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    【彼女と】式場で働いてたら片思いしてる女がきた 【彼氏】


    1:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)00:25:40.47ID:SfrOoNuP0
    聞くかい?



    10:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)00:32:52.62ID:SfrOoNuP0
    俺今結婚式場で働いているんだ
    まあ働くといってもちょっと違うくて
    結婚式って式の様子とかをまとめたエンディングムービーが最後に流れるじゃん?俺それ作ってんのね
    仕事内容っつうのは式中の撮影と、それの編集

    もともと趣味の延長で大学生のころにバイトとして始めたんだけど、作ったものが実際に流れて
    来た人が笑ったり、泣いたり、拍手してくれたりすんのがすげー気持ちよくってさ
    そのままムービーを作る会社に雇われて、ずっとやってたんだ
    かれこれはじめて10年以上はたつ

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    結婚式ってのはやっぱりいいもんで
    幸せそうな新郎新婦をみるだけでまじでこっちまで幸せな気持ちになる
    それを見てる人たちも祝福して、笑って、泣いて
    皆いい顔してんだよ
    ちなみに俺が一番好きなのは新婦のおやじさんが娘を送り出す時の顔
    ぞくぞくするねwww




    11:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)00:34:29.99ID:SfrOoNuP0

    そんなんが好きでずっとやってたんだ
    俺はこの仕事が好きで、誇りをもってる

    ただその仕事の性質上、土日が主だから友達と遊んだりすることもできない
    そこがつらいっちゃあつらいんだけどね
    だから案外俺の周りには未婚とか×がついてる人も多い
    当然俺も未婚

    そんでその日、いつものように結婚式場へ向かった



    12:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)00:36:14.53ID:SfrOoNuP0
    式場はホテルの7階
    そんでいつも俺が作業するのは非常階段と式場をつなげる物置のような10畳ぐらいの部屋
    その一角に備え付けられた机とパイプイスに陣取って動画の取り込み、編集をするんだ
    基本的にPCがあればそれでいいので場所に困ることはないけども、タバコが吸えないのが残念としか言いようがなかった

    いろんな式場に赴いてやるんだけど現場ではプロデューサーみたいな人がいて、始めに打ち合わせを行う
    その式場はよくいく場所で顔なじみも多く、プロデューサーも自分が駆け出しのころからお世話になっていた人だった



    13:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)00:39:23.20ID:ss2CACIU0
    で、一目惚れした子がイケメン彼氏連れて式場にきたわけ
    しかもペアリングして幸せそうな顔してさ
    もう泣いいていいやら、悲しいやらホントまいったわwww

    お前ら見てくれてありがとうな
    ノシ





    14:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)00:42:16.65ID:SfrOoNuP0
    13
    おっさんおこるでしかし
    まあ大筋の流れはそれだwwwそれでもいいやつは付き合ってくれや

    俺「チっす」

    プ「おおお疲れ〜今日もよろしく」

    俺「うっす。どっすか今日は」

    プ「今日はやりやすいほうだと思うよww」

    俺「まじっすか!ラッキーwww」

    エンディングムービーは新郎新婦が決めた曲にあわせて一つの作品をつくる
    だいたい4〜5分。どう作るかは俺の自由

    作りやすさの目安として
    ・曲のテンポ
    ・曲調が新郎新婦and会場の空気にあってる
    ・新郎新婦がいい顔をする
    ・出席者が多いorノリがいい

    とかがあったりする。個人的意見なんだけどね

    前あったすげーやりづらかった案件は、新郎新婦+親族(6人)で曲がゆずの「夏色」だったとき
    曲結婚関係ないし少ないし盛り上がらないしできつかったねあれは

    そんでその日の曲はドリカムの「未来予想図」
    出席者も多いしノリもよさげとのことだった



    15:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)00:43:16.02ID:Qxxjk5xb0
    1
    なかなかターミネーターが出てこないんだが…



    17:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)00:51:52.17ID:SfrOoNuP0
    15
    おっさんはターミネーターに恋した覚えはありません

    まあもったいつけるのもあれなんでここらで登場人物の紹介だ

    俺♂
    25
    16060k
    中肉中背
    ブサ

    片思いの女♀
    25
    160・?
    かわええむっちゃかわええ

    プロデューサー
    39
    170・80
    おなかのでっぱりがものすごいおっさん
    あと加齢臭がしてきたおっさん

    天♀
    23
    155・?

    同1♀
    25
    165・?

    同2♀
    25
    170・56

    なんてことはない普通の人たちだ



    16:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)00:43:49.20ID:SfrOoNuP0
    俺「新婦かわいいっすかwww?」

    プ「かわええよwwww多分俺すきなんじゃない?」

    俺「まじっすかwwたまんね〜www」

    プロデューサーは40間近の×1子持ちのいいおっさんで、よく飲みにつれていってもらったりしてる
    なかなか偉いかたらしいのだが、気さくな人柄からみんなに慕われていて、ちょっとした軽口ぐらいなら許してくれる。そんないいおっさんだ

    雑談をしてたら、開場の時間になった

    プ「そんじゃ今日も幸せな家庭を築いていきますか〜」

    俺「自分は逃げられたのにっすか?www」

    プ「うっせえwwwww」

    そんな、いつもと変わらない現場で、いつもと変わらない仕事だった



    18:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)00:52:49.79ID:SfrOoNuP0
    撮影用のカメラをもって会場に通じるドアをあけ通路を進むと、出席者の控室からにぎやかな声がする
    これはいい絵がとれそうだな〜なんてにやにやしながら歩いていた

    新郎新婦や親族たちの控室とチャペルで挟まれる広場にでると、スタッフの人たちが準備を終え待機していた
    現場のちょっとピリピリした雰囲気が伝わってくる

    俺「どもっす!よろしくお願いしゃす」

    ス達「「お願いします〜」」

    スタッフの中に、俺の一個したでほとんど同時期に働き始めた子がいるんだ。天真爛漫って感じの子で、結構かわいい。話もあい、しばしば飲みに行ったりすることもある。名前を天としようか

    天「あ、俺さん!俺さん!今日の新婦さん俺さんと地元一緒みたいよ」

    俺「え、まじで?○○?」

    天「うん。さっき聞いた!盗み聞きだけどねww」

    俺「盗み聞きすんなwww」

    天「聞こえたんだもんしょうがないじゃんwwもしかして知り合いだったりするんじゃない?」

    俺「え〜さすがにないっしょwww知り合いだったら飯おごってやるわwww」

    天「まじで!?絶対ね!違ったら何もしないけどw」

    俺「おいww」

    実家の農家を継ぐのがいやで、俺は大学を口実に逃げるように地方から上京してそのままこっちで就職した
    天も同じような口らしく、それがきっかけで話すようになったっけ

    少し雑談しながら、カメラのチェックをして新郎新婦が写真撮影のために入ってくるのを待っていた



    19:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)00:55:33.52ID:SfrOoNuP0
    そして時間

    ス「新郎新婦さん入ってこられま〜す」

    スタッフの一人の合図とともに、広場のドアが開く
    ドアの向こうには通路が伸びていて、その突き当りの角からスタッフにエスコートされた二人が見えてくる
    そこから撮影はスタート

    今日はいいムービーできるかな〜なんて考えながらカメラを構えて大きめのディスプレイをのぞきこむ

    思わずカメラを落としそうになった

    ディスプレイに映りこんできた二人のうちの一人が

    俺がずっと高校時代からずっと

    片思いしてた女の子だったからだ



    21:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)00:56:25.94ID:RkUP3DfH0
    なかなか読みやすくていいぞおっさん



    24:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:00:37.27ID:SfrOoNuP0
    21
    まじか?じゃあおっさんがんばっちゃう

    俺「は?え?」

    手が震えてカメラがぶれる。ディスプレイから目が離せなくなっていた

    天「どう?知り合いだった?w」

    そばにいた天が小声で話しかけてくる
    二人がディスプレイの中で大きくなってくる
    幸せそうな顔をうかべて

    天「・・・?俺さん?」

    天が怪訝そうな顔でのぞきこんでくる

    俺「あ、ああ大丈夫大丈夫」

    天「ちょっとどうしたの?カメラ震えてるよ・・・どうしt」

    ス「天さーん!いきますよー!」

    天「あ、はーい!ちょ、またあとで」

    カメラのブレを止めようと必死だった
    必死で脇をしめ、カメラを強く握りこみ、息を止めてなんとかブレをなくそうとしていた

    この時の俺はどうしようもなく動揺していたんだ
    後で動画を見返してもひどいもんwwww



    25:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:00:45.36ID:J9XB3N120
    何年前の話?



    27:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:05:24.52ID:SfrOoNuP0
    25
    7、8年前の話になる。ふと今日思い出してね
    彼女が広場に入ってきた
    純白のドレスに身を包み、色鮮やかなブーケを大事そうにもって
    当時から自慢気にしてた長い黒髪はてっぺんで形よくまとめられていて
    全身ドレスなんじゃないかっていうほど、真っ白な肌はとても綺麗で
    きつそうに見える釣り目も、薄い唇も、ほどよく施された化粧によりとても映えていて
    彼女は間違いなく、間違えようもなく、彼女だった

    ごめんここらへん完全に俺補正はいってるわwwwww



    26:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:04:13.90ID:RKS04fL6P
    ここから、天ルート



    29:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:09:37.00ID:SfrOoNuP0
    26
    と、思うじゃん?思うじゃん?



    28:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:08:14.60ID:RkUP3DfH0
    好きな人のドレス姿なら補正入っちゃうわな



    29:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:09:37.00ID:SfrOoNuP0
    28
    そうなんだ。でもそう思えるくらい彼女はきれいだった



    31:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:14:31.31ID:RKS04fL6P
    すきな仕事をしてるだけで尊敬に値するけどね



    35:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:21:13.58ID:SfrOoNuP0
    31
    俺は今幸せだと思う

    俺「ちょwwwwなにその花丸wwwwwwwww」

    女「・・・知らんし」

    俺「え、なにすげーじゃんお前wwww」

    女「・・・ありがと」

    ちょっと照れてたのを覚えてる
    長い前髪に隠れてハニカム彼女に興味をもった俺は、そこからちょくちょくはなしかけるようになった



    34:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:16:14.42ID:SfrOoNuP0
    彼女との出会いは高校のとき。最初のクラスで席が隣だったんだ

    俺「うっす!始めまして!これからよろしくwww」

    女「・・・よろしく」

    暗い感じの子だった
    愛想ねえなーwwwと思ってた
    まあ実際愛想はないんだけど

    クラスで、入学してすぐ受けさせられた実力テストがかえってきた
    俺の結果はひどいもんでとても人様に見せられるもんじゃなかった

    俺「やべー点数とったったwwwwww」

    友「俺もーwwww」

    そんな会話をしていると、彼女の名前が呼ばれた

    先「この調子でがんばれよ!」

    女「あ、はい」

    厳しそうな先生で、そんなほめ言葉をかけたのは彼女のみ
    興味本位で彼女の答案用紙を盗み見した

    答案用紙には90点台ばかりで花丸までついていた
    ちなみにその花丸は先生が書いたものらしかったきもかった



    36:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:22:20.69ID:SfrOoNuP0
    そうして、式は始まった

    俺はひたすら顔が見えないようにカメラや柱で顔を隠しながらごまかしごまかし撮影を進めた

    なんて声をかけていいかわからなかったんだ

    挙式が終わり、リラックスしている出席者の人たちの様子を撮影しようと、出席者たちが披露宴前に通されるかなり大きめの広場でうろうろしてた
    当然出席者達の中には高校時代の同級生も何人かいて、後ろから声が聞こえた


    「ねーあれ俺じゃない?」「え、うそ?出席者の中に?」「違う違うほらあの人」「えー・・・違うくない?」「いや絶対そうだって!話しかけてみよう!ねー俺!」

    きたかー・・・と思いつつ無視するわけにもいかないので振り返ると、同級生の1、2がいた



    40:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:29:53.28ID:SfrOoNuP0
    俺「おー・・・どっかでみたことある顔だと思ったらwww何やってんのこんなとこでwwww」

    同1「いやいやww結婚式中ですけどなにかwww」

    同2「びっくりしたー、あんたこそそんなでっかいカメラもってこんなとこで何やってんの?」

    俺「盗撮だよ盗撮ww」

    同1「おいwww」

    同1、2とは高校以来顔をあわせていなかった
    ボーイッシュな1とお姉さん系の2はクラスでも目立つグループだけど、二人とも頼られるタイプでだれとでも仲が良かった。もちろん俺とも彼女とも



    41:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:36:56.05ID:SfrOoNuP0
    俺「まあかくかくしかじかでね、こっちでこんなことやってんのよ」

    同2「へ〜まさかこんなとこで会えるとはね」

    俺「まったくだ・・・あー、今日あいつの結婚式なんね」

    同2「・・・みりゃわかるでしょ」

    同1「あれ、俺呼ばれてないのwwwww?」

    俺「カメラもってるからね」

    同1「ぷっwwwかわいそwwあんた仲良かったのにwww」

    俺「あー、ねww」

    同2「・・・ちょいちょい聞いてるよ」

    俺「あー・・・まじっすかw」



    43:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:38:13.25ID:8GHWgdsI0
    41
    同2はフラれたこと知ってるのか



    44:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:44:33.08ID:SfrOoNuP0
    43
    結論から先にいうと知っていた。直接俺が話したことはないんだけど、よく相談にのってもらったりしてたんだ
    まあ、後々

    彼女にはあまり友達と呼べるような人はいなかった
    いや、いないわけではないのか。同1、2もいたし

    ただなんというか、彼女はひとりでいることが多かったんだ
    それは彼女が嫌われてるというわけじゃなくて、なんとなく一人でいることが当然な感じ
    なんといったらいいんだろうな。いるよなそういうやつ?
    別に仲が悪いわけではないんだけど、一人を好むような子

    彼女はそういう子だった



    42:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:37:47.26ID:SfrOoNuP0
    同2「うん。大丈夫?」

    俺「まあ仕事だからねwww」

    同1「え、なになに?ww」

    同2「なんでもない。今日あの子とは?」

    俺「・・・とはとは?」

    同2「・・・あっそ。なんも変わってないねあんたw」

    俺「お前もなw」

    同1「なになに?なにがあったの?」

    俺「こいつもなwwww」

    同2「そうだねw」

    同1「え、なになに?」

    俺「そんじゃ、仕事にもどるわ」

    同2「うん、あ、このあとどっかご飯でもいく?」

    俺「あー、ごめんせっかくだけど会社にもどらなきゃいけん。また今度な」

    同2「そっか。仕事がんばってね」

    同1「よくわかんないけど、盗撮は犯罪だからね!www」

    俺「新聞にのったらよろしくwwんじゃまたね」

    そこで二人と別れ、編集をするため自分のPCがある部屋へと向かった



    45:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:46:40.23ID:SfrOoNuP0
    2年生の文化祭のとき、各クラスで出し物とか展示物つくるんだけど俺はその実行委員長みたいなのに選ばれたのね
    めんどくさいなーwwwとかいいながらまんざらでもなく
    俺のクラスは、学校近くの地形をデフォルメして模型にしよう!みたいになった
    結果、なんだかよくわからない賞をもらったりした

    展示が終わって最後の片づけをするときに、皆帰ったかなんかで、俺一人教室で作業してたのね
    「やべーwww一人で片づけする俺かっこいいwwwwww」なんて思いながら
    そうしたら、彼女がひょこっと教室をのぞいていた

    俺「うおっびっくりしたw」

    女「・・・一人で片づけ?」

    俺「そそwwえらいっしょwww」

    女「ばーかw・・・手伝う」

    俺「は?いいよ別に、ほかのクラス回ってみたら?」

    女「いい」

    俺「いや、でm」

    女「いいの」

    俺「・・・はい」

    そういって片づけを手伝ってくれた
    すげーうれしかったなあ
    いい匂いがするなーなんて思いながら、始終勃起してたけど



    46:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:50:06.60ID:SfrOoNuP0
    俺「ありがとねw」

    女「のどかわいた」

    俺「おごらせていただきゃす!」

    女「一番高いのね」

    俺「」


    俺「・・・文化祭楽しかった?」

    女「んー・・・全然。しょぼいし」

    俺「まあなww」

    女「一緒に過ごす人もいないし」

    俺「あー・・・同2とかは?」

    女「同1とかいるし」

    俺「一緒に回れば?」

    女「団体行動嫌い」

    俺「www」



    48:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:56:30.22ID:SfrOoNuP0
    1年2年とクラスが一緒で、おれがよくちょっかいかけてたこともあって、彼女のことは何となくわかってきていた

    成績優秀なこと、がんばりやなこと、極度の人見知りなこと、意外と腹黒いこと、前髪を伸ばしているのはコンプレックスな一重を隠すため、笑うとむっちゃかわいいってこと

    そんで、俺は彼女が好きなんだってこと


    くさい?加齢臭のにおいがするって?



    49:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:58:12.95ID:SfrOoNuP0
    女「俺はどうしてたの?」

    俺「俺?男友達とずっと図書室でマンガ読んでたよwww」

    女「ばかww彼女はいないんだっけ?」

    俺「募集中ですハイ」

    女「マンガ読んでたら無理だねw」

    俺「うっせえww」

    普段彼女はあまり笑わないほうだったと思う
    長い前髪にかくれてぶすっとした顔をいつもうかべていた気がする

    それでも俺の前ではよく笑ってたとに思う。少なくとも俺だけはそう思っていたし、そう思うだけでよかった



    50:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)01:59:49.87ID:SfrOoNuP0
    俺「お前こそ彼氏どした?」

    女「いないしそんなもん」

    俺「しってるwww」

    女「しね」

    俺「ごめんなさい!」

    女「・・・彼女つくらないの?」

    告白するならこの時だったのかもなあといまとなっては思う
    今も昔も相変わらずのチキンなこともあるけど



    51:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)02:00:30.64ID:SfrOoNuP0
    俺「え・・・」

    女「・・・つくらないの?」

    志望大学はお互い全く違う場所で、夢も全く違ってて、どうせ離れ離れになるだろうという理由で

    俺「あーまあ欲しいけど相手いないしww・・・お前はどうなん?」

    女「相手いないし」

    俺「お前もかよwww」

    女「でも欲しいよね」

    俺「・・・そうだね」

    女「うん・・・」

    そんな言い訳をして、結局

    俺「まぁ大学いったらできるだろ!!遊ぶとこいっぱいあるし出会いもいっぱいあるぞ〜絶対wwwww」

    俺は思いを告げることをやめてしまった

    女「・・・うん、そだねw大学でいい出会いしよう」

    俺「絶対俺のほうが早く恋人見つけるからなwwww」

    女「無理無理w数学で私に勝てない俺に負けるはずがない」

    俺「関係なくね!?」



    56:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)02:11:19.88ID:SfrOoNuP0
    そもそも最初は同情だったのかもしれない

    最初は「一人でかわいそうだから」という理由で話しかけてたりしてた
    でも、頑張り屋で、負けず嫌いで、はずかしがりやで、実は結構腹黒い、そんな彼女のことがいつのまにか好きになっていた

    高校を卒業すると、俺は関東に、彼女は中部の大学にそれぞれ進んだ
    離れると諦めがつくだろwwwwと思ってたんだけどね

    結論から言うと諦めはつかなかった

    大学に入ってから、女の子と遊ぶ機会はあった
    でも、なんというかつまらなかった
    それはその子たちがつまらないわけじゃなかったと思う。それなりに楽しかったのだろうとも思う。
    でも、彼女との楽しかった思い出が存在が、その子たちに重なってしまった

    彼女とは大学時代に連絡をとってお互いの街を行き来してたりもしてたんだけど、
    ごたごたあって疎遠になってしまった
    その時彼女の連絡先もすべて消した

    それ以来彼女の存在がぼんやりと宙ぶらりんに忘れられないまま、今にいたってしまった



    57:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)02:15:10.91ID:SfrOoNuP0
    動画をカメラからPCに取り込む
    その際、とりこんでる動画がずっとデスクトップに表示され続ける

    お互いに見つめあい幸せそうな顔を浮かべキスをする彼女と身長の高い知性的な好青年が映っていた

    俺とは正反対そうな人だった

    だれが見てもお似合いのカップルだった

    そう思ったら、泣けてきた



    60:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)02:22:26.70ID:4ByQObFqO
    57
    俺も潤るっときたよ







    ここから同2√か…



    61:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)02:26:00.91ID:SfrOoNuP0
    プ「おい!俺!?大丈夫か!?」

    俺「へ?」

    涙と鼻水でぐじょぐじょになって、嗚咽をもらしながら、泣いていた

    泣きながら、動画を編集していた

    彼女を好きだった日々を思い出しながら

    涙が止まらなかった


    プ「どした!?なんかあったか!?」

    俺「だいじょうぶでずだいじょうぶでずずびばぜん」

    プ「おいおい、おま、ちょ後で話きくけど、それできんのか?」

    俺「やりまずだいじょうぶです」

    たまたま通りかかったプロデューサーさんが話しかけてくれた
    「あとで聞く」って言葉が、仕事の話より先に出てきたことが少しうれしかった



    62:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)02:29:04.89ID:RkUP3DfH0
    うんうん、いい人だな



    63:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)02:32:15.43ID:SfrOoNuP0
    しばらくするとティッシュをひと箱もって天がきた

    天「プロデューサーがもっていけって・・・どうしたの?」

    俺「ありがどなんでもない大丈b」

    天「大丈夫なわけないでしょ!」

    俺「」

    天「仕事中に泣くとか何考えてんの!?みんな心配してんだよ!」

    俺「はい、ずみません・・・」

    天「・・・なんかあったのね?」

    俺「・・・うぅ」

    天「もう!泣くのは後!とにかく今はそれをやる!わかった!?」

    俺「は、はい!」

    天「あとで話きくからね!そんとき泣くの!わかった!?」

    俺「うん、ありがどw」

    天「まったくもう!世話がやける兄ちゃんだよ!・・・がんばってね」

    そういって天は出て行った
    はじめて天が怒ったとこ見たな〜なんてぼんやり思った



    64:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)02:39:12.46ID:SfrOoNuP0
    ムービーが出来上がり、レンダリングから書き出し、DVDへの焼きこみが終わると
    何か言いたげなプロデューサーの手に押し込めるようにしてDVDを渡し、タバコを吸いに外へでた

    とても上映されているところを見る気にはなれなかったからだ
    『二人のためにつくった』映像を見ることも、それを見る彼女をみることはとてもできそうになかったから



    65:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)02:40:18.68ID:SfrOoNuP0
    さーてそろそろ終わりやで

    タバコが5、6本目、缶コーヒーが3本目に差し掛かったあたりでプロデューサーがタバコを吸いに外に出てきた

    プ「終わったよ」

    俺「・・・ご迷惑をおかけしてほんとすんませんした」

    プ「心配させるなあほww」

    俺「サーセン」

    プ「・・・よかったよ、ムービー」

    俺「あー、ほんとっすか」

    プ「なんか最近の中で一番感情入ってたきがする」

    俺「入りすぎて泣いちゃいましたけどねw」

    プ「www」



    66:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)02:50:31.64ID:SfrOoNuP0
    プ「・・・なんで泣いたんだ?話したくなかったらいいぞ」

    俺「ああ、いやwじつは・・・かくかくしかじかで・・・」

    プ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

    俺「ちょwwそんな笑わんといてくださいwwww」

    プ「だってお前wwwwwwwwwwwwwww何そのドラマwwwwwwwwwwwwwwwwww」

    俺「いやっすよこんなバッドエンドなドラマ・・・」

    プ「いいじゃんコメディドラマでwwwwwwwww」

    俺「うっせえわ!!」

    プ「あー笑った笑ったwwwなるほどなwwwよし、風俗行くかwwwww」

    俺「・・・いいっす」

    プ「まあ、なんだ、いいことあるよ若人」

    俺「もう三十路に片足つっこんでますよ俺・・・」

    プ「たぶんお前、この仕事向いてるよww」

    俺「なんでっすか?」

    プ「なんとなくなwwww」

    俺「なんすかそれ・・・」

    最後に俺の背中をパンっと叩いて、プロデューサーは中に戻っていった
    プロデューサーは×1子持ちで、離婚するときに親権問題でいろいろあったらしい
    この人も大変だったのかな〜なんて思いながら少しくたびれた背中を見送った



    67:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:03:47.39ID:SfrOoNuP0
    荷物をまとめ、スタッフ方にお詫びとあいさつをして逃げるように帰ろうとしてると

    天「お兄さん、時間あるかい?」

    天につかまった

    俺「・・・ありますがあなたはまだ仕事中でs」

    天「21時に○○駅でなぐえっへっへ」

    俺「僕会社にもどらないt」

    天「知り合いを通り過ぎて片思い相手だったとはね〜こりゃたっぷりおごってもらわないと」

    俺「」

    天「それで感極まって泣いちゃうとかまだまだおこちゃまでちゅね〜wwwww」

    俺「プロデューサあああああああああああああああああああああ」

    天「・・・口止め料の受け付けは本日ぎれですがいかがいたします?」

    俺「・・・あ、もしもし、会社ですか?はい、すいません。ちょっと親戚の不幸でこのまま帰りまsえええ!?」

    俺「なんでそれをいやはい・・・すんません・・・笑わんとってください・・・はい失礼します」

    俺「会社に伝わってる・・・死にたい・・・」

    天「へへw」



    68:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:07:14.50ID:SfrOoNuP0
    恥ずかしい話だけど、出来上がったものは今までで一番の出来だったと思うし素晴らしい作品ができたと思う

    その作品は彼女という素晴らしい被写体がいたからだと思う

    出来上がったDVDは納品用とテスト用の2枚焼くんだけど最後にテスト用はもらえることになっている。

    そのDVDは今でも大切に本棚の中にしまってある

    DVDのパッケージの中には彼女と好青年男性が映った写真が入っており、その後ろには「ムービーありがとうね。」と高校時代と変わっていない筆跡で書かれている

    これまでに、自分の中でこの作品を超えるものはできていない

    しかし今度は被写体側にたってこれ以上の作品を作ってみたいと思う

    あと数か月後に、二人がお世話になったあの結婚式場で、最高の作品をつくってみたいと思う

    幸いなことに、被写体には恵まれているのできっと素晴らしい作品ができるだろう


    fin



    69:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:10:03.91ID:RkUP3DfH0
    乙!読ませてもらったよ
    1はきっといい作品作るんだろうな

    数ヵ月後に結婚するってことだよな?



    71:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:11:04.84ID:SfrOoNuP0
    69
    うんそうwwww
    ちなみに今日プロポーズしてきておkもらったから記念カキコwwwww



    72:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:11:33.43ID:4ByQObFqO


    年内に結婚かー
    まだ先でもおめでとう!



    74:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:12:39.47ID:RkUP3DfH0
    めでてぇなコノヤロウ

    よかったなおめ



    77:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:15:51.64ID:SfrOoNuP0
    74
    ありがとよwww
    なんか今日ふと思い出してね。区切りをつける意味でもどっかにはきだしときたかったんだ



    75:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:12:44.51ID:gs2dyd9li
    二人がお世話になったあの結婚式場ってことは、、、

    プロデューサーと結婚するんですね。
    はい、おめでとうございます。

    天と結婚しますとか、そこらへんまで書いてよーww



    77:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:15:51.64ID:SfrOoNuP0
    75
    おいこらwwwwいやなんか恥ずかしいじゃんwwwwwwかっこいいっしょこの終わり方wwwwww
    はい、天と結婚しますええ。幸せにします



    80:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:20:30.59ID:RkUP3DfH0
    もう何も言うことはない
    プロデュ…天とお幸せに!!



    82:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:24:43.99ID:SfrOoNuP0
    80
    ありがとよwwwプロデューサーは今でも独身だwww
    最近娘さんに悪い虫がよってくるのをはらうのに必死だよwww



    81:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:22:57.33ID:JOpv0z940
    おめでとう1!

    天との今日までをkwsk



    84:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:26:04.69ID:SfrOoNuP0
    81
    天との今日までか・・・
    恥ずかしい話、実はこの出来事のあとすぐ天と付き合いだしたわけじゃないんだ
    聞く?



    83:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:25:21.44ID:cpmmhFz50
    これは切ないな…

    おれ(彼女あり)チャペルのバイトしてんだけど、高校時代の彼女(未練タラタラ)の式担当だったら鬱になるわ



    86:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:27:32.10ID:SfrOoNuP0
    83
    想像しただけで鬱になるだろwww
    俺もそんときはかなりまいっちゃってさ
    過去を振り返るのもいいけど、今の彼女を大事にしたりな



    85:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:27:24.38ID:WBrlzRD3O
    記念パピコ

    おめっとさん
    プロポーズの言葉を教えて
    参考にするから



    89:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:32:04.20ID:SfrOoNuP0
    85
    恥ずかしいなあwww

    普通だよ普通。「そろそろあそこの式場で結婚式あげたくないですか?」
    ですキャー



    92:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:34:31.02ID:0rOUN7LU0
    追い付いたら終わったw
    おめっとさん!
    天とは飲みに行ったときになんかあったかきになるなぁ



    94:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:40:55.21ID:SfrOoNuP0
    92
    んじゃあ書いてく

    その日の夜、天に半ば強制的に飲みにつれて行かれた

    天「俺さん今日は飲むよ!」

    俺「なんでお前が飲むんだよ!」

    天「俺さんの失恋記念に乾杯www」

    俺「・・・うっせー」

    天「あ、なに?落ち込んでる?」

    俺「見てわからんのかお前は」

    天「えへへwww」

    俺「くそ・・・」

    天「まあまあ、飲もうよ今日はwww」

    俺「くっそおおお言われんでものんだるわ!!!」

    そうやって二人で飲み始めた



    93:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:36:30.38ID:SfrOoNuP0
    実をいうと俺は今年で34になる。
    まあ10年ぐらいたってるわけだ

    天と実際に付き合いだしたのは30のとき

    この間になにがあったかというと、天による俺の心の修復作業だったwww



    95:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:48:39.44ID:SfrOoNuP0
    会話は鮮明には覚えていないのだけど、片思いしてた時のこと話していたのは覚えている

    ほとんど自暴自棄気味に、なんともやりきれない思いを吐き出すように、俺はそれまでたまってきた思いを愚痴り続けた

    天はときどきちゃちゃ入れながらも、話をずっと聞いてくれていた

    それがうれしいというよりも、誰かに聞いてもらうだけでいいという自己満にひたってたんだと思う

    そして、気がつくとベッドの上で朝になっていた

    そして、隣には天が寝ていた

    なぜか俺も彼女も裸で



    103:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)03:59:47.65ID:SfrOoNuP0
    俺「は・・・え・・・?」

    頭真っ白

    俺大パニック

    俺「やばいやばいやばいよこれはちょまってえ!?なんで!?え??」

    天「ん・・・あ、俺さんおはよう//」

    なんで顔赤らめてんのこの子おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

    そして おれ 逃亡



    121:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)11:13:25.28ID:W1gQEZlu0
    103
    おさけの ちからって すげー!



    140:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/15(日)19:29:35.47ID:SfrOoNuP0
    おー保守さんくす
    ちょっと時間ができたからちょっとだけ投下するでよ

    俺は逃げた
    ベッドの下にちらばる衣服をかき集めるとパンツだけははいて、半裸状態で外に飛び出した

    天「ちょ、俺さんまって!!ねーちょっと!違うんだって!!」

    後ろから天の声がする。いや気がした。だってパにくってたんだもんしょうがないじゃんね

    外にでると階段の踊り場に飛び出た

    上と下に伸びる階段の間から、ほかのアパートやコンビニなどが道路にそって並んでいるのが見えた

    その場所に見覚えはもちろんない

    わけもわからず階段を駆け下りる

    俺「やばいやばいやばいやばいやばいやばいさむいさむいさむいさむい」

    季節は言い忘れたが1月のことだ

    その日は特に冷え込みがひどかったなあ〜



    141:名も無き被検体774号+:2012/04/15(日)19:35:16.21ID:L5Dk0Kuq0
    ひー!
    寒そう((((;゚Д゚)))))))



    174:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)17:11:52.79ID:uOeNB7ep0
    141に。
    楽しそうな無限のループで羨ましいの〜ぉ



    176:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)17:22:10.53ID:oTan8nMt0
    174
    間違えんなww

    それから天と顔を合わせるのが気まずくなった

    正確には俺が彼女を避けるようになった

    それから2、3週間後に同じ式場で仕事をしたんだけどその日は天がいなかった

    基本的にブライダルは土、日に集中するため、通常は休んではいけないのだが何故かその日はいなかった



    142:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/15(日)19:44:10.02ID:SfrOoNuP0
    慌ててマンションの影に隠れ服を着替える
    今を思えば相当に怪しかったな
    焦りと、はしったせいで、くっそ寒いのに汗まみれの半裸男が着替えてるんだもんね
    気づかれたらガンジーでも即通報レベル

    財布と携帯はなんとかあったので
    とりあえずタクシーを捕まえ、家まで帰ることにした
    タクシーのおじさんに話を聞く限り、ここは俺のアパートから電車で1時間ほどの距離にある市の外れらしかった

    俺「なんであんなところに・・・しかも裸で・・・うわあ・・・なにやってんだ俺・・・」

    家に帰ってベッドに突っ伏す
    昨日の記憶が全くない
    二人で飲んでたことは覚えてる

    幸いその日は仕事は休みだったのでそのままベッドで寝ることにした
    携帯はさっきからずっとなり続けている
    きっと天だろう
    でもどんな顔して逢えばいいのか・・・
    もし過ちを起こしていたら・・・
    俺の童貞がまさかこんなかたちで・・・

    結局そのまま夜まで寝ていた



    212:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)19:42:46.62ID:pwXhZ//Z0
    142以来一度も天とは会ってなかったの?



    214:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)19:58:50.71ID:oTan8nMt0
    212
    あってなかったね
    連絡は何回か来てたんだけど、適当にかえしたりとかして冷たくはしてた
    俺最低だよな・・・



    158:餃子:2012/04/15(日)23:18:31.37ID:vkKHYWXL0
    俺も「式に呼ばれなかった」のが気になる。天さんとの話の最中ですが(´・ω・`)

    天さん、ゴメン。



    163:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)04:42:11.50ID:bECOEeaJO
    158
    連絡先消したってのは「ゴタゴタがあった」からって書いてあるな
    そこらへんも聞きたいな期待あげ



    169:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)16:09:19.34ID:oTan8nMt0
    おーレスサンクス
    なんで餃子いるんだよwwwww

    まあ確かにいろいろ省きながら書いたからな〜
    そこらへんもこれから書いていこうか
    誰か聞きたいことまとめてくれ



    170:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)16:24:14.49ID:oTan8nMt0
    俺にとって天は妹のような存在だった
    誰にでも人懐っこく、コロコロと笑う彼女はなんというか、かわいがりたい存在であり、「好き」という感情とはまた違ったものだと思っていた

    俺には下に2人妹がいて、天にはお兄さんがいる
    そういう意味ではとても気が合う、一緒にいて楽な存在ではあった

    その天と一晩をともにしてしまった

    それは俺を罪悪感で塗りつぶしてしまうには十分すぎる出来事だった

    ちなみに天は優香を2、3発ぶん殴ったような顔



    171:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)16:55:37.95ID:oTan8nMt0
    着信10件メール5件・・・
    メールの内容は
    「俺さん今どこ?何してんの?」とか「違うから!何もなかったんだよ!電話にでてよ!」

    どんな顔して出ろと・・・

    結局それらを無視して、その日は一人でよくいくBARに飲みにいった

    家でうだうだ考えるのはあまりにどうしようもなく辛すぎて、お酒の力でまた全部忘れたかったんだ

    お酒の力ってすげーよほんと



    177:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)17:33:32.72ID:oTan8nMt0
    プ「おーう、お疲れえい」

    俺「あ、お疲れーっす・・・今日天はいないんすか?」

    プ「今日は休みだ。なんでも実家に帰ってるらしい」

    俺「あーまじっすか」

    プ「ん?なんだあいつに用事か?」

    俺「いや、そういうわけじゃないっす」

    プ「ふーん・・・そういやああいつ最近なんか元気なくてな」

    俺「へ、へー」

    プ「いっつもどこか上の空なんだ」

    俺「へー・・・」

    プ「・・・お前なんか知ってるか?」

    俺「いや、なんもしらないっすけど・・・」

    プ「ふーん」

    俺「・・・」

    気まずさMAX


    それから、俺は会社に頼み込みその式場での仕事をはずしてもらうようになった

    まあ要するに逃げたわけだ

    天からも、罪悪感からも

    逃げたんだ



    178:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)17:34:48.90ID:VAZmXlEKI
    そうだけどさ…変なあだ名つけないでくれよ…

    続き頼むわ



    179:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)17:51:16.02ID:oTan8nMt0
    178
    いいあだ名じゃないか良ければこれからコテとしてやってみないか?

    そして5年後

    仕事は順調だった
    俺の会社はブライダルの他にも、他社のイベントのPVや音楽系のムービーも引き受けていて、そっちの仕事を回してもらい始めた
    仕事の幅も広がり、人脈も広がっていくのがとても楽しかったんだ

    しかし天とはそれ以来一度も会うことはなかった
     
    天との一件以来、女性に対して後ろめたいというか・・・罪悪感というか・・・
    まあとりあえず女性と接することがなんとなく恐くなってしまったんだ

    だから彼女と呼べるような人は一度もいなかった



    180:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)18:05:04.49ID:7bx0oKTF0
    プって何かと思ったらプロデューサーか



    182:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)18:13:39.45ID:oTan8nMt0
    180
    うんプロデューサー

    そろそろゲイに走ろうか悩みはじめたころ
    一本の電話がかかってきた

    プロデューサーからだ

    プ「おーうwww」

    俺「お疲れっす〜どうしたんすか急に?」

    プ「なーに、ふとお前と久しぶりに飲みたくなったんだよwwどうだ今日?」

    プロデューサーとは、あの式場に行かなくなってからもたまに連絡を取りあっていた

    連絡といっても、近況を報告したり、仕事の紹介をしてもらったりもした
    まあ思春期を迎える娘さんのことを相談されたりといった他愛のない話がほとんどだったけど
    天の話もちょいちょい出てきたのだが、俺は無関心を決め込んでいた


    久しぶりにプロデューサーと飲みに行けることが楽しみだったし、その日は特に予定もなかったのでokした



    181:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)18:12:26.46ID:uOeNB7ep0
    5年後って、、、そもそも片思いの子が来たのは何年前?



    188:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)18:23:31.51ID:oTan8nMt0
    181
    時系列をまとめようか

    片思いしてた子の結婚式が8年前ぐらい(俺25)

    その5年後(俺30)

    現在俺34


    俺「ちーっすww」

    プ「おー!よく来たなおつかれww」

    俺「なんすかなんすか急にwww」

    プ「なんでもねーよwwwほら飲むぞwwww」

    俺「おごりっすかwww?」

    プ「30のおっさんにおごってもつまらんだろがwww」

    俺「じゃあ娘さんをください」

    プ「絶対やだコロスゾ」

    そんな感じで二人で飲みはじめた



    195:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)18:42:39.11ID:oTan8nMt0
    少し高級めの、何か特別なことがあるときによく使ってた居酒屋でその日は飲んでた

    時間がたつにつれ酒がまわり始める二人
    おいしいお酒に、盛り上がる会話。それがなによりのつまみだった

    そして、1時間近くたったころ

    プ「あ、そうそう今日はもう一人くるからwwww」

    俺「へ?もう一人?」

    プ「うんそうそうwwww俺の知ってるやつwwwwww」

    俺「」

    急に嫌な予感がした
    この心の底から楽しそうに、平静を装いつつも隠し切れなくて
    ニタニタと笑っているときはたいてい何かをたくらんでいるときだったからだ



    196:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)18:44:05.46ID:oTan8nMt0
    ガラガラガラ

    後ろから扉の開く音がする

    プ「お、来たかなwww」

    なにそのいやらしい流し目通報するぞ

    プ「おお、きたきたこっち座れやwwww」

    恐る恐る振り返る

    天「お久しぶり。俺さん。」

    天がハニカミながらこっちをみていた



    200:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)18:55:13.87ID:oTan8nMt0
    俺「お、おお、お久しぶりです」

    天「もーなんで敬語なのww?」

    俺「い、いやあべつに」

    プ「wwww」

    俺「なに笑ってんすか!!」

    天「wwww」

    俺「くそう・・・なんだこれ・・・」

    プ「はー笑った笑ったwwwさーてそんじゃ俺帰るから」

    俺「・・・は?」

    プ「明日は娘の誕生日なんだよね〜」

    俺「先月終わったじゃないっすか!?」

    プ「・・・じゃあ入学式」

    俺「今中2ですよねそれに今は1月です」

    プ「まあそういうときもあるwwww」

    俺「ありません・・・」

    プ「ま、そういうことでwwwww」

    俺「ああ〜ん!ちょっと!ねえ!」

    マジで帰りやがった・・・



    202:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)19:05:20.13ID:oTan8nMt0
    俺「・・・」

    天「・・・」

    俺「あのー、」

    天「はい?」

    俺「なんで対面じゃなく隣に座ろうとしてるんですか」

    天「俺さんの隣にいたいから」

    俺「は!?」

    天「やーい焦ってるぅwwww」

    俺「あああああああせせせってねーし」

    天「はいはいちゃんと座りますよっと」

    俺「はあーもう・・・」

    思わずタバコに手をかける

    天「ちょっと、もうけむたい」

    俺「うっせーほっとけ」

    天「もー」

    俺「ビールうめえ」

    天「・・・人の初めて奪っといて」

    俺「」



    215:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)20:08:15.60ID:oTan8nMt0
    俺「な、なにを」

    天「あの日の夜のことwww」

    俺「・・・本当にごめん・・・あんなことになってしまって」

    天「・・・あんなこと?」

    俺「え、あ、うん。だって俺はお前を」

    天「俺さんやっぱりあの時のこと覚えてないの?」

    俺「へ?」

    天「覚えてないの?」

    俺「・・・二人で飲んでたことだけは覚えてる・・・」

    天「やっぱり・・・もしかしてそれで今まで私を避けてた・・・?」

    俺「・・・はい」

    天「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

    俺「」



    216:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)20:10:42.08ID:oTan8nMt0
    天「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

    俺「ちょ、なんでそんな笑ってらっしゃる!?」

    天「だってアハハwwwwお腹痛いwwwww」

    俺「俺、なんか変なこといったっけ・・・?」

    天「あーもう俺さんおもしろすぎwww」

    俺「えー」

    天「まあそういうところがいいんだけどねwwwww」

    俺「えー」



    218:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)20:15:51.35ID:oTan8nMt0
    俺「もうなんなの・・・お前はほんとに・・・」

    天「じゃあそんな俺さんに答え合わせをしてあげましょう」

    俺「答え合わせ?」

    天「うん答え合わせ」

    俺「それってどういう・・・」

    天「あの晩私と俺さんは何かあったでしょーか?回答時間は3秒です」

    俺「短っ!!・・・あった・・・んじゃないですか・・・?」

    天「ぶっぶー正解は何もありませんでした」

    俺「!?」



    219:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)20:18:04.32ID:6/Vw16df0
    ・・・・んっ、じらしちゃや・・・っっっ







    ふぅ



    221:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)20:23:05.81ID:oTan8nMt0
    219
    おまえら・・・

    俺「それって・・・どういう・・・」

    天「問2。あの晩私の家に無理やり連れ込んだのはどちらでしょうか?」

    俺「えー・・・俺?」

    天「ぶっぶー正解は私でしたwww」

    俺「えー」

    天「もう俺さん全然だめじゃんwww」

    俺「・・・えー」

    ここからは天に聞いた話



    223:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)20:32:18.76ID:oTan8nMt0
    あの晩俺は結構飲んで、酔いつぶれたらしい
    天はもともとお酒が強いほうなので、酔っ払っていながらも意識ははっきりしてたそうだ

    酔いつぶれ、テーブルにつっぷしながら俺は泣き始めたらしい

    「ずっと好きだったのに。でも俺じゃあ無理だった。寂しい。でも幸せになってほしい。つらい。俺がもっとかっこよければ」

    そんなことをずっと繰り返しつぶやいていたそうだ恥ずかしい・・・

    普段見る俺は、いつも笑っているような、明るい人だと思っていたから、そんな俺をみて少し動揺したそうだ

    そして、私がなんとかしてあげたいと思ったらしい

    先にいってしまうと、このころ天はとくに俺のことを「好き」というわけではなかったそうだ
    「いい人だな〜」ぐらいに思っていたらしい

    しかし、普段とは違う俺をみて「母性本能がくすぐられた」と申しております

    その結果、酔いつぶれた俺をタクシーにのせ、家に連れて帰ったそうだ
    なんという逆レイプ・・・



    229:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)20:43:39.71ID:oTan8nMt0
    俺をひきづりながらもなんとか家に入れ、ベッドに寝かすといきなりベッドにひきづりこまれ抱きついてきたそうだ

    俺「□□・・・」

    片思いしてた子の名前を呼びながら

    天「・・・」

    この時天は決心したそうだ。忘れさせてあげようと。嫌なことを全部忘れさせてあげようと

    そっと天が顔を近づける

    気が付けばキスが始まる

    ついばむようなキスから、だんだんとディープなものへと

    息が荒くなる



    231:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)20:46:50.18ID:oTan8nMt0
    そして、そっと顔が離れ俺はベッドに横たわる

    天「俺さん・・・」

    天は俺の上におおいかぶさり、俺の服のボタンをはずし始める

    俺「□□・・・」

    うわごとのように片思いしてた子の名前をよぶ俺

    ここでハッ!と天は気づいたそうだ

    「シャワーを浴びないと・・・くさい・・・」



    234:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)20:55:23.75ID:oTan8nMt0
    急いでシャワーを浴び、俺にもシャワーを浴びさせようとする天

    天「俺さん俺さん、シャワー浴びて」

    俺「んん、うん」

    焦点があってなかったそうだ
    とろーんとした目に、よたよたと千鳥足な俺を風呂場に向かわせる

    その間に天は急いでベッドメイキングに、部屋の片づけ、ティッシュ箱の位置の確認をしてたらしい

    そして、腰タオル一枚で戻ってきた俺をベッドに誘導し、そっと寝かしつける

    天「私が彼女の変わりになるからね」

    実際に言ったかは定かではないが、そういう気概ではあったそうだ

    再び俺に覆いかぶさる天

    天「俺さん・・・」

    手を俺の顔にそえる

    天「俺さん・・・」

    クー・・・クー・・・

    天「あれこれ寝てる・・?」



    236:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)21:03:37.56ID:oTan8nMt0
    天「・・・ということがあったわけですよwwwwww」

    俺「」

    天「んwww?どうしたの?www」

    俺「キ、キスしてんじゃねえか・・・」

    天「お前は女子か」

    俺「うっせえ!!!」

    天「wwww」

    俺「はーもうなんだよ・・・そういうことかよーあーくそー」

    天「これが答えでしたwww」

    俺「はぁ・・・あれ、ちょっとまって」

    天「ん?」

    俺「もしかして、じゃあ俺・・・まだ・・・童貞・・・?」

    天「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」



    237:【IQ80】忍法帖【Lv=40,xxxPT】:2012/04/16(月)21:08:03.10ID:U+fW3/qO0
    ずっとDTがカッコいいんだよ!



    240:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)21:11:23.83ID:oTan8nMt0
    237
    間違いない!そう思わないとやってられない!



    238:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)21:08:29.90ID:ytqPxD9MI
    143が帰ってきましたよっと…
    何か進んでるじゃーん\(^o^)/
    キスしてるじゃねぇかとかwwwww



    240:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)21:11:23.83ID:oTan8nMt0
    238
    お帰りん
    ごめんなさいしてました覚えてないけど

    天「彼女いなかったの?」

    俺「・・・いなかった」

    天「なんで?」

    俺「なんでって・・・なんとなく・・・」

    天「私のことが後ろめたかったとかwww?」

    俺「そういうお前はどうなんだよ」

    天「あ、話題変えた!」

    俺「うるさい」

    天「私はねーいなかったよ」

    俺「え、ずっと?」

    天「うんwww高校以来ずっとwww」

    俺「へー・・・なんか意外」

    天「そうかな?」

    俺「うん。意外」



    246:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)21:30:26.56ID:oTan8nMt0
    居酒屋を出て、駅までの人通りの少ない深夜の道を二人で並んで歩いてた
    キンとはりつめるような寒さが、お酒と、天と久しぶりに会えたことで少し高揚し火照った体には気持ちよかった

    天「・・・ずーっと俺さんに嫌われたと思ってた」

    俺「・・・」

    天「だからねー結構つらかったんだよ?この5年間」

    俺「・・・」

    天「俺さん仕事で顔出さなくなっちゃったし、前みたいに遊んでくれなくなったし」

    俺「・・・ごめん」

    天「へへww俺さん変わってないね」

    俺「お前もなww」

    天「さてここで題3問です!!」

    俺「まだやってたんだそれ・・・」

    すっと俺の前へと回り込み、顔を覗き込んでくる天
    コロコロと笑いながら



    251:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)21:35:46.29ID:oTan8nMt0
    俺「まーだなんか暴露話あるのかよ」

    天「へへへwww今回は3択です!」

    俺「おーそりゃまたありがたい」

    天「私はなぜ彼氏を作らなかったのでしょーか!」

    俺「はー?」

    天「1、作れなかったから!」

    天「2、好きな人がいなかったから!」

    俺「はあ・・・」

    天「3、好きな人はいたけど嫌われてると思ってたから」

    俺「・・・」

    天「はい、ぶっぶー時間切れです!」

    俺「聞いてないんですけど・・・」

    天「正解は3番です」

    俺「・・・」



    256:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)21:42:05.20ID:oTan8nMt0
    さすがに俺もバカじゃない
    こんなことを言われて気づかないほど、ギャルゲの主人公補正はかかっていない

    それでも、俺はただ成り行きを天に任すしかなかった
    チキンだからね

    天「それでは最後の問題です!」

    俺「・・・はい」

    天「私が好きな人は誰でしょう?」

    俺「・・・今回は3択じゃないの?」

    天「ライフラインは終わりました」

    俺「さいですか・・・」

    天「・・・」

    俺「・・・あー、うん、えーと」

    天「・・・時間終了です。これで俺さんの全問不正解で罰が与えられます」



    257:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)21:42:55.40ID:oTan8nMt0
    俺「・・・罰とは?」

    天「私のお願いを聞いてください」

    俺「・・・はい」

    天「ちなみに最後の問題の正解は、あなたです」

    天「あの時からずっと、あなたのことが好きでした。私と付き合ってください」



    258:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)21:43:49.76ID:3CS3Qzwl0
    257
    ktkr
    妬みます



    265:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)21:46:43.55ID:oTan8nMt0
    258
    ねたんでくれねたんでくれwwww俺はこの天にもにた広さのふところで受け入れてやろう



    259:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)21:44:30.00ID:7bx0oKTF0
    天の天は天使の天じゃないのかこのやろう



    265:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)21:46:43.55ID:oTan8nMt0
    259
    ごめんwwちょっとかけてるwww

    はい、ということでここから僕たちのお付き合いは始まったのであった・・・



    275:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)21:54:33.55ID:7bx0oKTF0
    何か結婚に踏み切るきっかけになったエピソードとかないの?



    276:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)21:56:09.65ID:oTan8nMt0
    275
    結婚を踏み切るエピソードか・・・
    それを話すには同2の話と、プロデューサーの話をする必要がありそうだな



    278:【IQ80】忍法帖【Lv=40,xxxPT】:2012/04/16(月)21:57:02.71ID:U+fW3/qO0
    天さんはよく何年も我慢してたな。
    Pさんから1の情報を聞いてたのかな?で安心してたのかな?

    あいつはまだDTだ、慌てることはない!

    とか?



    284:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)22:05:46.02ID:oTan8nMt0
    278
    天さんは我慢していたというよりも、俺に嫌われたってことがとりあえず辛かったらしいんだ
    そんで、なんで辛いんだろう・・・なんであの時あんな行動に出たんだろうって考えた結果
    「あー俺さんのこと好きなんだ」って感情になったらしい
    それで、俺さんに会いたいんだけど、どうやってあったらいいかもわからないし。
    まあなんだかんだ天もチキンだからな〜

    それでプロデューサーに相談したら、「よし、俺が機会を作ってやろう」って話になったそうだ



    286:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)22:17:33.57ID:Dr5ZcdAeO
    1は自分から天に会いに行く(わびに行く)気にはならなかったのか



    288:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)22:23:26.58ID:oTan8nMt0
    286
    なったね。だけど行かなかった。
    申し訳なさの前に、罪悪感でいっぱいだったんだ



    289:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月)22:32:23.03ID:P1kk3+B80
    天さんは処女だったの?



    290:1◆3pEg2dVo4A:2012/04/16(月)22:34:48.76ID:oTan8nMt0
    289
    らしい
    高校の時に彼氏はいたらしいんだけど、ちょっとひどい別れ方をしたみたいで男の人がトラウマになっていたらしい
    それで大学社会人と彼氏はいなかったんだってさ



    317:名も無き被検体774号+:2012/04/17(火)00:51:04.19ID:3OlrHUM+0
    俺も恋がしたくなってきた




    出典:あじゃじゃじゃしたー
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