幼馴染「だってぇっ…委員長と最近…」ブワッ
男「いやいや!よく怒られてるだけだから!」
<>51が携帯から2011/12/01(木)23:13:51.90ID:LnsVUb8FO<>
男「とにかく!お前が想像してる関係じゃないから」
幼馴染「本当だよ…信じるからねっ…」グスッ
男「う、うん。まかせて」
幼馴染「あ゛い…今日のおべんと…」パカッ
幼馴染「グスン」
男「とりあえず泣き止んでくれ。クラスの視線が突き刺さるから」
幼馴染「だってぇ…」
男「ほらハンカチ!」
<>7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/01(木)23:19:52.08ID:LnsVUb8FO<>
午後
体育
男「いやぁ、秋は運動のしがいがあるなー」ハァハァ
男友「あぁ、ほらパス」ピッ
男「おっ」
幼馴染「う゛ぇぇん…ここにいたぁ…」キャッチ!
男「おわっ!なんだお前、早く女子のところに戻れ」
幼馴染「だってぇ…だってぇ…」ジワッ
男「なんだよ」
幼馴染「クラスのAちゃんが体育倉庫に入ってくの見えて…そんでね…」ジワワッ
男「うん」
幼馴染「もじがじだら男と昼下がりの情事に及ぶんじゃないかって…!」ブワッ
男「及ぶか!」
<>8これを心配デレと名付けよう2011/12/01(木)23:24:23.90ID:LnsVUb8FO<>
男「はー、学校終わったー」
男友「おう、じゃあな」
男「おー」
幼馴染「グスンッ」ガシッ
男「おうっ!?…なんだ今度は」
幼馴染「よかったぁ…真っ直ぐ帰るつもりでよかったぁ…」ジワ
男「なんだよ」
幼馴染「放課後の夕陽差し込む教室でねっ…」ジワワッ
男「うん…」
幼馴染「Aちゃんと体育の延長戦するのかなって…」ブワッ
男「延長以前にキックオフすらしてねーよ!あと鼻水すごいなお前!」
<>12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/01(木)23:28:17.73ID:LnsVUb8FO<>
男「もう日も短くなってきたなー」
幼馴染「…なんでよ、男…!」
男「なんだよ?」
幼馴染「そうやって『暗くなる前に帰ろう』とか言ってさ!」
幼馴染「私と一緒にいる時間を少しでも短くしようってんでしょ!?」
男「え、えぇ!?」
幼馴染「なによぉ…」ジワ
男「いやいや嫌ってないから!いつものペースで歩くから!」
幼馴染「…ほんと?」ブワッ
男「あぁ。ほら鼻水また出てるぞ。ほら、チーンしろ。」
幼馴染「…グスン」チーン
<>15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/01(木)23:33:15.59ID:LnsVUb8FO<>
男「今日は親いないんだったな…よし、いっちょ自分で料理するか」
幼馴染「うぇぇん」ガチャッ
男「な、なんやねんお前!」
幼馴染「だって…だってぇ…」ジワッ
男「なんだよ」
幼馴染「Aちゃんを家に連れ込んで裸エプロンとかさせてるのかなって…」ブワッ
男「させねーよ!」
幼馴染「あ、あどごれ…天ぷら…」グスンッ
男「お、おう、ありがとう。でも涙拭いてくれ」
<>22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/01(木)23:38:01.27ID:LnsVUb8FO<>
prrrrr
男「ムニャ…誰だこんな時間に」
男「もしもし?」
幼馴染『あぁぁあん…』グスンッ
男「…」
幼馴染『今Aちゃんと何回戦なのさっ!?昼から数えて何回戦なのさ!?どんな体位なのさ!?うわぁあああん!』
男「……Aちゃんひっぱりすぎ…」ガチャ
キュウニキレタ…ヤッパリソウナンダ、ウワァアアアアン!!
男「隣の家うっせぇ…」
<>24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/01(木)23:43:51.12ID:LnsVUb8FO<>
朝
ピンポーン
男「もう幼馴染来たか。あーい今支度するよー!」
男「お待たせ」ガチャ
幼馴染「あぁ…ぁぁぁぁ…」ゲソッ
男「…お前、昨夜…寝たの?」
幼馴染「ぁ…ぁぁぁ…」
男「どんだけ絶望的な顔と声してんだよ。言っとくが俺は昨日Aなんかと寝てないし家にもあげてないぞ」
幼馴染「…ほんと…?」
男「当たり前だろうが!」
幼馴染「よかったぁああん!うわぁあんっ!」ガバッ
男「なんだお前は」
幼馴染「Zzz...」
男「なんなんだお前は」
<>28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/01(木)23:48:34.09ID:LnsVUb8FO<>
授業中
Cちゃん「Zz…んっ」ビクッ
Cちゃん「んぁー…寝ピク恥ずかし…」
男「…」カリカリ…
幼馴染「うわぁああん…」ジワッ
男「なんだお前は授業中に」
幼馴染「男がまたCちゃんにリモバイしかけてる…ふぇぇん…」ブワッ
男「またってなんだよ」
幼馴染「初犯なの…?やっぱりやってるの…?」ブワワッ
男「やってないわ!」
Cちゃん「んぁ?」
<>31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/01(木)23:54:35.04ID:LnsVUb8FO<>
授業中
男「…眠い…」ボー…
幼馴染「うわぁぁん…!」
男「今度はなんだ」
幼馴染「男がAちゃんの透けブラ見てるぅ…!」ポロポロ
Aちゃん「!?」ババッ
男「声でけぇよ!」
幼馴染「昨夜の味が忘れられないんだぁ…わぁぁ…!」ブワッ
男「ちがうってば!」
Aちゃん「…??」
<>33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:00:42.07ID:jp6v1GLpO<>
男「やっと昼飯だ」
幼馴染「…」グスンッ…
男「ん?」
幼馴染「あ゛い゛…お弁当ぉ…」パカッ
男「おいおいお前、昨日寝てなかったんだろ?無理するなよ」
幼馴染「だっでぇ…こうでもしないと男が私のこと嫌いになっちゃって…そんで、そんでBちゃんと昼休みにトイレの個室で」ブワッ
男「待て待て!Bちゃんどこから出てきた!?」
男「しかも嫌いになるなんてありえないから!この卵焼き美味しいぞ!?」
幼馴染「…ほんと…?」
男「ほんとほんと」
幼馴染「うぇへへぇ…」ムギュッ
男「抱きつくな食えん」
<>35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:05:10.77ID:jp6v1GLpO<>
男「お前ってさ」
幼馴染「ぅ、うん」
男「愛人体質だよな」
幼馴染「…えへへぇ…」ニコッ
男「待て喜ぶとこおかしいぞ」
男「いいか、愛人ってことはだな…男性側には正妻っつー本命がいるんだぞ」
幼馴染「…」
幼馴染「……」ブワワッ
男「あっ!いやいや俺にはいないからな!ごめん今のは俺が悪かった!」
<>42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:13:52.83ID:jp6v1GLpO<>
男「じゃあさ、このプリント皆に配っといて」
Aちゃん「」コクコク
男「はい、じゃあちょっと体育委員からアンケートがありまーす」
ワ-!!
ヒュ-ヒュ-
男「ヒュ-ヒュ-ってなんだよ。簡単に言うと体育関連での要望だ」
男「設備とか扱うスポーツとかなんでもいいから、Aちゃんが配ったプリントに書いてくれ」
Aちゃん「」トントン
男「ん?」
Aちゃん「」チョイチョイ
男「幼馴染がどうしたって?」
幼馴染「…ふぇぇぇん…」カキカキ
『体育倉庫の生徒の侵入禁止…不純異性交遊の廃絶』
男「…熱心なことで」
<>48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:19:45.71ID:jp6v1GLpO<>
男「美術の時間だ。俺苦手なんだよなー…はぁ」ヌリヌリ
幼馴染「うわあああんっ!」
男「なんだ?」
幼馴染「今、補助員のお姉さんが男の方見てたの…」ジワッ
男「それがどうしたんだ」
幼馴染「きっと放課後に、人体デッサンのモデルと称して…色んなところさわったりして…」ジワワッ
男「ねーよ」
幼馴染「わかった…じゃあ『私にボディペインティングしてみなさい』とか言って…そんで筆づかいから筆おろしに…ひぇぇんっ」ブワッ
男「ねーってば!」
<>52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:25:16.64ID:jp6v1GLpO<>
男友「おう、今日俺とゲーセンいかねーか?」
男「おっいいねえ」
男「幼馴染には悪いが、ここからは男のロマンだ。黙って行くか」コソコソ
───
──
─
幼馴染「男ー」
幼馴染「男?」
幼馴染「あ…れ…?」
幼馴染「う…うわっ…うわぁああああああん」
<>55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:29:11.47ID:jp6v1GLpO<>
体育倉庫
幼馴染「うわぁああんっ!」ガチャッ
幼馴染「いない…」ジワ
空き教室
幼馴染「ふぇぇぇんっ!」ガララッ
幼馴染「…あれ…?」ジワワッ
廊下
幼馴染「あ、Aちゃん!」ウルウル
Aちゃん「?」
幼馴染「男といっぱいした後、男はどこに行ったの!?」ブワッ
Aちゃん「??」
幼馴染「男とどこでキスして、どこでいじくりあって…それから、それから…!」
Aちゃん「!?」ブンブンブンッ
<>61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:32:46.88ID:jp6v1GLpO<>
男「お前、本当にレース上手いなー完敗だったわ」
男友「お前の格ゲーの小足見てから昇竜もすごかったぜ」
男「そうか?ははっじゃあまた明日な!」
男友「おう」
男「〜♪」
男「お」
幼馴染「あ!いたぁ…!うぇえええんっ」ダッ
幼馴染「うぇ」ドテ
男「うわっ…」
<>65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:38:55.11ID:jp6v1GLpO<>
幼馴染「また男が色んな意味で遊んで帰ってきたぁ…あ〜〜ん…!」ポロポロ
男「は、鼻血鼻血。あと今までずっと家の前にいたのかよ」
幼馴染「だってぇ…心配だったもん…」グスン
男「…ごめんな、何も言わずにゲーセンなんか言ったりして」
幼馴染「え?ゲーセン?」グス
男「それがなにか?」
幼馴染「ゲーセンなら言ってよ!ばかばかばかぁ…!うぁああん!」ボカボカボカチカ
男「痛っ…逆にどこ行くと思ってたんだよ!」
幼馴染「Cちゃんとかとラ、ラ…ラブh」
男「野郎と格ゲーやっとったわ!悪かったな!」
<>67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:43:16.19ID:jp6v1GLpO<>
男「ほら、消毒液、染みるぞ」
幼馴染「うぅ…」ズキッ
男「絆創膏貼って…はい終わり。足元見て走れよ」
幼馴染「ごめんなさい…」
幼馴染「Aちゃんともこんなことしたの…?」
男「あー、多分同じ体育委員だから傷の手当ての心得くらいは」
幼馴染「…お医者さんごっことか…」ジワッ
男「するか!」
<>69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:47:10.76ID:jp6v1GLpO<>
翌日
男「あ、おはよ。昨日のアンケートの集計だけどさ」
Aちゃん「!」
Aちゃん「…っ」ポッ
男「あれ?」
Aちゃん「」プ、プイ…
男「…」
男「…お前、昨日何かいらんこと吹き込んだだろ」
幼馴染「だ、だってAちゃん何も言おうとしないから、てっきり、その…」
男「…はぁ…」
<>71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:51:10.47ID:jp6v1GLpO<>
男「お前は」
幼馴染「う、うん」
男「心配性すぎる」
幼馴染「え、えぇっ!?」
男「なにかあったらすぐ変な妄想して泣き出すし」
幼馴染「で、でも…最悪の事態を予測して…」
幼馴染「備えあれば憂いなしって言うし…」
男「備えすぎて憂いが出てるんだよ」
<>72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:55:07.14ID:jp6v1GLpO<>
Cちゃん「宿題見せてぇ〜」
男「はいはい」
Cちゃん「ありがとぉ〜」
幼馴染「…ぐすん」
男「なにが不満なんだよ」
幼馴染「なんでもないよぉ…!」プイッ
男「あの子だらしないけど、可愛いって評判だな」
幼馴染「ぇ、えぇ!?」ジワッ
男「…ほらきた」
<>74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)00:59:47.05ID:jp6v1GLpO<>
男「なにが不満なんだ」
幼馴染「だ、だって…男はあの子が好きだって…」ジワッ
男「いや俺は評判の話をしただけだぞ」
幼馴染「だって!評判って言ってもCちゃんの体なんか限られた人しか知らないじゃん!」ジワワッ
男「Cちゃんの体…うん?」
幼馴染「だって、『あの子、だらしない(カラダしてる)けど(それが逆に)可愛いって評判だぞ』って」ブワッ
男「…んぇ?」
幼馴染「うわぁぁぁぁん!」
<>81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)01:08:04.40ID:jp6v1GLpO<>
男「はぁ…ようやく帰宅かー」ガチャ…バタン
幼馴染「ぅぅぅっ」ガチャッ
男「おわっなんだお前!」
幼馴染「魚の煮付け…」ウルウル
男「ありがとう…なんで泣きそうなの?」
幼馴染「だって!だって美味しい料理作らないと男がCちゃんとAちゃんで3人で仲良くしちゃうもん!男の顔にAちゃんがまたがって、下半身にはCちゃんが跨って、そんで」
男「ありえねーよ!」
幼馴染「鰈の煮付け美味しい?美味しくないの?やっぱりBちゃんのところに行っちゃうの?うわぁあああん!」ブワワワッ
男「まだ何も言ってねーよ!」
男「あ、おいしい」
幼馴染「ふぇ」ピタ
<>82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)01:13:49.89ID:jp6v1GLpO<>
男「この時期の風呂っていいもんだなー」チャプ
幼馴染「うわぁあんっ」ガララ
男「うわ!?なんだよ!」
幼馴染「男が、男がぁ〜!」ジワッ
男「ん?」
幼馴染「Cちゃんのカラダを『だらしないカラダは俺が洗ってやる』とか言って…そんで…中の方まで指とかで洗って、中を洗いっこして…!」ジワワッ
男「Aちゃんの次はCちゃんかよ…」
幼馴染「でも誰もいなくてよかったぁ…」チャプ
男「いや入ってくるなよ」
<>85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)01:21:03.14ID:jp6v1GLpO<>
男「風呂上がりに新鮮なリンゴってのもいいもんだな。いくつか切るか」
幼馴染「あ、あわわわわわ…」
男「なんだよ…」シャリ
幼馴染「怪我しないでよ!絶対しちゃダメだよ!」
男「あぁ大丈夫だよ」シャリシャリ
幼馴染「一瞬の迷いが全ての指を失う結果を招いたり…」ビクビク
男「切れ味よすぎないかその包丁」
幼馴染「ひぃいいい…!」ビクビク
男「何が危ないってお前が危ないわ」
<>86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)01:26:11.90ID:jp6v1GLpO<>
未来
男「じゃあ会社行ってくるわ」
幼馴染「ぜ、絶対浮気しちゃダメだよ!やだよ!もっと料理上手くなるから」ジワッ
男「あ、あぁ」
幼馴染「やだぁぁぁ…浮気しないでお願いぃ…」ブワッ
子供「パパ!ママをイジメるなー!」
男「あ、あの…」
───
──
─
現在
男「確実にこうなるな」
幼馴染「え…?私が、男のお嫁さん…?え、えへへぇ〜…」ニコ
男「そこかよ」
<>88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/12/02(金)01:31:52.66ID:jp6v1GLpO<>
実質未来
男「じゃあ会社行ってくるわ」
幼馴染「気をつけてよ!絶対死んじゃだめだよ!」
男「どうやったらデスクワークで死ぬんだよ」
幼馴染「このお腹の子を残して死なないでよ、死なないでよぉぉ…」ブワッ
男「毎朝これやるつもりかよ」
幼馴染「死んでも私たちの愛は不変だけど死なないでよぉぉぉ…!いやぁあああ!」
男「そこは確固たる自信持ってるのかよ」
おわり
- ただいま人気の体験談