、よろめきながら立ち上がり、自分の用意していた下着と衣服を
    身につけた。
    「何だか、腰に力がはいらない・・・。
     じゃ、さっさと洗濯を済ませちゃうね。
     浩ちゃんから借りてたスウェットは、車の中に入れてくるから。
     どこにも・・・行かないでよ」

    「なんで? どこにも行かないよ」

    「うん。分ってるけど・・・」

    彩は、飲み終わったグラスとお盆を持ち、部屋を出て階段を下りて行った。
    浩平のものは当然に自己主張をしていたが、あえて彩に処理を要求する
    こともなく、おとなしく収まるのを待つことにした。
    彩の臭いが籠っているかなと、部屋の窓を開けた。
    心地よい風が窓のカーテンを揺らした。
    浩平は独り静かに、思索に入って行った。

    B組委員長だった、清楚で純粋で初心(うぶ)な少女・北島彩が、
    どんどん壊れていく・・・。
    俺のせいか? そう、俺のせいだ。
    彩の母親は、俺に何が言いたいのだ?
    態々、この家に招待してくれた。彩の話や態度から、俺が嫌われている
    わけではなさそうだ。
    娘を壊さないでくれということか?
    もう高校を卒業した娘が異性と交際を始めれば、体の関係を持つように
    なるのはごく自然な流れだろう。それは彩の母親も、理解し、容認
    できるはず。
    ただ、確かに彩はその素直さゆえに、内面の感情の起伏が表に出易い。
    これほど不安定な彩を見るのは、おそらく母親も初めてなのではないか。
    それは、間違いなく俺という存在が大きく影響している。
    認めざるを得ない。
    俺と彩の現在の状況をしっかりと再認識する必要がある。
    俺という存在に由来する彩の不安定さというものは、ただ一つ。
    後2週間で、俺がこの土地を出て、遠くで独り暮らしを始めるという現実。
    離れた地で独り暮らしをしていれば、親しくなる女性もいるだろう。
    俺は、そんなにもてる男ではないと、今でもそう思っている。
    が、彩には、彩の手の届かない俺の生活圏で、俺に恋愛感情を持つ
    女がきっと現れるだろう。そうすれば、俺が日常的に接する機会が
    圧倒的に多いその女の方に気が向いてしまうのは当然と映っている。
    だから、俺の気持ちを引きとめ続けるためにはどうすればいいのかを
    必死に探そうとし、俺の気持ちを魅き付けるためには何でもしようと
    いう姿勢にもなる。
    そして、彩には、決定打が見つかっていない。
    俺も彩も、二人の関係がより親密に、より濃厚に、何があっても離れず
    にいられるためのプロセスや精神的よりどころというものを知るには、
    余りにも経験が不足している。
    何と言っても、お互いに初めての恋愛なのだから。
    だから彩は、冷静な思考による方法論の限界を感じて、てっとり早く
    本能の赴くままに、体の関係を結ぶことで二人の絆を深め、自身の
    精神の安定を図ろうとしてしまう。
    男女の関係そのものが、種の保存=性欲という本能的欲求に起因
    するものならば、これは、あながち間違いとは言えないのかもしれ
    ない。
    しかし、彩によって俺がSEXの快感と、それによって欲望を満たす
    ことを覚えてしまったら、彩と離れて暮らす俺は、その欲求をどう
    処理しようとするのか。
    これまでのように、自慰で済ませ、満足することが出来るのだろうか。
    もし、俺の方には恋愛感情が希薄だとしても、身近に求めに応じる
    女が現れれば、そこに走ってしまいかねない。
    これは、男の性のメカニズム上、よほどの自制心がなければ自分を
    抑制するのは困難なのかも知れない。
    本能的欲求である性欲というものが、理性に勝るものであるとすれば、
    俺が彩と体を結びあったとしても、結局はそのことが事態をより深刻に
    してしまいかねないのか。
    そういう、男女のあやというものを経験的に熟知している彩の母親が、
    危惧し、心配している。
    俺たちは、それぞれ社会的にも独り立ちできる状況にはない。
    まだまだ未熟で、社会的にも、経済的にも両親の理解と支援が
    なければ、どうすることもできないことが多すぎる。
    母の聞きたいこと、言いたいこととは、そこではないのか?
    母親が、娘が泣くような事態を事前に取り除こうとするのは、
    当然だろう。
    将来にもっと深刻なダメージがやってくる可能性が高いのなら、
    いま泣かせてもその芽を摘み取っておこうとするだろう。
    そこだな。
    彩があまりにも一途で夢中になっていることを察知し、破滅的な
    事態を避けるために、俺達二人がどう向き合っていこうとしている
    のか、それを確認しよう、見極めようとしているのだろう。
    どこにでもいる同世代のカップルたちで、将来の破局を想定し、
    心配しながら、それを回避するために必死になっているようなことは
    あるのだろうか。
    楽しいから付き合う。楽しさやときめきがなくなれば別れがくる。
    熱く恋している最中は、数ケ月先、数年先の破局よりも、今日、明日
    が楽しければ何も問題がないかのようにふるまってしまう。
    一方では、相手から見限られる、捨てられることへのおそれと不安が、
    常に現実的な問題として、恋焦がれる思いと同居しているのでは
    ないのか。
    俺と彩は、もし、俺がこのまま地元に残れるのであれば、今日、明日
    の破局は、まず心配はいらない・・・と、思いたい。
    周りの人間から、『そんなこと、分かるものかい』と言われようとも、
    それは確信できる。彩もそうだろう。
    問題は、2週間後にはやってくる物理的・時間的な二人の距離。
    それを、どう乗り越えて行けるかに尽きる。
    幼馴染でもなく、親同士の親交があったわけでもない。
    実質的には、たった1週間前にお互いを異性として認識し合った
    俺と彩。

    浩平は、論理的な・・・というより生来の理屈っぽさから、理詰めで
    解決の糸口を探ろうと、頭ををフルに回転させた。

    しかし、結局は解決方法を見出すには、俺も彩も経験的に未熟過ぎる。
    明確な答えが見つからない。
    このまま、彩の母親にそこを突かれれば・・・。

    浩平は、思考の無限ループに陥りながら、彩の母親にどう応えていく
    べきかに心を砕いた。その思索中にあって、いつもの癖で深刻な
    面持ちでゆっくりと部屋の中を歩き回っていた。
    この一週間の出来事を反芻し、自分の気持ちと彩の心情に思いを
    馳せながら。

    結論は、『策を弄してみても仕方がないか』だった。
    聞かれたこと、言われたことに、分からないならわからないと、
    正直に、誠実に応じるしかないということか・・・。
    ふと、ドアの方に目をやると、彩が不安げな顔で立っていた。

    「ああ、戻ってきてたの?気がつかなかった。洗濯、終わった?」

    「うん、終わった・・・。声をかけたのに、
     浩ちゃん聞こえていないみたいで。
     こわい顔をして部屋を歩き回ってるから、
     どうかしちゃったのかと思って・・・」

    「ごめん、ごめん。無意識なんで俺自身は分からないんだけど、
     考えごとをしているときって、顔がこわいらしいね。
     アハハ、これも癖だね。」

    「何をそんなに、深刻に考えていたの?」

    「ん? 彩がエッチになったのは、やっぱり俺のせいなのかなって」

    「エッ? いやまあ、それは、浩ちゃんのせいでしょ? やっぱり。
     私は、ついこないだまでは何にも知らないことばかりだったのに。
     ・・・って、本当にそんなこと考えてたの?あんなにこわい顔で?」

    「フフフフ、内緒」

    「もう・・・。内緒はダメ!二人の間で隠し事はイヤ。
     ・・・そういえば、窓を開けていたんだね。暑かった?」

    「うん、ちょっとだけね。閉めようか」
    浩平は窓に向かい、閉めながら彩に尋ねた。
    「なあ、お前のお母さんのこと、俺はなんて呼べばいいの?」

    「うーん・・・。そうよねえ・・・お義母さんとは呼べないしね。
     初めて会うのに『おばさん』って言うのもおかしいのかなあ・・・。
     最初に聞いてみれば?
     アッ、そうか。浩ちゃんからは聞きにくいよね。
     私から、さり気なく聞いてみようか?」

    「うん。そうしてみて」
    浩平は、ベッドの上に座り、隣をポンポンと軽くたたいた。
    彩が、そこに座る。
    浩平はキスをしようと彩の顔に自分の顔を近づける。
    彩は、浩平に抱きつき、目をつぶった。
    浩平は、軽く唇に触れ、すぐに顔を離した。
    「せっかく着替えたのに、またパンツ汚しちゃうよ」

    「やあね!大丈夫なようにしてきたの。
     それと、キスだけでいいからね!」

    「大丈夫って?」
    と、言いながら浩平は彩のパンツに手を差し込む。

    「だからぁ、そうするから汚れちゃうんだってばぁ」

    「なんで大丈夫なの?」

    彩は、仕方ないなというように、浩平の手をどけて、パンツの内側を
    めくった。
    何か、パッドのようなものが付けられていた。

    「何これ?ナプキン?」

    「違う!女の子はいろいろあって、普段でも下着が汚れちゃうことが
     あるから、こういうシートを付けたりするの。
     もう・・・。浩ちゃんは知らなくていいの!」

    「いや、隠し事は・・・ゴニョゴニョ・・・。
     それで?キスくらいならいいのか?」

    「だから、キスぅ!!」

    「彩、キス好きだよな」

    「うん。『恋人同士なんだ』って実感で・・・ンッ」

    言葉が終わるのを待たずに、浩平は彩の唇を吸い、口の中を
    まさぐった。
    濃厚なキスが交わされる。
    浩平が唇を離すと、彩はトロンとした目で浩平を見つめ、また、ねだる。
    「もっと」
    暫く、お互いの舌と舌を絡め、唾液をすすり合う。
    クチュクチュと唾液の混ざりあう音が部屋に響いていた。

    「彩、お前の体、オモチャにしてごめんな」

    「・・・」

    「でもね、俺が女の体を、女の子の扱いを知ることができるのは、
     彩を通してだけなんだ。
     彩の体を、俺の五感を使って見て触れて、それに反応してくれる
     彩自身を通して、女としての、恋人としての彩との接し方を理解
     するしかないんだよ。
     俺にとって、女ってどういうものなのかを認識することのできる
     女性は、彩だけなんだ。
     そして、彩のことをもっともっと知りたい。だめかい?」

    「・・・ううん、だめじゃないよ。だめじゃない。
     でも、いきなりは・・・。
     私も、私の全てを見せられるのは、私のことを好きなようにして
     いいのは、浩ちゃんだけよ。
     私が初めて、そしてこれからも、心も体も預けることができるのは、
     浩ちゃんだけだから・・・。
     ただ、浩ちゃんにいじられて、何であんなになっちゃうのか、
     まだよく分からないし、ホントのエッチをしているわけでもないのに、
     何であんなにおかしくちゃうの? 頭は、真っ白になっちゃうし。
     何かね、これからどうなっていくのか、ちょっとこわいの・・・。
     だから、ちゃんと言って?
     そしたら、やりたいようにさせてあげるから。ね!?」

    無理もない。彩は、いまどき珍しく自慰の経験すらなかった。
    性に対する知識も、学校で習った範囲のことしか知らない。
    漠然と、SEXは気持ちのいいものなのかなという程度の認識しか
    なかった。
    だからこそ、好きな人とならこういうことをするものなのかと、
    浩平のいつも突然の激しい愛撫にも、あまり抵抗感がなく受け入れる
    ことも出来た。
    それはまた、浩平に対する信頼感の裏返しでもあった。
    だいたいが、高校生ともなれば、女の子同士の下ネタ話の方が、
    男同士のその手の話しよりも余程エゲツないものであるが、
    彩の性知識が余りにも未熟で会話が成立しないため、クラスメイトたち
    とのその類の話の輪には、彩は入り込めなかった。

    「いじる前にパンツ脱がないと、汚れちゃうから?」

    「・・・ばか・・・。心の準備があ・る・の!」

    彩は、浩平に強く抱きついてきた。
    「浩ちゃん。好き!」
    もう一度キスをし、暫く抱擁した。
    「さて、そろそろ俺ん家に戻って、俺も着替えて来なきゃ。
     約束の時間まで、ドライブして来るか」

    二人は、浩平の家に戻り、浩平が母と会うのに何を着ればいいのか、
    彩が見つくろうことにした。
    彩は、意外にセンスの良い衣服が揃っていること、そのどれもが、
    着古した感じがないことを疑い、浩平が自分で買い揃えたものなのかと
    尋ねた。
    浩平は、あまりにもファッションに無頓着で、センスのない自分を
    見かねて、従姉が選んでくれたものだが、自分には、組み合わせ方も
    分からず、ほとんど着用していないことを正直に話した。
    彩は、少しだけ従妹に嫉妬した。
    「これからは、私が選んであげるから。
     もう、従妹さんのお世話にならなくてもいいよね!?」

    彩が浩平から借りたスウェットは、とりあえずは、そのままたたんで
    収納に戻した。
    「そのまま出して着ないで、洗濯してネ!!」

    浩平は母宛に、北島という友達の家で夕食を御馳走になるから、
    自分の分は用意しなくともいいこと、帰りは少し遅くなるかも知れない
    ことをメモに残し、彩と二人で北島家訪問の時間までドライブに
    出掛けることにした。

    彩は、「海が見たいね」と言ったが、内陸の地方都市のため、海まで
    足を延ばす時間はない。車で片道40分ほどのところにある湖に向かい、
    レイクサイドを暫く走って、戻ることにした。
    浩平が、午前中に淹れたものとは別の種類のコーヒーをポットに入れ、
    分け合って飲みながらドライブを楽しんだ。
    国道沿いには、モーテルやラブホテルが結構建ち並んでいる。
    これまで、同じ道を通っても意識したことはなかったが、
    「いつか、彩とこういうところで」と思うと、やけに身近に感じる。
    戸別のバンガローが並んだようなタイプ、お城のような威容を誇る
    タイプなど様々だったが、浩平が、
    「あのラブホテル、すごいな。何部屋あるんだろう?」
    と呟くと、彩は、
    「ラブホテルって、何だか、いかにも今、何組かのカップルが
     『エッチしてます』っていう感じで、生々しいね。
     あっ、今、車が出てきた・・・。
     なんか、うちのお父さんたちと同じくらいの歳じゃない?
     隣の人、よく見えないけど、私と同じくらい?
     やだぁ・・・」
    などと実況していた。
    彩は、浩平から2度にわたる激しい愛撫を受けて、そういう行為に
    現実感を伴ってきていた。
    清楚で何も知らないお嬢様は、既に過去のものになりつつあった。

    湖では、お決まりのようにボートを借り、沖の浮島にある神社まで
    行ってお参りし、探索したりした。
    ゆったりとした時間が流れていたが、陽が傾き始めた。

    浩平は、北島家訪問の土産としてレイクサイドの観光で店で、ハウス
    栽培のメロンを買い、箱詰めとラッピングをしてもらった。

    帰路に入り、いよいよ決戦に臨む格闘家のような気分になってきた。


    出典:オリジナル
    リンク:なし

     

    恋人同士の愛情たっぷりのフェラチオはマジでエロいです

     

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