【彼女と】後日談 【彼氏】 オナネタ専用エッチな体験談

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    【彼女と】後日談 【彼氏】


    574:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/03(金)16:12:39.75
    嫁と知り合ったのは高校生のとき
    1年生のときは隣のクラスで名前は知ってるが話したことは無かった
    2年生で同じクラスになったが当時の俺は学年で1〜2を争う美少女に夢中で嫁などアウトオブ眼中だった
    ちなみに俺は高校三年間をその美少女に一方的に捧げまくり10回ぐらい告って同じ数だけフられた
    当時まだ中2病を長患いしてた俺は悲劇の主人公気取りだった
    当時はストーカーという言葉がまだ無かったことに今は感謝している
    そんなこんなで高校時代は嫁とは特にラブロマンス的な話しは無し




    576:574:2012/02/03(金)16:30:40.38
    あ、でも互いの誕生日やバレンタインにはプレゼントの遣り取りしてたな
    理由は忘れたけど、ある時嫁に何か借りを作っただか何か助けてもらったことがあったんだよ

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    その時に嫁が「もうすぐ私の誕生日だからお礼になにかよこせ」って言ってその時は「ハイハイ覚えてたらな」ぐらいに返事した
    で、その誕生日の数日前にふとその会話を思い出して、コンビニで美味い棒を全種類買って帰って綺麗にラッピングした
    で、誕生日当日の放課後に嫁を捕まえてわざと気恥ずかしそうに「これ…誕生日プレゼント…」って渡した
    俺の予定ではその場で開けてもらってドッキリのネタバラしして「ねえねえ、今どんな気分?」ってpgrする予定だったんだけどね
    だけと思いのほか嫁は喜んでしまい「家に帰ってから開ける」と譲らない
    焦って「いやマジであんまり期待するなよ、マジでつまらないものだからな」と言う俺のセリフを聞き流し嫁は下校した
    そして翌日チョップされた
    そんなこんなで誕生日やバレンタインにはちょっとしたプレゼントをしあう仲になった
    当時は「これが嫁じゃなく美少女だったらな〜」なんて思ってた
    高校生の頃は他に特筆すべきことなし



    577:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/03(金)17:16:14.56
    高校卒業と同時に中2病が完治した俺は嫁のことも例の美少女のこともスッカリ忘れキャンパスライフを満喫してた
    まあみんなそれぞれ別の大学に進学して接点ないしな

    人生の転機が訪れたのは成人式後の同窓会
    その日嫁が出席してたかどうかは覚えてない
    かわりに俺は全く別の子から告られた
    この子を仮に元子と名付ける
    リア充女子の元締め的な女子(A子)に連れられキョドりながら元子参上
    曰わく「高校生の頃ずっと好きだった」と
    「だけど俺君は美少女ちゃんのこと好きだって噂だったから言えなかった」と
    で、話を聞くと男と付き合ったことはないと言う
    もしかして処女?
    しかもフラグ立ってる?
    童貞の俺にもチャンス到来?
    ってことで連絡先(って言っても当時はポケベルすら持ってなかったから自宅の番号)を交換し、後日デート
    そして数カ月後に付き合い始めた
    俺にもついに彼女ができた!俺もついに童貞卒業できた!!
    初めてモテた嬉しさと下心を原動力に頑張りまくったよ

    元子スペック
    黒髪清楚系のお嬢様
    背は165だがとにかく細くて軽い
    芸術家肌の両親の影響らか浮き世離れしたところがある
    当時短大2年生
    卒業後は家業を手伝う予定

    そしてその5年後、俺と元子は結婚した
    嫁子出番なし





    580:574:2012/02/03(金)17:54:48.44
    結婚式はちょっとした同窓会状態でキューピッド?のA子も嫁子も出席
    ちなみに高校時代に憧れてた美少女も出席
    なんだかホロ苦い気分だった

    けど元子との結婚生活は一年足らずで幕を閉じる
    この辺は前に他のスレに書いたから省略





    582:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/03(金)17:59:59.09
    なにが原因で元子と別れたか教えてくれよ〜


    583:574:2012/02/03(金)18:02:36.79
    ちょっと仕事してくる
    続きは夜にでも



    584:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/03(金)18:02:47.46
    せめてそのスレのURLは貼るべきだな


    585:574:2012/02/03(金)18:07:04.50
    浮気妻への復讐2回目


    の684です



    586:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/03(金)19:23:46.32
    585
    あぁ、あのB子w
    まとめで読んだw



    587:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/03(金)22:28:57.47
    585
    超絶イケメン×1男ってお前さんかよw


    588:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/03(金)22:38:15.19
    587
    えっ?そうなの?
    B子がイケメンと結婚、そして離婚して、
    574と再婚したかとおもた。


    589:574:2012/02/03(金)22:38:34.96
    で、俺は元子と離婚して実家に戻り地元のターミナル駅を利用して通勤するようになった
    すると時々嫁子とバッタリ遭遇するようになった
    でも立ち話で世間話程度だけして特に何もなかった
    バスターミナルでバス待ってる間とかね
    で、離婚した翌年の秋口に会社帰りにバッタリ会った時に「もうすぐ誕生日だから何かプレゼントしてよ」と言われ、後日メシを食べに行くことになった
    まあ離婚するときに世話になったし何かちゃんとお礼しなきゃなとも思ってたしね
    で、オルゴール付きのジュエリーボックス?に駄菓子をギュウギュウ詰めにしてラッピングした
    で、誕生日当日は平日だったから前の週の週末に飲みに行くことになった



    590:574:2012/02/03(金)22:44:17.70
    超絶イケメンってのはあくまでも自称
    実際はフツメンぐらい

    あと嫁子ことB子は初婚だよ
    男性経験は無きにしも非ずだがまあ俺も人のこと言えた立場じゃないしな



    591:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/03(金)23:14:35.73
    なんだ、おまえも男性経験があるのか?


    592:574:2012/02/03(金)23:18:23.89
    で、飲み当日
    とりあえず乾杯してからプレゼント贈呈
    嫁はお酒を奢ること自体がプレゼントだと思ってたらしく、十年前と同じようにキョドりだした
    けど「私はもう騙されない!今この場で検品する!!」とラッピングをほどき始めた
    で、ジュエリーボックスが出てきてまた挙動不審に
    「あ、有り難う。帰ってからじっくり見るね」とラッピングを戻しプレゼントをしまった
    で、あとは普通に飲み
    世間話とか嫁子の恋バナとか同級生の情報とか
    嫁子は大学生時代に少しだけ彼氏がいたことがあるがすぐに別れてしまい、それ以降ずっと独り者だとのことだった
    曰わく「彼氏がいたら他の男と二人で飲みに行くわけないでしょ」と
    嫁子らしい意見だと思った

    飲み終わって家についたころ「次に会ったときにチョップ」とメールが来た
    たぶんジュエリーボックスの中身を見たんだろう

    で、この頃からたまにメールするようになった
    で、次に会ったのはバレンタイン前



    593:574:2012/02/03(金)23:19:41.97
    591
    大学のサークルの飲み会でベロチューまでなら





    595:574:2012/02/03(金)23:31:31.66
    そういえば今思い出したって言うかちょっと話しとぶけど…
    高校時代は特筆すべきことなしって書いたけどそうでもないや
    一回だけ2人でランチを食べに行ったことある
    あとダブルデート的なこともしたことある
    居酒屋のこと書いてて思い出したわ

    その時に行った居酒屋は、高校時代にはスパゲティ屋だったんだよ
    なんでか理由は忘れたけどそこに2人で行ったことあった
    飲んでるときもその話題になって、結局2人とも理由を思い出せなかったってことを今思い出した
    二年の時か三年の時か?季節はいつだったか?全く思い出せない
    けどスパゲティ屋に行ったのは覚えてる
    飲みながら2人で懐かしみつつ理由を思い出せなかったのも覚えてる
    なんかわかりづらいな
    時制が飛びすぎだな



    596:574:2012/02/03(金)23:33:06.42
    594
    まとめサイトのコメント欄を見たらけっこうツッコまれてたw



    597:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/03(金)23:49:00.73
    さっさと続き書けやカス


    598:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/03(金)23:56:14.57
    595
    支援


    599:574:2012/02/03(金)23:59:08.09
    ダブルデートのこと

    高校時代のクラスメイトにC太という奴がいた
    C太は嫁子の親友のD子に惚れていた
    そこでC太は嫁子に相談
    嫁子の提案で何故か俺、嫁子、C太、D子の4人で吉祥寺に行ったことがある
    井の頭でボート乗って動物園行った
    当時の俺は学年1の美少女ちゃんに夢中だったからかなりどうでも良かったのを思い出した
    ボートなんかで2人ずつに別れる時は必然的に俺と嫁子がペアになるわけで、「これが嫁子じゃなくて美少女ちゃんだったらな〜」とか思ってた
    っていうか次回は俺の為に美少女ちゃんとのダブルデートをセッティングしてくれよと思ってた

    その後D子に俺、C太、D子、美少女ちゃんのメンバーでのダブルデートのセッティングを頼んだが実現しなかった
    っていうかその頃には俺は美少女ちゃんからは避けられてた
    けど中2病を発症してた俺はそれに気付いてなかった
    いや気付いてたけど気付かないフリをしていた
    「障害を乗り越えて純愛を貫く俺ってテラカッコヨス」って思ってた
    今思うと高校時代の俺キモ過ぎw

    ちなみにその後C太はD子に告白するがあっさりフられた



    600:574:2012/02/04(土)00:03:07.71
    急かしたり支援してくれてるのに申し訳ないが眠くなってきた
    やっぱ酒飲みながらだとダメだな
    今日はもう寝ます
    続きは明日書けたら書く
    書けなかったら月曜日に書く
    おやすみなさい





    606:574:2012/02/04(土)08:33:04.55
    おはようさん

    604
    同級生からのストーキングに悩まされていた彼女は、人望のあるE太に相談するようになる
    そして2人は恋に落ちるもストーカーが怖くて公表できなかった
    そして卒業式直後にデートしてるところを偶然俺に目撃されてしまう
    俺「フッ…そういうことだったのか…ピエロは黙って去るぜ…幸せにな!!」
    574は逃げ出した!
    しかし戦闘不能になった!
    まあそれで俺も諦めがつき春からは気持ちを切り替えて大学生活を送れた

    で、美少女とE太はそれぞれ地方の大学に進み遠距離恋愛の末に地元に戻り順調に愛を育んでいた
    俺も含め周りは2人は結婚するものだと思ってた
    しかし20代の終わりごろに突然別れた
    そして1年もしないうちにそれぞれ別の相手と結婚した
    2人に何があったのかは知らない
    いま2人がどうしてるかも知らない





    609:574:2012/02/04(土)22:42:10.62
    話し戻ってその年のバレンタインのこと
    誕生日(駄菓子入りオルゴール)のお礼がしたいからと言われ会うことになった
    なんかちょっとオシャレな洋風な店
    どんなチョコだったかは覚えてない
    けどたぶんチョコケーキ系だったはず
    と言うのも高校の頃から嫁子のプレゼントはいつも手作りだったから
    誕生日にはちょっとしたクッキー、バレンタインにはちっちゃいチョコの詰め合わせみたいなのだった
    いかにも大量生産して小分けにしましたってカンジの奴な
    それが10年ぶりにプレゼントされてみると本格手作りっぽくレベルアップしてた記憶がある
    それ以来、今でもバレンタインにはチョコケーキ系を作ってくれる
    途中からは嫁子も一緒に食べるようになり、去年からは息子も一緒に食べるようになったんだけどな
    ちなみに飲み代はワリカンだった

    で、次はホワイトデー
    プレゼントはたぶん駄菓子詰め合わせだったと思う
    ちなみにホワイトデーにお返しをしたのはこの時が初めて
    高校生の頃の俺は美子ちゃん一筋だったから他の子から貰った義理チョコにお返しするような軟派な男ではなかったのだ
    貰ってもないチョコのお礼に美子ちゃんへの愛を綴った手紙と共にプレゼントを渡そうとして受け取り拒否されたのは黒歴史だ

    話し戻ってその次に飲んだのは4月の俺の誕生日
    たぶん手作りクッキー

    正直この頃のプレゼントとかあんまり覚えてない
    たぶん何でも良かったんだと思う
    元子と別れて女っ気のなかった頃だったし、元子とのことも含めての俺を知ってる嫁子との時間は「ラク」だったんだと思う
    3ヶ月続けて嫁子と飲むと、次の口実の9月まで待てなくなった
    そこで月イチの定例飲み会を提案したところ嫁子も賛成してくれ、それからは月イチで飲んでた
    たまに地元に残ってる奴も何人か参加したりしながら、定期的に嫁子と飲むようになった



    610:574:2012/02/04(土)23:08:54.30
    そんなカンジで飲み友達みたいな関係がしばらく続いた
    たまに都合が合わなくて飲まない月や5〜6人集めてプチ同窓会みたいな月もあったけどね
    日韓ワールドカップのロシア戦の時は臨時スポーツバーみたいになってる店に行った
    張り切って高校の頃のユニフォームを引っ張り出して着て行ったら笑われた
    11月はお酉様の夜店のジャンクフードをかじりながら道端で飲んだ
    その頃にはもう嫁子との月イチ飲み会が俺のなかでは当たり前のことになってた
    けど嫁子と付き合うとか突き合うとかまして結婚するとかは全く考えてなかった
    高校時代に一番気軽に話せた女の子で元子との離婚騒動の時にも助けてくれた、一番気楽で頼りになる女友達
    それが俺の中での嫁子の立ち位置だった



    611:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/04(土)23:23:00.07
    支援


    612:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日)00:41:53.11
    ちょっと574の旦さんに聞きたい事が有るんじゃがのう
    あんたぁの言う
    589
    ・すると時々嫁子とバッタリ遭遇するようになった
    ・バスターミナルでバス待ってる間とかね
    ・秋口に会社帰りにバッタリ会った時に「もうすぐ誕生日だから…

    これは果たして「本当にたまたま574に会った偶然」なんかどうか
    ちょっと奥さんに事情を聞きたいけぇ署まで同行願えんかのぅ

    旦さんあんたぁ薄々判っとるんかも知れんが
    B子はJKの頃からずっとずっと…




    627:574:2012/02/09(木)17:45:03.90
    ちょっとだけ書く

    612
    当時に嫁子と遭遇してたのは本当に偶然
    あんまり詳しく書くとアレだけど、俺達の地元は電車の便が悪く、地元の市街地まではバスが主要な交通手段なんだよ
    朝はともかく帰りのバスターミナルは知り合いに出会う確率が高いんだ
    実際に他の友人達にもちょくちょく会ってたしな
    特に嫁子の策略とかではなかったみたいだ
    けど高校時代は俺に惚れてたと確信してる
    ってか高校生当時からなんとなくそう思ってた
    けど当時の俺は美子に夢中だったから「スマン!嫁子の愛に応えることはできないんだ」とか勝手に思ってた
    まあ嫁子本人は否定してるけどね
    ツンデレ的なもんだと解釈してる

    あと高校時代の謎のスパゲティ屋ランチデートのことが気になったから嫁に聞いてみたら「もうその話しはしなくていいから!」って怒られた
    いったい俺は何をしたんだろうか?

    夜に書けたら続き書きます



    628:574:2012/02/09(木)22:25:13.12
    気ぃ進まないけど続き書くわ
    幻滅するだろうけど叩く時はお手柔らかに頼む

    前回書いた時に当時は嫁子には恋愛感情はなかったって書いたけどウソだ
    いやある意味では本当だけどね
    ぶっちゃけ嫁子とヤりたかった
    愛だの恋だのじゃなくて性欲の為に嫁子を口説こうと思ってた
    定期的にデート?に付き合ってくれしかも高校生の頃は俺に惚れてた、そんな嫁子なら口説けば簡単に股開くんじゃないかと考えてた
    いつの頃からか嫁子と会うたびにそんなことばかり考えるようになってった

    実はその少し前に俺は風俗デビューを果たし元子以外の女体に触れ、性欲に目覚めていた
    そして職場や大学時代の女友達、ネットで知り合った女の子なんかを手当たり次第に口説いてた
    そしてそのうちの何人かは単発的にセクロスに持ち込むことに成功してた
    女を口説く悦び、セクロスする悦びにハマってた
    女を落とした経験が自信に繋がり、女を落とすことが楽しくてしょうがなかった
    「俺は愛する女に裏切られた。だからもう誰も愛さない。元々愛してないから裏切りじゃない。女なんて騙してヤるだけの存在」
    これが当時の俺の自分に対する言い訳だった

    そんな女達の一員に嫁子も並べようとしてた





    630:574:2012/02/09(木)23:09:54.52
    けどいざ口説こうと思うとなかなか踏み出せなかった
    付き合いが長いぶん俺の手の内まで見透かされてるような恐怖感や、失敗して嫌われた場合に失うものなんかを考えるとなかなか行動に移れなかった
    今の関係を失うのも怖かった
    当時の俺なりの必勝テク()をなかなか切り出せなかった
    そんなこんなでモヤモヤした気分というか下心を隠したまま「腐れ縁ゴッコ」の関係は続いていた
    毎回毎回「今回こそは口説こう」と決心して臨み、毎回毎回自分のヘタレさに落胆してた

    ある時「〇〇(俺)って実は彼女できた?」って聞かれた
    俺「えっ?なんで?」
    嫁子「このあいだ女の子と手を繋いで歩いてるの見掛けたから」
    たぶんk子のことだ
    地元で目撃されたならkしか有り得ない
    離婚して地元に帰ったのをキッカケに親しくしてた小中学校の同級生のM
    そして何故か懐いてきてスノボにも付いてきてたMの妹のk子
    当時の俺は旧友の妹にまで手を出すほど見境いがなかった
    Mの目を盗んで2人で何度か会ってた
    まあ、さすがに最後の一線は越えなかったけどね

    それはさておき
    俺「いや彼女ってほどじゃないけど…」
    嫁子「いやいや付き合ってもない女の子とは手を繋がないでしょw」
    俺「いやマジで彼女とか付き合うとかじゃないし」
    俺はk子っていうか他の女の子の影を消すのに必死だった
    バレたら嫁子を口説くのに支障が出ると思ってた
    嫁子「〇〇ってもしかして軽い奴なの?付き合ってなくてもそういうこと(セクロス等)できる人種?」
    俺「…」
    嫁子「なんなのアンタ?結局は元子やA子と同じじゃん」
    俺「…」

    その日の飲みは思い雰囲気で終わった






    633:574:2012/02/09(木)23:38:05.26
    そして翌月
    いつもなら俺から送っていた「今月はいつにする?どこに行く?」のメールを送れずにいた
    どうやら口説くには難易度が上がってしまったようだし、イタズラを見つかってしまったようなバツの悪さもあったし、嫌われてしまったのではないかという恐怖感もあった
    嫁子からメールが着た
    「たまにはアルコール抜きで会いたい」
    初めて休日の昼間に会うことになった
    しかも場所は駅ビルの屋上
    高校生の頃はカップル以外は立ち入り禁止の不文律があった場所だ
    うちの高校だけのジンクスだったと思うが、「告白するなら駅ビルの屋上」「ファーストキスは駅ビルの屋上」と云われた、いわば聖域のような場所
    俺も高校生の頃に美子ちゃんを呼び出したことがある
    その時は美子ちゃんの代わりに美子ちゃんの友人がメッセンジャーとして来たが
    とにかくそんな特別な場所なんだよ
    まあ、このシチュエーションからロマンチックっていうかエロい展開を期待するほど楽観主義者じゃないけどね
    とにかく、約束の時間に駅ビルの屋上に行った
    嫁子は先に来てた
    柵沿いに腰掛けて俺達の高校の方向をぼんやりと見てた






    635:574:2012/02/09(木)23:48:14.30
    そんで色々あってその3年後に結婚した
    めでたしめでたし




    ゴメン、マジで書くのキツい
    当時の自分を殺してしまいたいと思う
    今日はここまでで勘弁してくれ
    後日必ず続き書くから
    マジでゴメン





    638:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金)07:51:02.76
    せっかくパンツ脱いだのに...


    639:574:2012/02/10(金)12:31:17.42
    パンツは履いてください
    エロ描写はない

    デパートの屋上でのこと
    先に来て待ってた嫁子を見つけたが、すぐには声をかけれなかった
    今から始まるであろう修羅場?っていうか説教タイム?にビビってたってのもあるし
    今更ながら自分のしていることに対する罪悪感とか嫌悪感とか
    嫁子に対する申し訳なさとか後ろめたさとかいろんな感情がゴチャ混ぜになってしまった
    それでもまだ自分の保身やどうにかして嫁子を口説く方法を考える俺もいたりして
    そんな自分自身にさらに幻滅したり
    とにかくもうグチャグチャでボーッと立ち尽くしてた

    どれぐらい立ち尽くしてたの覚えてないけど、しばらくして嫁子がこっちを見た
    っていうか目が合った
    けど俺も嫁子も動けずたぶん数秒間ぐらい見つめ合ってたと思う
    嫁子は怒ったような悲しいような困ったような顔してた
    俺がどんな顔してたのかはわからない
    っていうかどんな顔するのが正解なのかもわからない
    いたたまれない気持ちになって俺が先に目を逸らしてしまった
    すると嫁子がこっちに向かって近付いてきた
    けどもう視線は合わせてくれない
    ただ表情からは悲しみや困惑の成分が減って怒り成分が大半を占めていた
    俺はどうリアクションしていいかわからずにただ嫁子を見てた
    すると嫁子はそのまま俺の横を通り過ぎ屋上入り口に向かって行った



    640:574:2012/02/10(金)13:18:17.65
    嫁子はこのまま俺を無視して帰るつもりだと気が付いて俺は焦った
    嫁子は俺を拒絶しこのまま縁を切るつもりなんだと理解した
    嫁子に見捨てられることが急に怖くなった
    今までも口説き損じたりヤり逃げして泥沼化して絶縁された女の子は大勢いたが、それとは次元というか方向の違う感情だった
    とにかく嫁子を失うことが怖くなった
    思わず「嫁山っ!!」と叫んだ

    ちなみにだけど
    今までスレでは「嫁子」と表記してたけど当時は「嫁山嫁子」「俺川俺男」と互いをフルネームで呼び合ってた
    これは高校生の頃からの2人だけのちょっとした言葉遊びみたいなもの
    部活に嫁子と同性の奴がいて「俺のなかでは嫁山って名字はアイツのことだから」と説明してた
    実は嫁子のフルネームの響きが気に入ってたってのは内緒だけどな

    けどその時はそんな長ったらしい呼び名を呼ぶ余裕なんて無かった
    嫁子を引き止めるのに必死だった
    しかし嫁子は一瞬だけビクッとして振り返り俺の顔を見たけどまた出口に向かって歩き出した
    もう俺はパニック状態
    嫁子の腕を掴んで「待てよっ!!」って叫んでた
    「放してよっ!」と言いながら振りほどこうとする嫁子
    俺「いいから話し聞けよ!!」
    嫁子「話すことなんかない!!」
    みたいな問答を繰り返してると嫁子が急にしゃがみこみ泣き出した





    642:574:2012/02/10(金)13:51:49.02
    それを見てますますパニックな俺
    いつもならっていうか他の女の子なら優しく肩でも抱いて甘いセリフでも吐けば立て直せるのは頭では理解してるんだけどできなかった
    っていうか嫁子にだけはそういうことをしたくないと思った
    結局は蚊の泣くような声で「…ゴメン」しか言えなかった
    いったい何に対する「ゴメン」なのかどんな意味の「ゴメン」なのかわからないけどとにかく「ゴメン」しか言えなかった
    んで気が付くと俺も泣き声になってた

    どれくらいの時間だろうか?
    日曜の昼下がりのデパートの屋上で30手前のバカップル
    男は鼻水垂らしながらゴメンゴメン言ってるしその足元に女がしゃがみこんで「ふえ〜ん」と泣いている
    今思うとかなりイタい絵図だな
    寂れたレジャースポットなので周囲には誰もいなかったのが唯一の救いだ

    蛇足だが
    今でもそうなのだが嫁子の泣き方は子供っぽい
    オトナな女性のようにシクシクとかサメザメと泣くことはない
    小さな子供のように「ふえ〜ん」と泣く
    それがまた可愛くもあり愛しくもあるんだがね

    けどその時はそんなこと思う余裕などなかった
    っていうか嫁子の泣くところなんて初めて見た
    ほんとにどうしていいかわからなかったけど、ひとつだけ自覚できた
    「ああ、こいつは俺にとって特別な存在なんだな」と自覚した
    初めて嫁子を愛おしいと思った
    いまさら図々しい話しだけどね





    647:574:2012/02/10(金)14:54:47.32
    たぶん10分か20分ぐらいは2人して泣いてたと思う
    しばらくして俺も少し落ち着いてきた
    いつだかにプレゼントで貰ったハンカチタオルを差し出して「とりあえず座ろう」とベンチに誘導
    嫁子も落ち着きひとしきり涙を拭いたり鼻水すすったりし終わっても2人とも無言
    嫁子がポツリと「御手洗い行ってくる」と呟いた
    一瞬嫁子がいなくなってしまう不安にかられたがそれを察知したのか「大丈夫、ちゃんと戻ってくるから」と嫁子は席を立った
    1人で屋上に取り残され嫁子の戻りを待ってる間に時間を確認したら待ち合わせた時間からすでに1時間以上経過していた
    トイレからなかなか戻ってこない嫁子にまた不安を感じ始めた頃、嫁子は戻ってきた
    化粧を直してたみたいだが、目の回りは赤かったのがすごく印象に残ってる
    俺の隣に座り「何から話そうか?」
    俺「何から聞きたい?」
    嫁子「全部」
    俺「全部?」
    嫁子「俺川の全部」
    俺「たぶん俺のこと嫌いになると思う」
    嫁子「そうかも知れないけど聞きたい
    本当は聞きたくないけど聞かなきゃ前に進めない」
    俺「わかった」
    その時点で俺はもういろいろ諦めた
    嫁子は本気で俺との関係を絶とうとしてる
    その為に現在だけでなく過去も含めての俺と、俺に費やした自分自身の時間も否定するつもりなんだと思った
    嫁子の中の俺の存在を無意味で価値のないものにしてやることが、俺にできる最後の償いだと思った
    嫌われるだけ嫌われて嫁子の前から消えてしまえば、嫁子は次の人生に進めると思った

    だから元子と別れた後の女性遍歴を話した
    寂しさ(と言う名の性欲)を紛らわす為に手当たり次第に女の子に手を出してたこと
    嫁子が見たのはそんな相手のうちの1人だったこと
    そこには恋愛感情などなくカラダだけが目的だったこと
    そんなことを話した
    これで永遠に嫁子から軽蔑されるだろうと思った
    けど自分が蒔いたタネだからしょうがない




    649:574:2012/02/10(金)15:46:04.65
    ひとしきり俺の話しが終わると嫁が呟いた
    「私は?私は俺川にとって何だったの?私もそういう対象だったの?」
    なんて答えていいのかわからなかった
    嫁子とヤりたいと思っていたのは事実だ
    けど他の女の子たちと同列ではない
    それは断じて違う
    いつからかはわからないけど、嫁子は俺にとって特別な存在だ
    だけどそれをどう説明する?
    「あちこちでヤりまくってたけど本当は君が好きでした」ってか?
    そんな言い分が通用するわけがない
    それを今言っても誰も救われない
    なんて答えていいのかわからなかった
    俺は黙ってしまった

    「私はね…」嫁子が沈黙を破った
    「私は俺川の一途なとこが好きだったんだよ?
    高校生の頃だって美子ちゃんにフられてもフられてもずっと美子ちゃん一筋だったじゃん?
    そういうの格好いいと思ってた
    まあ今にして見ればちょっとストーカーじみてたけどねw」
    やっと笑ってくれた
    今でも思うけど泣き腫らした後の笑顔ってのは反則だと思う
    っていうか今俺告られた?
    「元子とのこともそう
    やっと美子ちゃんのことを吹っ切れたんだと思って心から応援してたんだよ?
    だからこそ元子のしたことが許せなかったんだよ?
    俺川には幸せになって欲しいとずっと思ってたんだよ?」
    このへんから俺また鼻水全開
    嫁子もヒックヒック言いながら話してた



    650:574:2012/02/10(金)16:06:25.50
    「嫁子と別れてからだってずっと俺川のこと心配してたんだよ?
    私のことなんてなんとも思ってないのは知ってたけど2人で遊ぶのは楽しかったよ?
    それで俺川が元気になるなら私も嬉しかったよ?
    プレゼントも嬉しかったよ?
    けどプレゼントとか貰っちゃうと期待しちゃうじゃん
    なかなか口説いてくれないのは色々辛いことがあったから慎重になってるのかな?とか都合のいいこと考えちゃうじゃん
    逆になかなか口説いてくれないのが一途なところだとかバカな期待とかしちゃうじゃん!!
    ずっとずっと待ってたんだよ!!
    なのに…
    酷すぎるよ…」
    俺もう何も言えなかったよ
    「なんで何も言ってくれないの?
    私は俺川のなんなの?
    都合のいい相手?
    しかも女の子とすら見られてないただの時間潰しだけの相手だったの?
    私っていったい何なの?
    何か言ってよ!!」
    嫁子ふたたびふえ〜ん
    強制的に俺のターンになった



    652:574:2012/02/10(金)16:51:16.17
    俺「ゴメ…」
    嫁子「謝らないでっ!!」
    俺「俺は…」
    もうどうにでもなれと思った
    俺も思ってること全部言っちゃえ
    その先のことはその時に考えよう
    そう思ったら不思議と落ち着いた
    俺「今さら何を言っても信じて貰えないだろうけど…
    俺は嫁山嫁子のことが好きだよ
    いろんな意味で好きだよ
    自分でも最近やっと気付いたんだけど俺にとってかけがいのない存在だよ
    今までずっと口説かなかったっていうか口説けなかったのは他の女の子達と同列にしたくなかったからだよ
    もちろん元子のことがあって本気の恋愛とかに臆病になってたのもあるけど、嫁山だけは他の子達みたいにしたくなかったんだ
    これだけは信じてくれよ
    美子ちゃんや元子の代わりなんかじゃなく、俺は嫁山嫁子が好きだよ
    今さら信じてくれとは言えないし、好きだなんて言える資格もないけどね
    俺は嫁山嫁子が好きだ」
    嫁子「ずるいよ…」
    俺「…」
    嫁子「けどありがとう!!
    そう言われると救われた気がする
    カラダ目当て以下かと思って絶望しかけてたわw
    この歳でそれは立ち直れないしw」
    また少しだけ笑顔になった
    嫁子「けど…このシチュエーションでそう言われても素直には信じられないよ」
    俺「それはわかってる
    信じてくれなくてもいいよ
    ただ伝えたかっただけだから」
    嫁子「なんでこうなったんだろうね」
    俺「なんでだろ…」
    嫁子「アンタのせいでしょうが!!」
    俺「…」
    嫁子「ゴメン…」
    俺「いや…ほんとゴメン」
    嫁子「…」
    俺「もう会わないほうがいいのかな?」
    嫁子「そのほうがいいかも
    私も新しい恋を探すよ」
    俺「俺もちゃんとした恋愛相手を探すよ」
    嫁子「もう女の子泣かすなよ」
    俺「…はい」

    んでその後少しだけ友達ゴッコな会話をして別れた
    多少脚色してるがこれがデパートの屋上での出来事
    特に着信拒否にもしてないし嫁子もしてないだろうけど、お互いに電話やメールも一切しなくなった

    次に会話をしたのは一年以上過ぎてから





    654:574:2012/02/10(金)17:01:49.99
    653
    サンクス
    けどそろそろ上司が帰ってくるから今日はもう長文は書けない
    ズルズルと引っ張って申し訳ない
    続きはたぶん月曜日に書けると思う
    けど雑談程度なら書けるからわかりづらいとことかあったら質問してくれ





    687:574:2012/02/14(火)15:04:09.96
    日曜のバレンタインイベントと昨夜の自慢話をしたいがガマンして駅ビルの屋上の続きから書きます

    駅ビル屋上の一件以来、俺は全ての女性関係を清算することにした
    出会い系は退会し会社や地元の女の子とも自然消滅した
    不思議なもんでもう誰に遠慮することなく好き勝手できるハズなのに、そんな気持ちはなくなってしまった
    なんて言うか「誰かに大切に思われていた」って実感できたことですごく穏やかな気持ちになれた
    それだけでお腹いっぱいなぐらい満たされた気持ちだった
    ただ、「思われていた」と過去形になってしまったという悲しさはあったけど、自業自得だからしょうがない
    改めて自分のしたことで嫁子も他の女の子も傷つけていたのだと感じた
    屋上での嫁子との約束通り、もう二度と女の子を傷つけるようなことはすまいと思った
    けどその一方でもうひとつの「ちゃんとした恋愛相手を探す」という約束は実行する気になれなかった
    もう一生彼女を作らずひとり者でいいやと思ってた
    いや違うな
    もう一生片思いでいいやと思ってたんだ
    かなうわけもその資格もない嫁子への思いだけ抱えて生きていこうと思ってた
    離婚歴のある奴なら理解してもらえると思うが、一度結婚に失敗すると結婚願望ってなくなるよな?
    もう残りの人生は消化試合でいいやと思ってた

    へんな話だけどこの時期はオナニーの回数も激減したw
    しかもオカズは嫁子
    嫁子から貰ったプレゼントや写メやなんかをオカズに嫁子とのセクロスを妄想しながら抜いた
    普通にAVとかで抜こうと挑戦もしたが、いつの間にかAV女優を嫁子に見立てて抜いてた
    いつも終わったあとの罪悪感はハンパなかった



    688:574:2012/02/14(火)15:57:24.97
    で、屋上での出来事が俺が29歳の初夏だったんだけど、翌年の2月だか3月にD子とバッタリ会った
    D子ってのは嫁子の親友だった子
    で案の定嫁子とD子の付き合いは続いてるらしく、俺と嫁子が定期的に会ってたことや会わなくなったことも知っていた
    ただ、会わなくなった理由だけは知らなかった
    嫁子は頑として理由を話さず「もう俺川とは一生会わない」「新しい出会いを探す」の一点張りだったそうだ
    で、「いったい何があったの?」と尋ねられたけど「嫁子が話さないことを俺が話す訳にいかない」と答えた
    本当のことを話してしまいたかったが、嫁子がそこまで頑なに話さずにいたことを話すのもアレだと思ったから
    ただしニュアンスとして俺が原因だということだけ伝えた
    で、それとなく嫁子の近況を尋ねたところ、最近職場で気になる男性ができたと相談されたらしい
    なんでもバレンタインのチョコ選びをつき合わされと言ってた
    それを聞いて祝福したいっていうか応援したい気持ちと喪失感みたいな気持ちでグチャグチャな俺
    たぶん顔に出ちゃってたとは思うが口では「そうか、よかった」みたいなことを言った気がする
    で当然のように「それで俺川君はいまどうなの?」と
    動揺を隠しつつ「俺?俺はいまフリーだよ?っていうかもう一生独身でいいよ」と
    D子は何か言いたげと言うか納得してない様子だったが本当だから他に言いようもない
    D子「まあいいや。で、実際のとこ俺川君は嫁子のことどう思ってたの?」
    俺「まあ高校生の頃もどちらかと言うと仲良かったし元子との離婚騒動の時も世話になって感謝してるし
    まあ普通の元クラスメイトってよりは腐れ縁っていう感じ?
    まあもう会うことはないけど幸せになって欲しいと願ってるよ」
    こんなことしか言えなかった
    D子「なんなのそれ」
    俺「…」

    たしかこの日は土曜か日曜かなんかで昼間にバッタリ会ってミスドかなんかで話したんだけど、結婚して子供もいるD子がもう家に帰らねばとのことでここでおひらき
    携帯アドレスだけ交換した



    690:574:2012/02/14(火)16:44:16.96
    で、D子と会った日以来、俺は悶々とした日々を過ごすことになる
    まるで美子ちゃんに恋い焦がれていた高校生の頃のようだった
    ただ高校生の頃と違うのは、美子ちゃんに対しては単純に「なんとかして美子ちゃんを振り向かせたい」と思っていたのに対し、今回は本音と建前の矛盾を抱えていた
    嫁子の幸せを願いたいと思う反面で、誰にも渡したくないと思った
    「かなわぬ想いを貫く」なんて決心したつもりでいたのは、嫁子も俺を想ってくれているという前提での覚悟だったと思い知った
    ともすれば「俺はこんなに思っているのに嫁子の裏切り者!」などと逆恨みしそうな自分もいた
    そして「こんなこと考えちゃう俺なんかよりどこかのイケメンのほうが嫁子を幸せにできるはず」と自分を納得させようとした
    厨2病をこじらせた童貞のようになっていた
    そんなかんじでヌボーっとしたまま春が過ぎ夏も過ぎた
    そして秋が来て嫁子の誕生日
    その日はたまたま日曜だった
    俺は一日中携帯をいじっていた
    嫁子とのメールを読み返してみたり写メを眺めてみたり
    その気もないくせに「電話してみようかな?」とか「誕生日おめでとうぐらいならメールしてもいいかな?」とか思ってみたり
    そんな無為な時間を過ごしていた
    夕方になり、そんなウジウジした自分に嫌気がさした
    そしてもういっそのこと嫁子のデータを全て削除することにした
    メールを全て削除し、写メも消した
    そして最後にアドレスと電話番号を消そうとした
    けどやはり決心がつかない
    これを消したら永遠に嫁子との繋がりが消えてしまう
    そこでまたウジウジした
    途中で晩飯を挟んでまた携帯片手に消すか消さぬかウジウジ
    メールや写メを消したことを早くも後悔したり
    電話帳の嫁子のページを開いたり閉じたりしてた

    そして誤って通話ボタンを押してしまった



    692:574:2012/02/14(火)17:01:40.25
    慌てて切るボタンを押したが嫁子側には着信履歴が残ったようだ
    最悪だ
    ワン切り
    しかもおそらく彼氏とデート中
    嫌がらせとしか思えないだろこれ
    これで完璧に嫁子に嫌われた
    もう死のうかな?
    なんて考えて俺もう一瞬でパニック状態

    すると携帯が鳴りだした
    無意識というか反射で出てしまった
    当たり前だけど嫁子から
    俺「え、あ、もしもし…」
    嫁子「俺川?」
    俺「…」
    今から聞かされるであろう苦情というか拒絶の言葉を思うと声が出なかった
    しかし「誕生日覚えててくれたんだね」と意外な言葉が
    俺「え、あ、ゴメン」
    嫁子「なんで謝るの?別に怒ってないよ」
    え?怒ってない?てか歓迎ムード?
    ってか彼氏は?デート中じゃないの?
    デート中断してまで苦情の電話じゃないの?

    ゴメン上司帰ってきた
    夜に続きかきます




    702:574:2012/02/14(火)22:00:24.33
    ちょっと飲んじゃったけど続き書きます
    ちなみにうちの会社には海外には拠点はありません
    ってか関東だけでこじんまりと活動してる中小企業です
    あと、上司は元子とのゴタゴタの時や元子とのことで俺が沈んでた時期にも公私共々に応援してくれたオヤジみたいな存在です
    松本さん手加減してやってください

    で、電話のこと
    どうやらワン切りしてしまったことを迷惑がられてないと気付いて俺はホッとした
    と同時に懐かしさが込み上げてきた
    けど何を話せばいいのかわからずテンパってしまった
    正直この時にどんな雰囲気でどんな話をしたのかあまり覚えてない
    たいした内容のことは話さなかった気がする
    いろんな地雷をかわしながら当たり障りない話題をかなり長く話したことは覚えてる
    一番言いたいことは言えなかった
    それだけは言っちゃいけない気がした
    だけどNGワードを避けながらも必死になって伝えようとした
    言ってはいけないと思いながらも伝えたいという気持ちは止められなかった
    それはたぶん嫁子も同じだった
    最終的には二人とも鼻声だった

    ちなみにバレンタインの相手とはすぐに別れたそうだ
    ホワイトデーにカーセックルを迫られ逃げ出したそうな



    704:574:2012/02/14(火)22:26:56.50
    その電話の翌日にD子から電話があった
    D子から電話が来るのは初めてだけど、昨夜のことだろうってのは察しがついた
    電話に出るとD子にいきなり罵倒された
    ずっとD子のターン
    要約すると
    「なんで今さら嫁子に電話なんかするんだ
    もう嫁子には関わるな
    一年ちょい前に何があったのかは知らないが、嫁子はやっと前を向いたんだからこれ以上嫁子の人生の邪魔をするな」
    と一方的に言われた
    俺「あ、え、」みたいな
    D子「あんた結局何がしたいの?」
    俺「わからない」
    D子「意味わかんない」
    俺「…」
    D子「あんた嫁子のことどう思ってんの?」
    俺「前にも言ったけど腐れ…」
    D子「そうじゃなくて!!」
    俺「好きだけど、俺にはそんなこと言う資格ないから」
    D子「意味わかんない」
    俺「とにかくもう嫁子には電話しないよ
    嫁子にも謝っといて」
    D子「あんたバカじゃないの!?」
    でブツ切りされた
    で、1日遅れたが電話帳から嫁子のデータを削除した



    707:574:2012/02/14(火)22:39:54.89
    その数日後にD子から今度はメールが来た
    先日の電話とは正反対な内容だった
    「このあいだはゴメンナサイ
    俺川君と嫁子のことに私が口出しするのは筋違いでした
    このあいだのことは忘れてください
    もし俺川君が嫁子に連絡したいと思うのならこれからも嫁子に連絡してください」
    みたいな内容だった
    けど、電話でD子が言ってたことももっともだと思うし、
    そもそも嫁子に電話したのだってイレギュラーなハプニングだったし、
    もうデータ消しちゃったし
    俺はもう嫁子に連絡するつもりは無かった
    D子のメールはスルーした





    712:574:2012/02/14(火)23:24:05.08
    710
    どこか誤字とかあった?
    一応は見直してるつもりなんだけどあったならスマソン
    適当に脳内補正してください

    711
    盛ってるつもりはないが適当にフェイク入れたり美化したりしてます
    っていうかどこまで詳しく書けばいいのかわからん
    このペースだと永遠に結婚できないような気がしてきた
    もう少し端折って書くべきか?

    っていうか眠いので寝ます
    明日と明後日は昼間は来れません
    夜に書けたら書きます
    おやすみなさい




    721:574:2012/02/17(金)12:12:31.76
    それから暫くはD子からの着信や「嫁子に連絡しろ」という内容のメールが来たが、それも鬱陶しくなり着信拒否&迷惑メールに設定した
    もう高校時代の人間関係や思い出の全てを消去したいと思った
    今まで登場させなかったけど実は野郎の同窓生ともチョコチョコと会ってたけど、そういうのも含めて全て忘れてしまいたかった
    で、3ヶ月ぐらいボーっとして過ごした
    もう嫁子とは関わらないほうがお互いの為だと思いつつ、嫁子が誰かのものになってしまうという覚悟もなかった
    もう自分が何をしたいのかわからない状態だった

    ある日、登録してない携帯からワン切りがあった
    なぜか絶対に嫁子からだと確信してすぐに折り返した
    案の定嫁子だった
    嫁子の声を聞いたら涙が出た
    鼻水も出た
    俺の異変を察知してか嫁子もふえーんと言い出した
    んで最初の「もしもし」以外何も会話のないままずっと電話ごしに2人とも泣いてた
    で、暫くしてやっと落ち着いて、次の週末に会う約束をした



    722:574:2012/02/17(金)12:49:26.68
    週末までの数日間はずっと嫁子のことを考えていた
    で、決めた
    やっぱ嫁子がいない人生はイヤだ
    なにがなんでも嫁子とは離れたくない
    もういっそのこと結婚しよう
    ってかプロポーズしよう

    で、サイズも知らないくせに指輪を買った
    今にして思えば完全にキモいストーカーみたいな思考回路だが、当時の俺はマジでヤバいことになってた

    で、決戦の日
    駅前広場で待ち合わせた
    その後どこに行くのか?そもそも何のために会うのか?なんて全く決めてなかったのでとりあえず駅ビルの屋上に行くことにした

    で、例の屋上
    最初は当たり障りのない世間話をしながらお互いのことをさぐり合うような感じだった
    そんな会話の中で嫁子もまだ俺に未練みたいなものがあるのを確信した俺は勝負に出ることにした
    けどいきなりストレートに言う勇気はなかったので冗談っぽく「いっそのこと俺達結婚しちゃわない?」と言ってみた
    その瞬間嫁子の顔が強張った
    嫁子「それってどういう意味?
    本気で言ってるの?冗談?
    もし冗談なら最悪だよ
    前にここに来た時から何にも進歩してないじゃん!」
    と予想外の反応
    俺「え…あ…ゴメン」
    なぜか謝ってしまった
    嫁子「なに謝ってんの?
    ほんとに冗談だったの?」
    俺「ちがっ…」
    嫁子「何が違うのっ!?」
    どうしてこうなった?
    もう俺パニック状態
    俺「…」
    嫁子「悪いけど帰るね」
    俺「違う!冗談なんかじゃない!ほんとに嫁川のことか好きなんだよ!!」
    嫁子「いい加減にしてよっ!!」
    嫁子は帰ってしまった
    指輪出番なし


    726:574:2012/02/17(金)14:01:29.02
    うちに帰って「もう死んじゃおうかなー」とか考えてると嫁子から電話が来た
    俺「もしもし」
    嫁子「さっきはゴメン」
    俺「いや…」
    嫁子「ちゃんと確認したいから絶対に正直に話して」
    俺「うん」
    嫁子「さっきのはどういう意味だったの?」
    俺はもう思ってることを正直に話した
    ・冗談なんかじゃなく本気で結婚したいと思ってたこと
    ・実は指輪も買ってあったこと
    ・軽い口調で言ったのはシリアスに言う勇気がなかったからだということ
    けどもう諦めた
    ・今度こそ二度と嫁子とは関わらないと決めたこと
    そんなことを話した
    嫁子は静かに聞いてたけど
    ・冗談じゃなかったってことは信じる
    ・けど手放しでは喜べない
    ・だから指輪なんて受け取れない
    ・まずは以前のような友人関係に戻りたい
    そんなことを言った

    で、次の金曜日の夜に飲みに行く約束をした



    729:574:2012/02/17(金)14:43:40.86
    で金曜の夜
    嫁子チョイスでお洒落なバーみたいなとこに行った
    会話は盛り上がらなかった
    単発で話題を見付けて2〜3会話をしては2人して沈黙
    けど不思議なことにイヤな沈黙じゃなかった
    嫁子が隣にいるこだけで幸せだった
    けど贅沢なもので隣にいると次は触れたくなる
    思わず嫁子の手を握ってしまった
    嫁子は少しビクッとして「ずるいよ」と言ったが特に抵抗はしなかった
    で、しばらく手を握ってたり少し料理をつついたりお酒を呑んだりまた手を繋いだりしてを繰り返した
    で、店を出てまた手を繋いで歩いた

    で、繁華街からバスターミナルに向かって歩いてったんだけど、途中にラブホがある
    もう俺の頭の中は性欲で支配されまくり
    っていうかさっきから勃起しまくりのカウパりまくり
    けど何て誘う?
    へんに誘ったら今度こそ本当に嫌われないか?
    どうしよう?
    とか思いながら歩いてたらラブホ前に来てしまった
    俺は無言で立ち止まってしまった
    「俺山?」嫁子が俺の顔を覗き込んできたけど、無言で手を引いて入口に向かおうとする俺
    「ずるいよ…」と言いながらも付いてくる嫁子
    けど部屋を選ぶロビーみたいなとこで嫁子がふえーんってなった
    で、そのままラブホの外に出た
    で、近くの公園に行った





    732:574:2012/02/17(金)15:39:33.98
    で、嫁子は泣きやんでから小さな声で「なんで普通の恋愛ができないの?」と言った
    独り言なのか俺に言ったのかわからなかったから俺は黙ってた
    その台詞の主語も俺なのか嫁なのかそれとも二人まとめてなのか判断しかねた
    ほんとは何か言ったほうがいいんだろうけど言葉が出なかった
    しばらくして嫁子「俺川はホントに私のこと好き?」
    俺「うん」
    嫁子「私も俺川のこと好きだよ
    なんか時々ワケわかんない行動にでるのも慣れたよ
    そういう部分も含めて俺川のことずっと好きだったよ
    ホントは普通に告白とかして普通に付き合って順番に憧れてたけどもう諦めたよw
    たけどそういうこと(セクロス)はお酒の勢いとかじゃなく、ちゃんとしたい」
    俺「うん…ゴメンな」
    その日はバス停まで送って別れた

    それからは週末ごとにデートした
    映画観に行ったり買い物したり、そういうデート
    クリスマスイブに初めてキスした
    バレンタインにはラブホでチョコケーキと嫁子を食べた
    それからはサル状態だった
    毎週末お泊まりデートでセクロス三昧だった
    そういう時期ってあるよな?



    733:574:2012/02/17(金)15:50:43.70
    やっと黒歴史っていうか嫌な思い出を書き終わった
    このスレのせいで最近は情緒不安定っていうか挙動不審気味だったよ
    勢いでパルプンテを唱えたり仕返しにもがれたりしたよw





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