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【人妻】「単棹独穴③‥月光」【他人の嫁】 |
【同穴 : 月光Ⅰ】
結婚式が 無事に終わった夜の夜行で、我々二人は 上野から北海道への新婚旅行に発ちます。空路もありましたが まだ国鉄の夜行で朝青森に着き、確か4時間位の青函連絡船で 北海道に入るのが一般でした。
寝台は 出張旅行で慣れている私が上段に寝て、女房には 下段に寝て貰います。本当は 同じベッドで、抱き合って 寝て行きたいところですが、ほかのお客も居るので そうも行きません。下段に腰を掛けて話し 10時近くにキスをしてベッドに這入ります。翌朝は早くに青森に着き 小走りで連絡線に乗り、6時頃に出航し 二人は入れ込みの大部屋で、ゴロ寝して 手を繋いでいました。
あと1時間くらいで 函館に着くと云う頃、二人でデッキに出ると 進行方向に尖った山の先端が見えます。前の出張のときにも見た 駒ケ岳です。女房は 始めて見る北海道の姿に感激しています。乗換時間の短さもありますが 函館でも何故か周りの人も、急ぎ足で列車に乗り換えます。車窓に 駒ケ岳の山容の変化を見ながら、やがて札幌に着き 昼過ぎには旧北海道庁の脇にあった和風旅館のF屋に入りました。宿に 荷物を置き、昨日の結婚式で 忙しくて食べ損なった引き出物のデコレーション・ケーキを宿の番頭に渡し、〝夜食の後で 一口食べさせて〟と頼んで 札幌の街の見物に出ました。
明日の予定は 午前中は支笏湖の観光に往復し、午後は バスで市内遊覧です。夕食後 頼んで置いたケーキの味を見ます。高度成長期の始めでしたが まだそう云うものが珍しい頃で、銀座の「月ヶ瀬・ベーカリー」の ピンク・うす緑・チョコを放射状にデコレーションした彩りが品良く奇麗でした。部屋は和風の畳敷きで 窓は雨戸無しでカーテンを曳くだけです。時間になると番頭さんが 二組の布団を敷き、二人は寝巻の浴衣に着替えます。寝床に胡坐を掻き 黙って手を拡げると、女房はそこへ横坐りに尻を乗せ シッカリと抱き付きます。静かに唇を寄せると 女房も眼を瞑って唇を寄せます。
柔らかな女房の舌に 私の舌を絡めると、〝もうナンにも 気にするコトは無いんだ!…〟の思いで 胸が一杯です。「ヤット 二人キリだね…」「エェ…」 二人は暫くそのままでしたが、何だか 締め括りが付きません。普通ならココで 肉体の初夜と云うことで、ヤルべきことを ヤルのですが、前から 「身体のことは 一番遠くの摩周湖へ云ったときに…」と話し合っていましたので、彼女も その気で居ます。私のペニスは もう彼女の尻の下で固く硬直し、彼女も それを肌で感じている筈です。情熱で押し倒して それを挿入しても、恐らく彼女は〝しょうが無いわねぇ…〟と それを受け入れて呉れるでしょう。
でもそのときは 何故かそれは出来ませんでした。取り敢えず灯りを消し 抱き合ったまま「ねぇ 二人だけの始めての夜なんだから、…身体のコトは摩周にするけど… 何か したいネェ…」‥ 「エェ…」‥。「ねぇ… もう夫婦なんだから…、全部脱いで 抱き合ってみようか?…」‥ 一寸間があって「イイワ…」です。お互いに立ち上がり 後ろ向きになって浴衣を脱ぎ捨てます。「イイィ?… 向くよ…」‥「ハイ…」で向かい合うと 闇に女房の裸身が白く立ち、手を添えている股間に 陰毛が薄く見えて居ます。私のペニスも陰毛の中にそそり勃ち ヒクヒク脈打つのが女房にもハッキリと見えて居る筈です。
灯りは消してあるので 外から見える気遣いはありません。窓辺に行きカーテンを開けると折からの名月の光が部屋の中の寝床の上まで届きます。窓側の寝床に坐り 「ココへ お出でよ…」と呼ぶと女房も来て坐ります。二人は枕を並べ 私はその下に左腕を伸ばして横になると、女房もそこに頭を乗せ 身体を伸ばします。我慢できず 女房の左腿に右手を掛け引き寄せると、女房も尾瀬の時のように その左足を私の右腿の上に掛け、右足を私の両足の間に割り込ませます。そしてひとつ腰を浮かし 深く組み直し てガップリと抱き合うと、お互いに夢中で 両手でお互いの身体をまさぐり始めます。(続く)
【同穴 : 月光Ⅱ】
(Ⅰより 承前)私のペニスは女房の肚に突っ張り 先端はカウパー汁で彼女の肚を濡らしています。
素肌の抱き合いは 尾瀬でのトレ・パン越しの感触とは全く別で、新鮮な温かい快感で 気が遠くなりそうです。暫くは唇を触れ合い 眼を瞑って全身を触感にしていましたが、その内に私は ジックリ女房の身体を見たくなりました。少し腕を弛め 「身体を見ても イイィ?…」と云うと 「ウン…」と応じて呉れます。私が女房から離れると 女房は上向きに両脇に手を伸ばします。上体を起こして見ると 始めて見る女性の身体が白く横たわり、もう覚悟したのか前を隠すことも無く 手は両脇に伸ばして、何とも 美しい姿です。
奇麗な 私の好きな女房の横顔…、それが今まで見たことも無かった 全裸の身体に繋がって不思議な感じです。黒髪が乱れ流れ そこから出た白い首が盛り上がって乳房になります。そこからなだらかに肚になって そこに薄めの陰毛が逆立ち、ふくよかな太腿を経て 脹脛から足先が伸びています。我を忘れて 乳房に飛び付きそれを口に含むと、「アァッ…」と小さな声を立てて緊張しますが 直ぐ力を抜いてしゃぶるのを許して呉れます。舌で乳首を転がすと 乳首は固くなり、その舌先の抵抗感が ゾクゾクと堪りません。右手でそっと陰毛を撫で その手を股間にやると、流石に 女房は手で隠します。
その手を静かに脇へ除け 改めて陰毛から撫で下げて股の間を探ると、指先にヌラヌラと 粘液が触ります。〝アッ… 膣汁だ!〟 瞬間…淫液〟なんて言葉が頭を過ぎり、頭がカッとして 思わずその割れ目に指先を当てます。女房はもう 私の為すに任せます。割れ目の前を探ると 中に小さく尖がったものが触れます。〝コレがあの オマメ(クリトリス)か!〟と ソコを小さく丁寧に撫で廻すと、そのオマメは 直ぐ固くなり、ときどき指を 割れ目の奥に滑らせると、その辺りはもう すっかり潤っています。思わず指を上向きに入れ 陰唇に触りたくなりますが、ソコまで遣れば 恐らく我慢出来ないしょう。
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